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青雲志 その10

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55集(大結局) このやろっ!(号泣)

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 というようなわけで、1週間待たされた挙句の55集大結局。中国電視劇ワールドでは何が起こっても不思議はない。ありえないこともしょっちゅう起こる。とは、知っていても、こんなんひどい!!(号泣)

 青雲派vs魔教連合軍の戦いが始まる。碧遥の父鬼王と戦い、血を吐いて地面に叩き落された小凡。そこに誅仙剣だかなんだかいっぱいの剣を従えた掌門道玄が姿を現す。
 ところが、この道玄、倒れている小凡を見て、正邪3つの法術を身に付けた小凡は災いの種と倒れているのをいいことに誅仙剣の狙いを小凡に定める。

 なんにも間違ったことにしてないのに、何でまた自分を殺そうとするのかと愕然とする小凡。闇落ち!と思ったに・・・

 そこに碧遥が割って入り、小凡の身代わりとなって誅仙剣に倒れる。

 目覚めた小凡は鬼王宗の元にいた。助けたのは魔教の方なんですね。碧遥が身に付けていた金鈴にまだ彼女の意識が残っている、続命之術で彼女の死を七日伸ばし、その間に復活させようという鬼王と共に施術を行う。

 そこに青雲山を脱出した蒼松と玉陽子が攻め込んでくる。これで、正邪だけでなく、三つ巴になった。

 彼らを退けた鬼王だが、重傷を負っている。

 青雲山では、雪や惊羽たちが中心となって、魔教への対抗策を立てている。それにしても、この場面で、道玄が小凡を殺そうとしたことへの言及が一切ないのは不可解。

 碧遥を助ける霊薬を探しに出た小凡。まだ正体がバレていない簫逸才に同行する惊羽。彼らが再会するのは・・・

 で~

 なんか夕焼けの中で、碧遥に語り掛ける小凡でおしまい!
 闇落ちなし!

 中華サイトの評判でも、「なんじゃこりゃ?」「碧遥は死んだのか?」「小凡も死んだんじゃないか?」とかいう素直な疑問と、「鬼どうした?」「霊獣はどうしたんだ?」という情報先取り組の怒りで炎上しとります。

 もともと二部構成で作るつもりだったらしいけど、それならそうでもっと上手に脚本作れよとしかいいようがない。
 55集も延々付き合わせといて、なんだ?というのが普通の視聴者感情だし、原作や俳優のファンにしたらこんな中途半端なところで放り出すなんてなめとんのか~となって当然。

 迷子さんも、ずっと黒小凡楽しみにしてたのに~~(号泣)
 悔しまぎれに画像は全部鬼

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 いや、私はことさらに李易峰のファンということではないですけど、見かけだけでなく古剣奇譚当時に比べて演技もずいぶん達者になったと素人ながらに見ていた彼の闇落ち以後の演技に興味があったのも確かです。それに、中華ワールドでは幻仙ものの先鞭をつけたと聞く誅仙という話にも興味があったのに~~(号泣)

 来年には第2部出すとかいう話も見かけますが、といって影も形もないドラマ版の盗墓筆記第2部とか、上中下の中だけ作ったままの王晶版倚天屠龍記とかろくでもない前例は山のようにある・・・(号泣)

 中盤の話がくどくて中だるみ気味だったこと考えると、あの辺整理したら55集で最後まで行けたんじゃないか?(号泣)

 この画像とか、どういう場面だったんだ?(号泣)

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 号泣し疲れたんで、もうおしまい。

 演員表
 
李易峰   飾   張小凡/鬼  張杰
趙麗穎   飾   碧瑶        陈奕雯
楊紫     飾   陸雪       季冠霖
成毅     飾   林惊羽       魏超
秦俊杰   飾   曾書書       姜広涛 
茅子俊   飾   秦无炎       鄭希
唐艺   飾   田霊儿       劉露
王源     飾   少年張小凡    斑馬 
王俊凯   飾   少年林惊羽
易烊千玺  飾   小七
白雪     飾   小環         唐小喜
劉学義   飾   萧逸才
焦俊艶   飾   金瓶儿      阎萌萌
傅程鵬   飾   鬼王        趙岭
趙立新   飾   周一仙      宝木中陽 
舒暢     飾   小白
李晨浩   飾   法相
梁婧娴   飾   燕虹
何中華   飾   道玄真人     宝木中陽
黄海冰   飾   万剣一      趙岭
蘆星宇   飾   蒼松道人     厳明
谢寧     飾   田不易       陸揆
楊明娜   飾   蘇茹        張凯 
姜鴻     飾   水月        邱秋
宗峰岩   飾   曾叔常 
熊乃瑾   飾   幽姫        邱秋
楊旭文   飾   青龍        陳浩
朴鑠     飾   李洵        楊天翔
呉越     飾   普智        宝木中陽 
陳創     飾   野狗道人     張磊
劉灿     飾   鬼先生/鬼医
鄭国霖   飾   宋大仁 
曾黎     飾   金鈴夫人 
修慶     飾   黒心老人
銭泳辰   飾   玉陽子       趙震
 
職員
出品人陳媛、王長田、孫忠懐、李力、劉妍
制作人細斌、鐘君艶、江新光
監制高新杰、趙枳程、李晓萍、王娟、韩志杰、翁志超
原著蕭鼎
導演劉国輝、朱鋭斌、周遠舟、朱少杰
編劇邵瀟逸、張少微


少林問道 その3

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28~42集

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 終わった!
 おもしろかった!

