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琅琊榜之風起長林 その2

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9~12集

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 先週分続き。

 年越しの場面が出てきて、長林王府の父子三人が、先帝から下賜されたという文字の書かれていない白木の位牌を祀っている場面で不覚にも落涙。
 琅琊榜を見ていたからこそ、この意味が分かってしまうんですよね。

 こういうところで琅琊榜とのつながりを意識してドラマ作りをしているんですね。好ましいです。
 もちろん話がつながっているわけですが、他にもいろいろと気になることが・・・

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 まずはとにかくみかんがたくさん出てくる。それにみんなよく食べるw 手前には「やかん」の代わりに「なべ」がw
 ふわふわ毛皮のマントとか衣装がいっぱいですが、基本的に黄暁明の平章の衣装は靖王と梅長蘇、劉昊然の平旌のは飛流という感じでしょうか。
 長林王府が靖王府と同じ建物(象山衛視城の屠岸府)なんですが、これは設定上もそうなんでしょうか?空いた所はまた割り当てると霓凰郡主が言ってましたし・・・あり得るかと。
 
 でも、ただつながっているというわけでもなく、あ、バージョンアップとか思う場面も。お茶の入れ方もそのうちかもしれませんが、年越しの宮中の宴会の料理がめっちゃ豪華で笑ってしまった。これなら「琅琊榜の料理?みかんと??」と首ひねらなくてもすみそうです。でも、みかんはちゃんとあったw

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 大嫂の浅雪に命じられて林奚のところにお菓子を持っていく平旌。景琰の時と違って、大通りを岡持ち持って歩くので、おじさんがガン見してるとか地味なところで大受けしてしまいました。

 その平旌、琅琊閣で何してたんだという疑問があったんですが、どうも武芸の腕を磨いていたらしく、兄たちからも高手として認められている。
 彼と組んだら琅琊高手榜第1位の墨淄侯でさえ倒せると平章が言うのは、禁林軍を率いる荀大統領。こちらは蒙大統領の弟子ですが、腕だけでなく、頭も切れる。

 長林王府を狙う濮陽纓に言わせると、これに次ぐのは蒙浅雪だそうで、さすが蒙大統領の甥の娘。

 久しぶりに素直に「黄暁明、美しいわ~」と思って見られるのも、ありがたい。

 で、ここから、ストーリに触れてます。

  
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 話が進むにしたがって、長林王府がかつての赤焔軍に重なって見えてくる。

 この一家を取り巻く状況はピリピリしている。先帝つまり蕭景琰に養子として迎えられ、現皇帝の義理の兄という庭生の立場に加えて、長林軍という強大な軍事力を備えているとなれば、皇后を初め他の重臣たちから煙たく思われて当然。

 それが形になってきました。長林王府の世子平章の妻蒙浅雪の白粉入れの箱に子どもが出来なくなる毒薬が仕込まれていることを林奚が発見。皇后からの祝いの品のこの白粉入れに、毒を仕込んだのは誰なのか?平旌と平章は調査を始め、林奚は治療の方法を探す。

 平旌の仲良し蕭元啓は莱陽侯の遺腹児で、小侯爺と呼ばれていますが、この父親の死と皇家の一員なのに表舞台に立てないこと、そして彼の母莱陽太夫人がひそかに皇帝を呪っていることの理由は何なんでしょう?

 その莱陽太夫人を背後で操る濮陽纓、皇后のお抱えとしても暗躍、彼も長林王府と皇帝に対する憎悪を持っていますが、その理由はなんでしょう?

 そして、東海から使節団がやってくることに。この使節団の中に琅琊高手榜第1の墨淄侯の名前があり、7年前に難産で死んだ淑妃の祭事を行いたいという要望が出される。この淑妃と莱陽太夫人は東海から同じときに梁に嫁いできたというつながりが。この7年前の妹淑妃の死の原因に納得していない墨淄侯が、東海の使節団より先にひそかに金陵に入り込み、暗躍している。そして、またそれに絡んでいく濮陽纓。怪しげです。彼らの狙いは何なんでしょう?

 と、謎がいっぱい。今回の話は、謎を追うという要素が強かったんですが、どうも平章と浅雪が結婚し、淑妃が死んだという7年前に何かあったようだし、さらにその前蕭元啓の父親が死んだときにも何かあったはず。それに梅長蘇が安配していった蕭景琰即位までの事件がどう絡んでくるのか、続きを見るのが楽しみです。


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