37~46集
10集前後のぐちゃぐちゃしていたころから比べると見違えるようにおもしろく見ています。
ごちゃっと出てきていた恋愛系の話が元凌と卿塵、朵霞と卿塵にやはり思いを寄せてるらしい元湛の一組と、十一皇子元と殷家の娘采倩あたりに絞られて小ざっぱりしました。
その分、いよいよ顕在化する四皇子元凌と七皇子元湛の皇位争いに、それをあおる父皇帝元安の皇帝家内の表面は穏やかなのに水面下で真っ黒という人間関係。
元凌母と元湛母の企み、暗巫とやっぱり生きていた九皇子元溟の企み、梁国の企みに阿柴族の朵霞についてきた将軍木颏沙の企み、さらには巫族の長老昔邪を探す卿塵たち巫族・・・と企みだらけになりました。
ストーリ紹介するのも言ってみたらネタばらしているようなもんだし、毎回どこまで言っちゃっていいのかな~と迷っています。こんなところでもストーリの手掛かりに来てくださる方もあって、迷いながら結局毎回おんなじ調子で内容紹介してます。
なので、今回もこの画像下は先の話なんか知りたくないという方はスルーでお願いします。
九転玲瓏陣のことも玲瓏使のことも知った元凌が、「弟」元漓に「お前、玲瓏使だってな~。十二弟と変わらないじゃないか」と事態を白状させ、残り二か月の命だという卿塵のダメージを減らすために自分がそれを肩代わりできるようにさせる。
しかし、この玲瓏使。もっと絶対的な異世界の守護者風に見えたんですが、どうにもこうにもチャラい。元凌についで、聞かれもしないのに元湛にもペラペラ秘密をしゃべってしましたわ。
その元湛、跡継ぎを決めようと考える父皇帝からは「軍神凌王、賢王湛王」と見られ、行政方面で手腕を発揮。彼の母やその実家殷家では次期皇帝にしようとあれこれやってる。
本人は表面ではあくまでも穏やかに十一皇子と采倩の恋を助けたり、元凌と協力して梁王の計略をくじいたりしています。どこで化けるか?
問題の凌王の妃選びは、ぐずぐずになっていたところに朵霞公主が阿柴族を助けるためには凌王妃の名目がいると元凌、卿塵に切り出し、実質のない政略結婚成立。朵霞、あくまでも一国の公主として政治家の立場を優先。大嫌いなどろねば三角関係にならずにすみました。
これも本人たちの意思で・・・というのではなく、皇帝に卿塵殺すぞと脅されて仕方なく朵霞との婚儀を承知していますが、結局、皇帝は二人の息子に操られてしまったという形を作ったあたり、このドラマも脚本しっかりしてるな~と思わされます。
この間に、宮中では凌王母と湛王母が暗躍。実は暗巫の凌王母の企みで、卿塵が捕えられようとすると元湛がこれを助けて城外へ脱出。
これで元湛を排除できるとほくそ笑む凌王母に、凌王の出生こそが最大の弱点とほくそ笑む湛王母という美しい大奥図式。
元凌の出生、つまり先の皇帝の遺児という秘密もあっさり母から告げられましたが、淡々と受け止められて、腹の中が見えない。
政治的権力闘争的に腹の見えない人が大勢揃っている中、はっきり見えるのが恋愛関係ということはメインは権力争い方面ということでいいんでしょうかね?
九皇子も生きていたし、太子を首になった大皇子元灏も灏王の地位を得たし、まだまだなんかやらかしそう。
で、いよいよ阿柴族・魏国連合軍vs梁国の戦争勃発。
別動隊を率いる十一元が采倩とのラブコメとはうって変わって使える将軍でかっこよく決めてます。もっとも四面楚歌までやらかしたのにはワロタ。
連合軍オセオセですが、梁国と内通している木颏沙のバレバレな動きとか、暗巫と結んでいる元溟の動きとか卿塵の脱出の影響とかいろいろ盛り上がりそうなラスト十集まで来ました。
軍師聯盟2始まるというので、せっせと見てたのに始まらないんですよね~~これも中華ドラマのお約束?
そのおかげでこっちがリアタイに追いつきかけてますw
しかし、皇子たち衣装持ちw