 聞道=無想父明徳を助けるかどうかでさんざん悩み、母梅姑が父を助けろと自害したことで、少林寺に二度と来ないことを条件に明徳の命を救う。以後、少林寺で薬僧としての修行を積む傍ら、十八銅人から武芸も習うようになる。高剣雄は開き直って明徳の手下として倭寇と取引し、金もうけをする一方で自分の兵を固めていく。こちらも開き直って梅姑亡き後の青楼を仕切り、倭寇との取引にも積極的にかかわっている李蓁蓁という三人。

 父親世代の方も極悪人として登場した明徳が、昔の倭寇との戦いで高剣雄の父や程聞道の養父に裏切られ、部隊は全滅自分はかろうじて命はとりとめたものの毒に侵されたという過去を持っていて、彼が大哥、二哥と持ち上げながら、彼らをいじりぬいた理由が明かされる。

 当然、あんた梅長蘇か?とつっこんだw

 それこそ正邪の区別があいまいな中で、確実に邪悪な存在厳世蕃が登場。

 少林寺では、方丈の正念が洞窟で面壁し続けている師父がすでに存在していないことを知る。実は、少林寺の方丈の印である金の鉢、袈裟、杖は敗火に与えられていたが、敗火はそれをすっとぼけて知らぬ顔をしたまま、正念に方丈をさせてたんですな。

 科挙を受け、役人となった楊秀は、倭寇と結託している厳世蕃を弾劾しようと図るが失敗。なにしろ、皇帝は嘉靖ですから、努力するだけ無駄という気も・・・

 結局、皇帝に直訴しようとして、杖刑にあってしまう。

 彼を助けた聞道は、ようやく僧としての悟りを得て、敗火と正念から方丈となるよう促される。

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 最後に、派手なシーンとして、高剣雄率いる明軍と聞道率いる少林寺僧が倭寇の砦を落とすという場面が出てきました。
 少林寺の弟子が「戦いに参加していいもんか?」と尋ねてるのに、「寧波の民が倭寇に苦しめられているから、助けるのが先」てなこと言って、先頭に立ってますが、いいんでしょうか?

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 ま、ともかく、倭寇の砦は落ち、明徳は息子をかばって死に、楊秀は砦で自爆して死ぬ。
 高剣雄は今度は自分の番だ、すべきことをすると、自らを証拠として厳世蕃告発を決意する。

 李蓁蓁も出家を決意、聞道は正式に少林寺方丈となる・・・

 で、40年後。彼ら二人の墓に詣でる老聞道。ラスト。

 高予算ドラマでもないし、派手なところもほとんどないんですが、脇役までそれぞれのキャラの個性が際立ち、起伏のあるストーリ展開が飽きさせませんでした。

 アクション場面も、少林僧たちの武術はすごい迫力ありましたね。空飛んだりはしないリアル武功って感じがしました。

 ほんとに見終わって、楽しかったとかすっきりしたとかいうタイプのドラマじゃないんですが、見ごたえ十分でした。
 
 私的には、久しぶりの郭京飛が見られたんでそっちも満足。
 今度は瑯琊榜2だね~~ん?暗黒者3???

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演員表

周一圍 飾 程聞道
郭京飛 飾 高剣雄
郭暁婷 飾 李蓁蓁
是安   飾 楊秀
張志堅 飾 明徳 
馮嘉怡 飾 敗火僧 
周野芒 飾 正念
趙帥   飾 梁五
李雨澤 飾 岡田 
何賽飛 飾 梅姑
 
職員表
出品人   銭大梁、楊震華、任仲倫、王建軍、張恵建、王勇、趙章山、包一晨、遅伝敏
制作     遅伝敏、傅華陽
監制    任仲倫、劉郡、凌鋼、陳一珠、呉韓冰、馬湘云
導演    傅東育
編劇    張暁峰、康荻

琅琊榜ツアー その1

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 興奮のあまり、もうツイッターの方で正邪ならぬ正誤入り乱れた情報を垂れ流してしまいましたが、しばらく一人で興奮してる迷子さんの琅琊榜ツアー記にお付き合いください。
 琅琊榜ツアーなんですが、場所が場所だけに他のドラマや映画のことも語らずにゃいられね~ということで、脇道より道ご容赦です。

1日目(11月17日 成田~杭州~東陽蘆宅~横店) 

 8時成田空港集合。今回のツアーは、参加者11人と聞いていたのですが、顔見知りの方が多い武侠ツアーと違ってどんな方が参加されるのかとわくわくどきどき。
 幸いツイッターで交流のある方も参加されていたし、何より以前にもお世話になった添乗員さんや武侠迷仲間のFさんがご一緒なので、心強かったです。
 赤焔軍の旗について、出発。

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 飛行機は今回も座席にテレビがなくて、残念。寝てるうちに、杭州空港についてしまった。

 早速現地ガイドさんと運転手さんと合流。このお二人には、旅行中ずっとお世話になり続けました。

 空港からはまず東陽にある蘆宅見学に。

 空港から2時間ほど走るということで早速一番目の琅琊榜グルメをいただきました。ドラマ中で静妃がお菓子を作るために花を選別してました。花びらを餡にしたちょっとサクサクするこのお菓子、鮮花餅という雲南の名物だそうで、楊麗萍@梅超風@射英雄伝と小彩旗@小蛮@仙剣雲之凡がキャラを務めてました。それだけで、もうワクワクな武侠迷です。

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 けど、このお菓子、百度百科によると乾隆帝の好物だったそうで・・・ここにも乾隆の姿が!!

