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琅琊榜之風起長林 その7

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38~42集

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 先週分の残り5集。
 新しい局面に向かってます。

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 長林王蕭底生の葬列が金陵を出ていくところから。

 長林王府を取り潰したと喜ぶ太后一派、じっと見送る複雑な表情の皇帝蕭元時。

 庭生の遺言に従って、衣冠は王陵に遺体は梅嶺に葬られました。この梅嶺を自分の墓所に指定した庭生は、結局自分の出自や梅長蘇の正体を知っていたんでしょうか?

 その後、3年間の守孝を命じられている蕭平旌は、嫂蒙浅雪や甥の策児らと共に琅琊閣に。外界のことは見ない聞かない尋ねないと決めて、緊張感から解かれてそれなりに安逸な毎日。

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 平旌たちが悠々と毎日を送っている間、金陵では蕭元啓がちゃくちゃくと足場を固めている。墨淄侯と手を組んで、東海がまずは十州を奪い、それに応戦するために自分から出陣を求めた元啓。最初からできていた話の通り、3か所を残して、7州を取り戻す。この手柄の褒美として、荀白水の娘で太后のお気に入り荀安如を妻に。続いて、郡王にもしてもらって、どんどん立場を強化。ただし、墨淄侯の使者との密会を安如の侍女に見られてしまい、この娘を入水自殺に追い込む。当然、この娘が生きていて・・・

 そんなことをやっている間に平旌の守孝期間3年が終わろうとしている。

 そこへ薬草図鑑を作るということで諸国を巡っていた林奚が戻ってくる。次いで、こちらも諸国をまわっていた荀飛盞もやってくる。

 皇帝は懐化将軍解任、長林軍解体はともかく、長林王の身分は当然平旌のものだと言い出して、母親フリーズ。もう兵権を持っていないから・・・となだめる荀白水だけど、令牌はいまだに平旌の掌中・・・

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 琅琊榜では、立場の違いこそあれ、役に立たないウザキャラってのはいなかったんですが、今回はこの太后がほんにウザい。役にはたたないわ、邪魔はするわ、立場だけは強いわ・・・で鬱陶しいこと限りない。同じ穴のムジナであるはずの兄にもウザがられ、父親に似たのかまともな判断のできる息子にはウザがられてます。こういうのばっかりがあふれてる大奥ドラマなら目立たないのかもしれないけど、琅琊榜なんでめっちゃ悪目立ちしてますね。
 ラスボスらしい元啓なんかより、よほど嫌われキャラですわ。

 ここに来て、新しく将軍二人が登場。一人は妻子を例の濮陽纓の企んだ疫病で亡くし、それが実は息子の命と引き換えに一つの町を生贄に差し出した太后の指示だったと元啓に聞かされ、彼の皇位簒奪に協力する気になった狄明。
 あんな太后とその息子じゃ、亡き祖父の面汚しとか言ってますが・・・亡き祖父武靖帝ってのが蕭景琰なんですね。ほんと、息子たちの妃選びしくじったとしか思えないですわ。

 もう一人は、戦場で大梁の軍事情報が洩れていることを知った岳銀川。皇帝に召し出された彼が途中で安如の侍女を助けてます。

 琅琊閣では、墨淄侯が東海の実権を奪ったことを知った平旌が、再び外界の情報を集め分析を始める。その中で、元啓の裏切りを確信し、東海が占領を続けている3か所こそ大梁攻撃のかなめであることに気づく。

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 これと同じことを現場で気づいたのが岳銀川で、それを皇帝に訴えようというところ。

 今回の中では琅琊閣内での場面が多く、長林軍、兄の死、大渝軍といった重荷から解放され、自分を立て直していく平旌、それを支える藺晨や藺九たち琅琊閣の人々、浅雪たち。

 甥っ子とにらめっこしたり、武芸を磨いたりと毎日を送っていた平旌が再び立ち上がるきっかけになったのが藺晨が書いた今年の琅琊高手榜のリストに墨淄侯がないという事実だったわけだし、その後藺晨と藺九が平旌や荀飛盞と共に状況の分析をしているんで、政治向きには関わらないという琅琊閣の方針も、個人的な思いでなあなあになるのは昔と変わらないようです。

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 後8集を残すだけになってしまったんですが、最後に金陵の皇帝がどうなるのか?平旌は長林王として父の後を継ぐのか?というようなところは読めないものの、入水した侍女とか平旌が持っている令牌とか、琅琊榜の時よりなんか伏線が分かりやすい気がしますが?

 
 


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