5~8集
いや、毎回記事書くつもりはないんですよ、ほんと。でも、ため込んでしまうと体に悪いしねw
今回のびっくり仰天は、趙志敬に命がけで彼を慕う恋人がいた~~
で、
今回の予想通りは、小龍女はミスキャスト
桃花島にやってきた楊過、その後を追っかけて西毒も桃花島へ。
郭芙と武兄弟にははじかれ、黄蓉には嫌われ・・・というここでのお話は一応そのまんま。
でも、郭芙たちにちょっかい出して、海に突き落とされたりする原因は楊過自身が作ってたりときわめて悪辣な子どもになってる。
その楊過を心底大事にするのが郭靖で、彼にだけは気を許す。まあ、こんな楊過ではこの先心配。
で、やってきた重陽宮。
できのいい尹志平とできの悪い趙志敬が2大弟子で、その他大勢の弟子のトップに立ってる。
その上にいるはずの全真七子は丘処機以外には誰も登場しない。
楊過を弟子入りさせようとやってきた郭靖が小龍女に求婚にやってきた霍都一行と間違われて、郭靖vs全真教集団の大バトル。
でも、その後、いざ弟子入りになって、尹志平でなく趙志敬を選んだのは楊過自身・・・
なんでかというと、趙志敬は自分の恋人を男装させて重陽宮に連れ込み、尹志平を追い落とす手伝いをさせているのを楊過が知ってしまったからで、要は自分が有利に立てる師父を選んだってことです。
楊過が趙志敬に「あんたは俺にはかなわないんだから、おとなしく武芸を教えてろ~」みたいに言い放つんですから、性格悪いことこの上ない。
楊過が小龍女のところに転がり込むことにはもちろんなるんですが、いじめられてどうのこうのというよりくっついてきた西毒のことを隠しきったせいで、全真教にいられなくなった展開。
そして、丘処機以外の全真七子がいないもんで、孫婆婆を殺してしまうのも丘処機です。いいのか、これで?
あれやこれや省略しますが、結局、古墓に入り込んだ楊過。
小龍女がそこにいるわけですが、この「小龍女」なんか根本のところでキャラ設定を間違えてるとしか思えない。
だから、こういう健康的なしもぶくれのえくぼ美人を配役してしまうんでしょうなあ。
古墓派純粋培養の小龍女は、雪のように真っ白な肌、感情を表すことはなく氷のように清らかな美少女・・・のはず。
だのに、楊過につられてすぐにえくぼでニッコリするは、気に入らないとふくれっつらになるは、楊過が作った食事をパクパクがっつくは~
とにかくレンコンパリポリ食べてる龍女なんかヤダ!
小龍女が楊過を弟子にして、雀キャッチならぬ蝶々キャッチの修行の最中で、子役から陳暁にバトンタッチ。
見かけ的には、交代したことに違和感はなかったです。この先の方が心配ですがw
この間に王朝陽@厳寛と林朝英@董璇の過去の軋轢が語られますが、やたらにひらひらしてるは于正の好みでしょうな。
しかし、厳寛だいぶ前に名前を厳屹寛に替えてるはずなんですが、クレジットそのまま?
五絶それぞれ若いころの恋物語を繰り広げるというのは、あらかじめ知ってたことなので、今更びっくりもしません。けど、このおちゃらけ趙志敬に彼の立場を守るために自殺してしまう彼女がいたんて話、誰が見たがるんだ?
ついでに、今回の霍都はトンデモ笑傲江湖の計無施の中の人で、むだにイケメンです。この人も、山河恋でドドをしてたし、ほんとに役者のバラエティが少ないですねえ。でも、イケメン鑑賞できるからゆるす。
尹志平も、ドラマの冒頭近くですでに小龍女を見かけて一目ぼれ、掌門の地位を得るために彼を殺そうとする趙志敬にいいように操られて、泥沼に沈みかける。
これで死ぬんだからと思いっきり「劉姑娘、愛してます~~」と叫んだところを、李莫愁が助けたりするもんだから、また恋心を掻き立てられて小龍女の幸せのために古墓から解放する~とかいって古墓に一緒に乗り組むいう悪循環。うっとおしい話の元はずっかりもう出来上がってます。
ほんとミスキャストしか思えない配役の続く中、今回ただ一人はまった~と感じられたのは郭靖の鄭国霖。彼、絶世双驕の時に、林志穎とTAEと三人一組で江湖三美少年とかで売ってたんですけどねえ。ぼ~~とした中年バージョン郭靖がぴったりはまってます。武芸は超一流でも頭の方ではからっきしな郭靖キャラとしては、李亜鵬版に負けてません。