 世界遺産にも登録された蘆宅古建築群は「北有故宫、南有卢宅」とか民間故宮とか呼ばれる明清時代から続いた旧家の大きな屋敷の建築群。 
 東陽で名高い木彫をふんだんに使ったいくつもの建物からなる盧家の旧宅とそれを囲む今も人々が暮らしている古い商家や木彫、鉄匠などの建物が往時をしのばせます。

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 ここはいろいろな映画やドラマで屋敷とか役所として登場しているそうで、どこを見てもなんか既視感がありました。もっともこの旅行中、琅琊榜だけでなくいろんなドラマや映画の場面が頭に浮かんできて、テンション上がりっぱなしだったわけですがw

 ちょうど今日本で放送中の韓棟の邦題「名家の妻たち」原題「愛情悠悠藥草香」の撮影も行われたそうです。韓棟ってば、「鹿鼎記」では7人の嫁さん、こっちでは6人がドロドロねばねば展開するらしいですが、女影の差してる役の多い人だ・・・
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 「霍元甲」とか「雍正王朝」とかの名前が百度百科にあがってましたが、そういや~~て感じですね。

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 これは多分「中国往事」の撮影風景だと思うんですが(見てない)、こうやってきれいに掃除して家具を持ち込むと、当時の豪奢な生活ぶりがしのばれます。

 入場したのがもう4時だったし、天気も曇っていたので、室内はもう暗かったので写真はほとんど外観だけになってしまいました。

 暗くなって、横店に到着、夕食は金華地方の料理。全体に日本人になじみやすい味付けでした。旅行中、えび、魚、きくらげ、茶わん蒸し風なんかの卵にはほぼ毎食お目にかかりました。
 
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 夕食は宿泊するホテルとは別のホテルでとったのですが、そこには霍建華・林心如夫妻が宿泊しているとか、私たちの宿泊先には周迅が泊まっているとか言う情報もありましたが、影も形も・・・如懿伝まだ撮影中かもとちょっと期待してたんですけどね~~

 中国旅行の夜の楽しみ、テレビのザッピング。なんと琅琊榜放送中なのを発見。11、12集やってました。この夜から毎晩、移動してはその先で琅琊榜探してザッピング三昧。
 偶然とはいえ、なんとラッキーなW
 
 ともかく琅琊榜ツアーの第一日目は無事終了。明日はいよいよ横店!!

琅琊榜ツアー その2

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2日目(11月18日 横店影視城 明清宮苑~広州街・香港街)

 とうとうやってきました、横店影視城!もうそれだけで、なんか達成感!!
 遠くに、近くに見えるあの屋根、あの建物!!
 感涙~~~
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 横店影視城というのは、一か所に広い野外セットや撮影所なんかが集中しているのではなく、横店の街のあちこちに広い野外セットや関連施設が点在していて、それぞれの間はバスで移動するほどの距離があります。セットにしても、すべてが公開されているわけではないし、公開されていても撮影が行われているとそちら優先でどこが見られなくなるかは運任せ。
 で、この日の朝、飛び込んできた情報は「今日から琅琊榜2の撮影が始まるらしい」という驚天動地もののビッグニュース。ほんとかどうか、ともかく影だけでも見られないものか、運が良けりゃ撮影開始の儀式でも見られるんじゃないかといよいよテンション上がりっぱなし。
 興奮しつつまずは明清宮苑に。

 明清宮苑!もう心当たりのある場面が多すぎて・・・とりあえず武侠モノじゃ鹿鼎記でしょう、碧血剣でしょう、無敵県令でしょう、後宮モノじゃ后宮甄嬛伝でしょう、歩歩驚心でしょう、宮鎖シリーズでしょう~~と言い出すとキリがない。実物よりは小さいとか言われても、この際そんなことはどうでもいいやw

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 まずはここ、走り回ってるちび小桂子とちび小玄子が見える気がする。

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 ここに見えるのは、黄暁明か韓棟か・・・それとも?は、見る人のお好みでw

 中では恒例のコスプレ撮影を営業してました。これを撮影のたびに片付けるのか~大変だねと小並感。

 とにかくどっち見ても、黄暁明の韋小寶がいそうな気がするのは圧倒的な見た回数の違いのせいですな。

 ツアー仲間の方が、皇上と娘娘sに扮して写真をとりましたが、後からやってきた中国人ツアーの集団にバシャバシャ写真撮られてましたわw

 宮殿を出て馬場に。横には御花園がありました。

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 ここで后宮甄嬛伝のこれとか、
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歩歩驚心とかなんやかんや撮影してましたね。見おぼえいっぱい。

 花千骨でも使ったらしいですが、CG入りすぎててようわからんわ。

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 馬場では、八旗馬戦というショーが行われました。康熙帝の前で八旗が武芸を披露するところに呉三桂たちが割り込んで、結局ケチョンケチョンにされて、ごめんなさいするというわかりやすい展開でした。乗馬術もすごかったし、武器もいろいろ、槍は飛ぶ、矢は飛ぶ、花火は爆発するというとっても楽しいショーでした。

