47~52集 プラス 番外編
武侠ツアーと旅日記のために間が空いてしまいました。
ツアー前後に見ていたドラマやら映画やらがたまってしまってるんで、印象が薄れないうちに書いておかなきゃと思って焦ってるんですが、すでに怪しいかも・・・
とりあえず、見終わったの、今見てるの立て続けにいきたいと思います。
予定としては、沙海、天盛長歌、闘破蒼穹、夜天子、それにお試しだけした唐詩三百案、天坑鷹猟、燈紅年代、鳴鴻伝なんかもありまして、またまた抖吧阿部之朵星风云とか新しいのが始まったし・・・まあ全部が私の好みでもないですけど、見たいのもたくさん。さて、困ったw
まずは、沙海。
このドラマ、なんといっても主人公の黎簇の圧倒的な成長していく主人公感が心地よかったんですが、最後まで見てもその印象は変わりませんでした。汪家の本拠地に連れ込まれて、「教育」され、汪家の一員となったと思わせた黎簇。実は彼はずっと呉邪の指示を受けて、汪家の本拠地を攻撃するための情報を求めていた。
生きているのか、死んでしまったのかと黎簇をやきもきさせた呉邪は、同じく死んだように見せかけていた解雨臣たちやようやく砂漠の地下から脱出してきた張日山たちと共に黎簇の情報によって、汪家の本拠地を攻撃。
この汪家の基地のショッカー秘密基地っぽさというかギャラクター秘密基地っぽさというかなんというか・・・最近テレビで何回かのリピした007の各種秘密基地もこんなもんだったっけ。
委細省略して~~
すべてが終わった後、再会した黎簇、蘇万、楊好の三人は、もう以前のようなちゃらちゃらした遊び仲間ではなくそれぞれがつらい経験をし、そこから抜け出してきた仲間に変わっている。
最後に高考に落っこち、やる気のかけらもなかった黎簇が短期間で好成績を収めて合格、「俺、卒業した!」と叫ぶ場面がありますが、三人が違う道をたどりながらもそれぞれ成長し、また仲間に戻っていったプロセスもストーリの中核でした。
以前と同じように可愛い女の子を探す蘇万と楊好ですが、これからの彼らを何が待っているんでしょうね。
少年たちが成長していく傍らで、年長者たちには後の世代をリードしていく大人感があります。かといって、完璧に悟りきった存在かというとそうでもなくて、呉邪は張起霊が姿を消して以来笑顔を見せないし、医師の梁湾はとことんマイペース。楊蓉の梁湾、当初うざかったんですが、だんだん可愛げが出てきました。今回、ヒロインと言えるようなストーリを引っ張っていく女性キャラはいなかったように思います。
黎簇を学校に戻した呉邪は、十年前に姿を消した張起霊を探して王胖子と共にさらにどこかに向かってます。一切は張起霊を探す呉邪の計略であって、本当の主人公は呉邪とも見えるんですが、実は呉邪が生まれる前から彼を利用した対汪家作戦が呉三爺たちによってたてられ、この物語もその一部であることがわかってきます。
張日山は、自分のすべては佛爺のものと梁湾の求愛を何度か退けていますが、やはり老九門のドラマの後に何があったのかとても気になるところです。
黎簇も呉邪も好意をいだいた女性は彼らを助けるための犠牲になり恋愛は悲劇の結末を迎えていますが、張日山だけが梁湾の愛情に応えています。
謎もたくさん残ったままだし、続きが見たくなる・・・のですが、今回番外編は別に必要なかったです。天意のようにカットされた場面を一集分にまとめたようなんですが、絶対に番外編が必要だった天意とは違ってなくてもよかった。主人公を変えて別の角度から話を見せるとか、後日談を見せるとかでもなく、ただこんな場面も撮影してたんですよ~的な漫然とした番外編で、正直がっかり。
このシリーズ、魅力的なキャラが多いのでいくらでももっとおもしろい番外編できると思うんですけどね~
なんか最後に蛇足が出てきて、大結局の後の充実感がそがれてしまった感じでほんと残念です。
演 員 角色
呉 磊 飾 黎簇
秦 昊 飾 呉邪
張 萌 飾 蘇難
楊 蓉 飾 梁湾
季 晨 飾 黒眼鏡
朱 杰 飾 王盟
朱 戬 飾 楊好
王皓軒 飾 蘇万
余天翊 飾 羅雀
張艺興 飾 解雨臣
于和偉 飾 呉三省
張銘恩 飾 張日山
陳明昊 飾 王胖子
肖宇梁 飾 張起霊
職員
出品人孫怀忠、破方倉、馬中駿
制作人巫天旭、韓冰、蔡佳、方芳、白一驄
監 制陳戴閣
原 著南派三叔《沙海》
導 演毛鯤宇
編 劇南派三叔、韓志杰、魏麗麗
美術設計劉勇奇
動作指導谷石軍
造型設計陳敏正
視覚特效金旭