38~56集
一気に大結局まで。
割にテンポよく、ダレることもなく最後まで見終わりました。
意図したわけではないんですが、ちょうどこの38集あたりからドラマは黄金瞳とそれを身に着けてしまった庄睿自身に関わる話になりました。前半のような骨董を売り買いするような話は影を潜め、スパイものか伝奇ものかという雰囲気が強くなりました。
秦代の馮権の話、庄睿の祖父世代の話、そこからずっと引き続く謎の黒幕の登場となります。黒幕ラスボスとの対立までに、中ボスを倒し、黄金瞳の由来と庄睿自身との関わりを解き明かしと活躍。
一連の謎が明らかになり、ひと段落ついたところで庄睿は黄金瞳をもたらした玉石のかけらを脳から取り出すことを決意・・・さて。
苗菲菲と秦萱冰との間に挟まった何気に「張無忌」な庄睿でしたが、秦萱冰は養父が実は実父の仇と知って「悪の道」から抜け出し、庄睿たちに力を貸して警察に自首。結局、庄睿の選んだのは苗菲菲ということで落ち着いたようです。
こっちがねばねばしなくてほっとしましたが、話全体も次々舞台を移しながら、大結局へ。
ただ、全体としてみるとミャンマーのエピソードはなくてもよかったんじゃないか、ま久しぶりに張衡平@張P版射英雄伝鲁有脚の姿を見たので満足。
演員的には、張P版笑傲江湖で左冷禅を演じてた涂门も久々に見られて懐かしかったです。
このドラマも数話続くエピソードごとにオープニングを変えています。最初の数話は張藝興しか出てこないイメージビデオみたいなんで引いてしまったんですが、そこからはエピソードの予告的な内容を入れたMV的なものになりました。
けど、大結局少し前にまた最初のものと同じ張藝興MVに・・・これは庄睿のドラマだという意味付けかなと。それはそれでよいと思うのですが、そのひとつ前のオープニングがネタ晴らしそのものでwまあ、配役見たときに予測はできた展開なのですが、これはやっちゃいかんでしょうね。
私はこれ以上詳しく書きません。なんかこれなら日本でも出されそうな気がするしw
オープニングをエピソードごとに変えていくという手法は、私は暗黒者第1季で見たのが初めてです。ものすごく印象的なオープニングが次々と登場、それがそのエピソードの内容をきちんと受け止めているのに、ドラマそのものとは別で、ネタバレにはなってないという作りに感心しました。その後、他のミステリ系ドラマや老九門なんかでもこの手法が使われるようになってきたように思います。でも、今暗黒者第3季をやっと見ていますが、やっぱり本家本元は別格だと、こちらを見ながら思っていたところです。
話には、中国各地からミャンマー、キエフと舞台が移り、そこの国の人物も日本人も登場するんですが、それぞれにいい人も悪い人もいて、「普通の」キャラだったのも、いい感じでした。
原作は一冊だけなようなので、これでドラマも「大結局」だと思うんですが、ラストシーンがまた「東方姑娘が湖底で目をぱっちり開く」パタン。
しっかり終わっとけばいいと思うんですが、なんでこういう後味の悪い終わり方を・・・と思うケースが多いんですよね。なんで?
ついでに言うと張藝興、おでこ出してる方がイケメン度上がる気がするんで古装も悪くないと思うけど、馮権バージョンの衣装着慣れていない感じでしたねw
しっかりとした古装劇でも見てみたいところ。湯唯、朱亜文の大明皇妃·孫若微伝に出てますが、これ後宮ドラマではなさそう?なら、私にも見られますね。けど、配信されるかどうかが問題というのが悲しい最近の状況です。
演員
張藝興 飾 庄睿
王紫璇 飾 苗菲菲
李立群 飾 徳叔
王櫟鑫 飾 皇甫雲
韓童生 飾 古天風
陳泇文 飾 秦萱冰
孟阿赛 飾 彭飛
窦柏林 飾 小趙(趙海峰)
洪剣涛 飾 馬哥
盖雨嘉 飾 小島明子
職員
出品人龚宇
制作人白一驄、李莅櫻
監 制鉄佛
原 著打眼
導 演林楠
編 劇張鳶盎