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 続けて、地続きの広州街香港街へ。

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 ここは横店で初めてできたところということですが、ここにもいっぱい見覚えが・・・ただ上海の影視基地だったのかここだったのかイマイチ自信がないのも事実。上海だと思ってた偽装者はここでも撮影したんだ。

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 こんな場面とかはここで撮影してたそうですが、てっきり上海撮影だと思ってたんでチェックしてこなかった(泣)

 なんか撮影準備中でスタッフが倉庫から馬車の上の方を運び出していましたが、4人がかりでもものすごく重そうでした。輿だとこれに人が入ってるんだよな~と感心。

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 ここで一般公開されていない春秋唐園景区に特別に入場できるようになったので、別料金がいるし午後から予定してた華夏文化園をとりやめることになるけどどうでしょうかという提案がありました。もちろん参加者一同大喜び。だって、瑯琊榜のロケやってるとしたらそこなんですから。

 ということで、またしてもテンション上がった一同はいったん土産物を買いに移動。けっこう大規模な土産物センターができていて、それなりにグッズもそろえていました。でも、キャラグッズは瑯琊榜と芈月伝と青雲志のイラストモノがほとんどで、まだまだ今後の進化が待たれる感じでした。

 迷子さんは、「降龍十八掌」って小吃とクリアファイルとガイドさんが大量にお買い上げの地元クッキーを「これはおいしいに違いない」と購入。中国ではよく見るお茶ッ葉入れっぱなしタイプの小型の水筒も形がかわいかったので購入。しかし、うちへ帰ってよく考えたら、この中の茶こし、どこへ置くんだ?という基本的な設計ミスに気が付いてしまった。蓋が丸いのよな~

 何が何でも土産物かわせるぞ!という意欲に満ちた「迷路」を通り抜けて、食事に。焼き芋おいしかった!

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 食事の後は、いよいよ春秋唐園景区!!

琅琊榜ツアー その3

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2日目(11月18日 横店影視城 春秋唐園撮影基地~明清居区)

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 果たして琅琊榜2の撮影はやってるのか?わくどきしながら、バスで春秋唐園撮影基地へ。ここは一般公開していないということなので、撮影関係者の関係者という位置づけで通行証をもらいました。でも、撮影基地の門で直ぐに回収されてしまった・・・さっさと写真撮っといて正解w

 中に入るといくつかのドラマの撮影が行われていました。ここは他の景区以上に撮影優先なので、あまりキャッキャやらないように気を付けていたんですが、それでもやっぱりキャッキャしてしまいますよね~やっぱり。何度がスタッフに注意されてしまいました。

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 チャンバラシーンとか、花嫁行列シーンとか撮影してましたが、なんといっても撮影は待ち時間がほとんど。休憩中の役者さんとあれやこれや準備や打ち合わせしてるスタッフさんがいっぱい。

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 ここでは、アクションシーンのリハーサルらしきものが行われていました。
 我ながら、タイミングよく撮れたこの写真!!右端真ん中のお兄さんに注目ですよ~
 左にある梯子から右下にある(写ってない)マットに向かってくるりと何度も飛び降りていました。

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 きょときょとと見まわしながら見学を続ける我々。そこへ「导游?」と近づいてきたのが地元テレビ局のスタッフ。なんでも観光客を捕まえてインタビューと観光風景を撮りたいんで、頼めないか?とのこと。
 いや、しかし、ここって一応非公開・・・そこらへんは追及してはいけないんだろうw

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 どうせ日本のテレビじゃ放送しないからとOKする日本人一行。ツアー仲間のお一人を生贄に差し出しました。ごめん~

 こっちもびっくりしたけど、やっと掴まえた観光客が日本人グループだったあちらのテレビ局の人たちもびっくりしたことでしょうw
 
 で、肝心の「琅琊榜2」ですが、結局撮影準備がこの日から始まったということだったようです。執念で発見したこのスタッフ車!!!

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 俳優が入っての撮影までの準備にあちらでもこちらでも工事が行われていましたが、ちょうど琅琊榜2のセット準備の工事もどこかで始まっていたのかもしれません。残念だったけど、これでも十分満足。

 春秋唐園を堪能した後、明清居区へ。実はここはホテルのすぐ横でした。騒ぎ疲れてたので、ここではカートを利用。

 ここの川沿いのところは黄暁明の神侠侶や胡歌の射英雄伝をはじめ、それこそあれもこれもと見覚えのある光景でした。

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 老九門の二月紅の邸宅で宝探しのアトラクションがありました。老九門未見のみなさんには、おつきあいいただきましたが(カート移動なもんで申し訳ない)、キャー佛爺だ~、キャー二爺だ~~ともありがっちゃいました。
 でも、天井が水槽になってる隠し部屋はなかったw

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 近くには武林外伝のセットもあり、アトラクションもあったようですが、もう閉まってました。それにしても武林外伝の人気は衰えないですね。噂に聞いてた胡巴のアトラクションはなかった・・・

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 映画の狄仁傑で使われた孔子廟とか今建設中の円明園景区の模型とかも見学して、ホテルに移動。

