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Channel: 江湖迷人
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開封・少林寺の旅 その7

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9月16日後半 崇陽書院、禅宗少林音楽大典

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 また、台風が来た。最近の台風は、来るたびに「今までにない」とか「○○台風と同じような」とか恐ろし気な二つ名がつくんですよね。ほんとかなわない・・・
 というわけで、今日明日くらいはまた「籠ってドラマ三昧」決定ですわ。停電しないといいけど・・・それ以上の被害は考えたくない・・・

 少林寺から崇陽書院へ移動。ここは儒教の書院で、道教の中岳廟、仏教の少林寺とあわせて道仏儒の三大宗教の故地を廻ったことになります。どこも長い歴史を持ち、その時々の政治や権力によって保護されたり、迫害されたり、寺になったり道観になったりと変遷してきます。
 この崇陽書院も唐の太宗が訪れ、宋代には司馬光や范仲淹などが学び、明末には戦乱の中焼失し・・・という歴史を持っています。

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 階段を登った門の横には「大唐嵩陽観紀聖徳感応頌碑」がありました。隷書が美しい碑ですが、文は李林甫によるものだそうです。歴史が目の前に出て来た気分w

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 ここからうっすらと大室山を見ることができました。ドラマなんかで鬱蒼と樹の茂った「大室山」が出てくるのは嘘ですからね~というのを激しく納得。ほんとにでかい岩山です。

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 門をくぐると、大きな柏の樹が。前漢の武帝によって大将軍と名付けられたこの木も樹齢5000年とか・・・すごいパワー持ってますね。

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 こちら小将軍。

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 焼亡前の少林寺の写真もここに展示されていましたが、撮影禁止でした。でも、少林寺のホームページにはしっかりアップされてました。

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 ここで森林浴もしっかりして、ホテルにもどりました。

 夕食はホテルで。昨日と同じ料理があるのはとってもおいしかったのでリピートしてもらったのです。

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 食後、禅宗少林・音楽大典の鑑賞に出かけました。自然の風景を舞台に人間のパフォーマンスとにプロジェクションマッピングを一体化したこういう種類のショーが最近増えてきました。
 ここではもちろんテーマは少林寺と少林武術。

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 ところで・・・ここで、迷子さん的には一大事がw

 前のでかい人がスマホで舞台撮影するのに両肘を広げてくるんで、前が見えない迷子。我慢しきれずに、その腕ポンポンして、「看不見!」とやっちゃいました。通じましてね~則、腕がたたまれて「这样可以吗」とw 見えない腹立ちよりも、通じたのがうれしくて「 可以、谢谢」と許してしまいました。やっぱり言語は勢いw
 文句も言えなかった初武侠ツアー参加時から考えると、本人的には大進歩。

 舞台そのものは雨のせいもあってちょっと見づらかったのですが、なかなか楽しいパフォーマンスでした。ただ、坊さんが飛ぶと聞いていたのに、飛ばなかったのは雨のせい?

 ほんとに雨が恨めしい少林寺でしたが、明日は永昭陵から鄭州に移動します。


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