1~15集
フルタイトルは龍珠伝奇之無間道。龍珠伝奇だけで検索かけると、ドラゴンボールが出てきますな。
軍師聯盟と交代に見てるドラマです。見始めたのは先。
90集もあるけど、1集あたりは実質30分ないんで、さくさくっと進んでいます。
親政を始めたばかりの鬱屈としている康熙と滅亡した明朝の公主の恋愛物語なのですが、長いだけあって登場人物の数は多いし、それぞれの愛情関係を含めた人間関係も錯綜、おなじみの呉三桂やら鰲拜といった悪役との権力闘争、、子どもやらなんやらのすりかえに兄弟の生き別れ、華麗な清朝宮廷の風俗に、斯琴高娃までが孝荘文皇后で登場して、ともかく何やかやと賑やかなドラマ。
ヒロインの易歓は、崇禎が自死して明王朝が実質的に滅びた後、南朝を立てた残存勢力最後の皇帝永暦の娘だが、娘が生まれるのは滅びの兆しという予言のために、ちょうど生まれていた晋王の息子と入れ替えて育てられる。
永暦が呉三桂に殺害されたのち、復明をめざす晋王たちは明珠谷という閉ざされた谷に籠って、「太子」慈煊とその婚約者将来の「皇后」易歓を含めた5人の子どもたちを厳しく訓練している。
やがて、成長した4人はそれぞれ都に出てくる・・・
一人、十分に訓練がつめていないと残された易歓も勝手に男装して上京。
そこで出会ったのがお忍びで町に出てきていた康熙。二人は意気投合、易歓と龍三と名乗っている康熙は義兄弟の契りを結ぶ・・・易歓が大哥、龍三が小弟。
自ら、面倒を起こすし、面倒に巻き込まれる体質の易歓。
鰲拜の手先として、康熙の元へ送り込まれることになる。
これに続いて、易歓の「兄」で医師の李剣卿として慈煊が宮中に入り込み、すでにほかの秀女に入れ替わって麗貴人となっていた師姐雪傾城たちとも連絡をとりつつ、鰲拜と康熙の中を裂き、明朝の残した宝の鍵を握る銅箱と金の鍵を探そうとする。
易歓と慈煊、実は皇帝である龍三との三角だか四角だかの関係、決められた婚約関係にある易歓と慈煊とわかっていても慈煊が好きのに康熙の側室になった雪傾城。それに、別行動で呉三桂の息子呉応熊に接近した樊倩影は彼との間に愛情を感じるようになっている。
とまあ、ややこしい。
易歓が康熙の侍寝に召し出される場面、例の裸にくるくる・・・で運ばれていったけど、色気も何にもない。
顔を見られないように仮面をつけた康熙と毎晩、酒を飲んだり、ばくちをしたりで、三日間。三晩続けて、召し出されたので、答応になりましたが、何もない。
なにしろ、康熙=龍三なもんで、龍三への思いを聞かされた康熙はすっかりいい気分。でも、翌日、護衛のかっこうで密会してみれば「ごめん、親の決めた婚約者がいるの」
まだ、易歓は龍三の正体を知らないし、易歓も慈煊も自分たちの正体を知らない。
気軽に楽しめる女性版鹿鼎記というのあたってます。
ところで、このドラマの配役ですが、青雲志から主役の二人を引いたキャストといってしまってもいいくらい。琅琊榜と偽装者のダブりよりもっとダブってる。青雲山の師父たちのほとんどが出てきて、また師父をやってるし・・・康熙は秦俊杰、慈煊は茅子俊、易歓は楊紫、雪傾城は舒暢、晋王が何中華で永暦が黄海冰・・・以下省略w
このキャラは青雲志の誰?ってクイズが成立するくらいですが、私はやらんからねw
目新しいのは呉三桂の劉立偉。お懐かしい・・・
青雲志のことがあるから用心しつつ、軍師聯盟の合間にちょろちょろっと見るには楽しくていいです。