 この夜の食事では、琅琊榜原作を読まれた方たちと靖王はあほの子じゃないから始まって、佛牙の話、藺晨と林殊、景琰の持つ能力の違いと大盛り上がり。あの時の佛牙がね~~とか、景琰が梅長蘇邸のすぐ傍で落馬してね~~とか言う話に返事が返ってくるという嬉しさに浸りました。これだけで今回のツアーに参加したかいは十分にありました。ほんとおつりがくるくらい。

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という長い一日の終わりには、琅琊榜13、14集が待ってました。


琅琊榜ツアー その4

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三日目(11月19日 横店影視城 秦王宮)

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 横店影視城二日目、やってきました秦王宮。

 一歩入ったとたんがここ。「神話」で胡歌@易小川が立ってたとこだ、「隋唐英雄」では玄武門になって喬振宇の李建成が余小群の李世民に殺されてたっけ~とかやりだすとキリがなくて、前に進めない。 

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 ちょっと横を見ると、この通路。

 いろんな場面で見たここですが、なぜか待ち伏せされてたり、残酷な粛清がおこなわれたりという場面で使われてた印象が濃い。

 入った早々撮影中だったので、通路の奥には進めませんでした。

 で、まっすぐトンネルをくぐると出ました秦王宮。

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 ここを見たことのない中華古装劇迷、武侠迷はいないんじゃないでしょうか? 
 
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 向かって右の空中の橋。ここではそのまた右から霓凰郡主と一緒に出てきた梅長蘇が庭生や靖王蕭景琰と出会う場面で使われていました。超有名な建物ですよね。

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 ただここも撮影中が多くて、橋の左半分とか太皇太后のところから出てきた梅長蘇が郡主に呼び止められた場面を撮影したところは立ち入り禁止でした。ま、仕方ない。

 そして、とうとうきました。ここ!秦王宮の中。池と橋のある王宮!
 この橋!
 この橋を自分で渡れるなんて思ってもいなかった。感涙。

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 ちょっと見にくいけど、スマホでぐるっと回って撮ってみたパノラマ写真。

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 ここに蓋をしたり、橋を引っ込めたり、水を入れたり抜いたりして撮影するんですよね~~もう懐かしい友達に出会った気分。

 そして、宮殿から回れ右して見るこの風景。横店の山!横店の建物!!

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 とにかく、どんな端っこ見ても、雑木林見ても、見覚えがいっぱい!

 と興奮しつつ、宮殿内を回るとどこにもあるコスプレ撮影のほかに、縮尺のおかしい梅長蘇の書斎風のしつらえとか、「英雄」関係の物もいくつか。竹簡でいっぱいの丸い部屋の一部とか残剣@梁朝偉が字を書いてた砂の箱とか矢でコーティングされる寸前の無名@李連杰っぽいオブジェとかもありました。

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 再び城門のところに戻るとさっきの撮影グループが今度はスチルを撮っていました。どうも喬振宇と姚笛主演の「蔓蔓青萝」の第2主角的な人たちだったようです。ごめんね~顔も名前も知らなくて。も一つ違ってたらごめんね~
 けっこうすぐそばまで行って写真とってもOKだったので、遠慮なくw
 
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 本日はここまで~
 清明上河図景区は明日、多分。


琅琊榜ツアー その5

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三日目(11月19日 横店影視城 清明上河図~雁蕩山)

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 横店影視城最後は清明上河図景区。
 ここはその名の通り、清明上河図をモデルにして作られたセットです。

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 ここで撮影されたのがこれ。

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寧国侯府のこの前までは象山影視城、追われた梅長蘇達が立てこもるのは横店のここ。

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 このあたりに蒙大統領が仁王立ちしてたんですよ~夜と昼の違い、セットの作りこみの違いはありますが、ここです。何?観覧車?そんなものは見えない見えないw

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 遠目に見るとこの風景。もう見おぼえあり過ぎて。林志穎と蘇有朋の絶代双驕でしょう、林志穎の書剣情侠柳三変でしょう、林志穎とTAEの絶世双驕でしょう~~~www
 柳三変の林志穎が立ってるのは向かい側のこの建物。

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 こっちの水門は蘭陵王で出てきましたよね。って、しっかり見てないから自信はなかったけど、雪舞がつるされてて、高長恭が助けに来たとこであってた。きれいとは言えない水に飛び込む演員(多分 替え身の人)もほんと大変ですわ。

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 この建物は映画の狄仁杰の時に使われたと聞きましたが、中に入ると六扇門と神候府と天波府と龍門客棧が同居してました。超の映画の四大名捕でよく鍋囲んでたのこの建物のようでした。

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 そして、横店影視城で最後の昼食。
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 この横店の山ともお別れ、一路雁蕩山へ。

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 横店の二日間は、24~27℃という暑さに加え、お日様かっか照りつける好天で、冬装備の私たちはほんとに着る物に困ったんですが、ここに来て雁蕩山は雨という情報が。
 明日になれば、もっと天気が悪くなりそうだということで、雁蕩山到着早々夜景を見に出かけるように予定変更。

 どんどん暗くなっていく雁蕩山の山の稜線や表面の凹凸をいろんなものに見立てて案内してくれるのですが、ほんと真っ暗なんで、足元が気になっておちおち上を見てもいられなかった。明日には明るい中で見られるので、ま、いっか~というところ。写真に撮っても、真っ暗w

 補正しまっくてもこの程度なんで雰囲気だけ。上の写真の下になにやら赤いハートが見えるのは、この日が当地の「いい夫婦の日」だったためで、寄り添っている夫婦に見える岩もあったのです。写りは真っ黒でしたがw

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 ここを過ぎるとほんとにもう足元に点々と弱い明りがあるだけ。ほんとに真っ暗。そうなると暗い山の塊がおじいさんやら若い娘やら、カエルにちゃんと見えてくるから不思議ですw

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 夕食には、雁蕩山地方の料理をいただきました。この日のメニューには、粉子蛋も。
 金陵に現れた藺晨が「腹減った、吉おばさん作ってよ~」と賑やかに注文していたあれです。
 この料理は地方によって作り方が様々だそうですが、ここでは酒麹を使った甘酒に小さな団子を入れた湯でした。甘酒と同じくちょっと酸味があってほんのり甘い、なんか懐かしいおいしさでした。

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 この写真の一番下が粉子蛋。右が一人分をよそったところです。

 というわけで、暑いうえにめちゃくちゃ湿気がある雁蕩山の初日が終わりました。
 そして、とんでもない二日目が待っていた・・・

琅琊榜ツアー その6

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四日目 (11月20日 雁蕩山 雨降りそうな霊岩景区)

 雁蕩山二日目・・・

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 武侠ツアーでは空港で迷子になりかけ、あっちでもこっちでも爆睡してしまった迷子ですが、ここへ来てやっぱりなんかやらかしてしまった。
 なんもやらんわけはないと思ったが・・・

 雁蕩山は、とにかく湿気がひどかった。

 朝食の会場で、お粥の入った椀を大皿に乗せてそろそろ運んでた豆腐小僧状態迷子。しけってるつるつるの床に足を取られて、1、2とこらえたのに、慣性の法則には逆らえず3で見事に床にすっ転んでしまった。一瞬世界真っ白、足痛い、お粥まみれ・・・あ~やっちまった~~。添乗員さんやらホテルのスタッフやらみんなに迷惑かけてしまって、ほんと申し訳ない。

 部屋に帰って、服着替えて、そのまま洗濯を頼みました。ホテルのスタッフさんと互いに「听不懂」「听不懂」と言いながらもなんとか、当日中に仕上げてもらえることを確認。後のことですが、とってもきれいになって戻ってきました。「きれいになったでしょ?」という感じでわざわざ様子見に来てくれたスタッフさんの笑顔が忘れられん。
 しかし、絶対「すっころんでお粥まみれになった日本人がね~~」とホテルのスタッフたちの何日分かの話題を提供してしまったのは確実。へこむ・・・

 またやらかしてしまったという精神的ショックはともかく、あっちこっち床で打ったはずなんだけど、すぐには痛くなってこない年長者。
 これで「厄払いは済ませた!」と霊岩景区に出発。こういうのを連れていってくれる関係者の皆様には、お礼のいいようもない感じです。非常感謝!!

 さて、本筋に戻りまする。

 雁蕩山も広い地域に景区が飛び飛びに存在していて、この日尋ねたのは主に琅琊榜の第1集で登場したところになります。ところがここは迷子的には黄暁明の神侠侶のイメージがまずあって、琅琊榜以後も仙剣雲之凡で使われていたのが記憶に残ってます。

 そんなこんなを楽しみにしながら、小雨の降りだした山道に挑戦。

 前夜も来ているところですが、昼間見る景色は全く違います。あっちでもこっちでも仙人が剣に乗って飛んでいそうなまさに仙境・・・

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 朝一番に訪れたところは、琅琊榜冒頭で鳩の手紙を持った書童がわたっていく橋、果盒橋。わたることはできないのですが反対側に回ったら、橋の下の撮影スタッフのいたところまで行けそうだと復路に期待する一同。

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 ここでは、仙剣雲之凡のみなさんが記念撮影をしたようですw

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 続いて、霊岩禅寺という寺のところまで来ると、岩山に人がありのようにへばりついて登っていくところが見えました。うっすら写真の屋根の左の方に写ってる?
 10時からショーがあるので、それまでに行って帰る時間はある、臥龍谷まで登ると小龍湫という滝も見られるというので、希望者は登ることに・・・朝の失敗にもかかわらず、登りたがる迷子。まあ、一本道なんで、途中でやめても迷子にゃならない・・・

 雨がちらついてきたとはいえ、まだまだ傘をさす必要もなかったので、息を切らせながらもなんとかのぼりましたが、途中、橋がガラスになってて、風景より滑るのが怖かった。
 ここからは小龍湫も見えました。

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 こんなところをハーハー登って、やっとの思いで到着したのがここ。断腸崖こと臥龍谷。黄暁明の神侠侶の撮影地です。がんばって登ってよかった!

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 これは琅琊閣の白鳩でなくて、郭さんちの白鷲。

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 でも、こんなとこを登ってきたかと思うとよくやった自分・・・でしたが、改めて見ると思ってた以上にすごいとこだ。

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 で、ショーも見なきゃとUターン。
 霊岩禅寺の横の広場から見るショーは高い岩山のてっぺんからロープで振り子のように揺れながら降りてくる薬草採り(左拡大図)とその岩山のてっぺん同士をつないだロープの上を渡っていくものでした。高すぎて点にしか見えないw
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 一休みしたら、今度は観音洞を目指します。

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 岩の裂け目の下にあるここがスタート地点。
 この真ん中の縦長の洞窟の中に、三階九層の寺院が作られ、一番上まで行くには400段の階段があります。実は少々びくびくしていましたが、しっかりした石段がほとんどで、手すりや鎖もあったので、わりに楽に登っていけました。

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 観音洞は琅琊榜ではロケ地になっていませんが、神侠侶で全真教から楊過と小龍女が逃げ出した場面で使われていたのが印象的です。

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 ここは信仰の対象だということで、外側の撮影のみOKということでした。ところが、ドラマの一場面では内部もちょっと出てましたw

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 けど、何より驚いたのは最後の暗くて狭い階段を登り切った途端に現れた広い空間とそこに鎮座していた金色に輝く大きな仏像たちです。ドラマの画面からは予想もしていなかった風景が出現。この宗教的テンションのあおり方はすごかった。信仰心のかけらもない人間にまで、お~~と感動させるものがありましたわ。金色の大きな仏像なんて言うと、見る条件次第では「何、この悪趣味な金ぴか~~」としか思えないんですが、ここではしっかり神々しく「こんじき」に輝いていました。

 観音洞を出て、往路とは川を挟んで反対側の路で下に戻ります。
 
 途中、あそこから下りていけそうだと目を付けていた石段から川原へ。ここだ~とキャッキャと写真を撮る日本人集団を向こう岸のみなさんが点目になって見てました。

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 ね、ここでしょうw

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 ランチを挟んで、午後は顕勝門へ。誉王殿下の出番です。
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琅琊榜ツアー その7

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四日目(11月20日 雨の雁蕩山 顕勝門景区)

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 午后は顕勝門へ。ここは琅琊榜では誉王が琅琊閣を訪ねていく場面、神侠侶では絶情谷の場面に登場していました。両方のドラマには思い入れの強い人間としては、多少の雨なんか気にならない・・・と言いたいところですが、これがかなり降ってきたんです。足場は悪いし、すべるし、カメラとスマホは守らにゃならんし、撮影地点はどこか捜さにゃならんし・・・なかなかヘビーな午後になりました。

 景区への入場門を過ぎると、他と比べてぐっと観光客の姿も少なくなりました。ここはまだ観光地として注目されていない感じ。当地特産の薬草などを売っている露店がところどころにあるけど、老板たちは所在なさげでした。

 そこも過ぎて、山の方へ進んでいくと見えてきたのがここ。

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 神侠侶で楊過が程英や陸無双と暮らした家です。もう朽ちかけていて立ち入り禁止になっていましたが、当時はドラマの大きなパネルが掲げられていたりしたようです。また、裏側に回ると絶情谷の公孫止の屋敷になっていたということですが、確認できませんでした。

 そこを過ぎると、山道はいよいよ狭くなり、せりだした岩の下を人ひとりが体を傾けて通るのがやっとというようになってきました。顕勝門まではあと少し!

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 狭い山肌の道を曲がると、顕勝門です。

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 小龍女@劉亦菲が立ってたのはここですね~とか思ったら、なんか違う。

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 顕勝門を通り抜けて、奥から見たところなんですね。
 でもって、この場面はこのあたり?

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 この場面は、ここかも?自信はない。
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 誉王が琅琊閣目指してるはこのあたり?方向があってない・・・

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 なんですけどね~

 ここまで行く道、顕勝門の奥からこんな飛び石をわたって、こんな鎖付きのすべる石段、それも自然石・・・を必死で登ったところにあるんですよ。
 ちょうど上から下りてきた完全装備の地元の人が「ここんとこ人が登ってないから、いつも以上にすべるで~気を付けていけよ~」と私の方をガン見しながら、ガイドさんに言うので怖さ倍増。

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 誉王もここを登ったんだw
 どこで着替えたんだろうね~

 道は狭い、滑る、石段急だし雨ひどくなるし・・・必死で登ったけど、降りるほうはもっと怖かった。
 
 カメラかばいつつ、必死で鎖に縋り付いて、それこそ一歩一歩恐る恐る降りてきました。傘でなく、レインコートにして大正解だった。出なきゃピンボケ写真さえ撮れなかったわ。

 崋山行きたいね~という言葉に、怖いからやだ!と言ってきたんだけど、ここっていい勝負かもしれん。

 雨に濡れながら、顕勝門に一番近い露店のところまで戻ってきたら、雨は降ってなかった。すぐに雨が追いついてきたけど、ほんとに狭い範囲で天気が変わるもんです。

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 で、ここの老板のとっても気持ちのよさそうなお昼寝セット。でもなんかここでも神侠侶撮影してたような・・・


 よれよれになって、駐車場まで戻ろうとしたら、ヤギに出会いました。子ヤギもいたので、ちゃんとゆきちゃん!と呼びかける定石を大事にする日本人。

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 この日はもともとは夜景を見に行く予定だったのですが、前の日に行っておいて成功でした。

 夕食はゆっくりと・・・

 この夜のスペシャルは「宗主の手あぶり」と「紅糖姜茶」

 ほんとに担当者さんの熱意には頭が下がります。
 宗主の手あぶり(手炉)は、炭火を入れたものです。

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 紅糖姜茶は蜂蜜で作った砂糖(でいいのかな?)の入った生姜茶。

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 九安山で静妃が梅長蘇=林殊を確かめるためにひっかけてたあのお茶です。雨に濡れたからだがあったまりました。ひっかけあいっこしたわけじゃないです(念のため)
 写真撮り忘れました。

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 さて、これで4日目終了。長いと思った琅琊榜ツアーも半分過ぎました。早い~

琅琊榜ツアー その8

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五日目(11月21日 雁蕩山 中雁蕩 ~ 寧波 石浦~象山)

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 ほとんどバスに乗っていた移動日。なのになんかいっぱい冒険した感じがするのは何故?
 天気も雨降りだしたり、青空になったり、急激に気温が低下したり・・・とってもスリリングでした。

 いろいろあった北雁蕩にあるホテルを出発。中雁蕩景区を目指します。
 同じ雁蕩山と言っても、バスで1時間半の距離です。

 目的地はここ。

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 第1集、梅長蘇と飛流がかっこよく登場するこのシーン。

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 実際の撮影はこんな風なところで行われ、外形と合成したわけですが、そのもとになった三湖という人工湖を目指します。

 ここも雁蕩山の一部として、観光地化を目指している様子ですが、私たちが訪ねたのはまだ最低でも1年か2年は早かった感じです。

 バスがふつうに走れるほどの道路はまだ未整備で住民のみなさんの家の軒下やら店すれすれを皆さんのご協力でぎりぎり通り抜けていきます。ほんとにここ通っていいの?と言いたくなるようなところを超絶技巧の我らが運転手さんが町の人に「この電線、バスが引っかからないか?」とか確かめながら、進みました。ここなんかまだ余裕で広い道。

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 ようやくその細い道の町中を抜けて、山道に入ると、ここはまだまだ工事中。

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 案内の看板は霊岩景区なんかと同じように立っているのですが、山は崩しかけ、トンネルはまだ作りかけ、道はデコボコ・・・ほんとにここ通っていいのと何度も繰り返しながら、湖に到着。寝る前にチェックしたスマホの万歩計が、実際に歩いた感じより倍も多く数字をはじき出していたのは、がたがた道で車ごと揺られたせいでしょうかねえ?

 でも!がんばってバスの座席握りしめてやってきたかいがありました。こんな美しい景色が待ってました。
 唐突に現れた観光バスになんじゃ?という住民の皆さん、工事関係者のみなさん、おじゃまさまでした!おかげでこの風景が見られました。

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 梅長蘇のどうやって動かしているかわからない魔法の船が浮かんでいたのは、ここだろうか、いやこっち?と言いながら、風景を楽しみました。合成を重ねているんでなかなかここだと言い切るのは難しいんですが、多分この辺?
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 帰りも同じ道で降りていって高速へという運転手さんでしたが、そこは少し遠回りだけど整備された道に変更してもらいました。

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 けど、中国のこういう山って、どれでもずぼって抜けて蜀山みたいに空中に浮かんでいきそうに見えるんですよね~

 中雁蕩景区を離れると、私たちは今夜宿泊する象山へとバスを走らせます。

 ここから210㎞約3時間の移動です。でも、高速道路が毎度おなじみ予告なしの工事をしているとかで、もっと時間がかかるだろうということです。
 昼食は、途中で適当な店を見つけて、そこでということで、それもなんかわくわくします。

 でも、結局休憩とか含めて5時間ぐらいはかかったんじゃないか?。

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 2時間ぐらい走って、昼食は神仙居というすばらしい名前の地方のバイキングスタイルの餐庁で。お金を払って、カードをもらって、そのカードを服務員に渡すと皿とお椀と箸をくれて、後は飲み物まで含めて食べ放題というシステム。
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 料理もけっこうな種類がありましたが、圧倒的にアヒルが多かった気がします。アヒルの足、アヒルの頭、アヒルの血の固めたの、アヒルのむね肉とかもも肉とか。それに豆腐、魚、青菜やレンコン、枝豆・・・味付けは濃いめでしたが、けっこうおいしかった。丸ごとゆでた里芋と、辛くないマーボ豆腐みたいなのが気に入りました。ドリンクフリーにはビールも含まれていましたが、さすがに高速道路のサービスエリア、ビール飲んでる人は見かけませんでした。コーラとオレンジジュースとスプライトのビッグスリーw

 隣の超市でド兄さんのパンツを発見したり、劉濤のどら焼き見つけたりして、またキャッキャとひと騒ぎ。

 昨日まではあんなに蒸し暑かったのに、あったかいコーヒーがほしくなるほどに気温低下。やっとコートの出番が来ました。

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 神仙居というだけあって、確かに神仙のいそうな遠くに見える山々とお別れ。またひたすら走る。

 途中で、みかんをいただいたり、昼寝したりして、今度は寧海のサービスエリアで一休み。飲み物や小吃を買い込みました。

 バスの中でお菓子の交換会w
 でも、琅琊榜といえば蜜柑。火薬のにおいはしないかちゃんと確かめてからおいしくいただきました。

 今日の最後の観光地、寧波の石浦漁港古城景区についた時はもう港は真っ暗でした、残念。

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 石浦漁港の古鎮は、みんなが口々に台湾の九份みたいだよねというほどよく似た雰囲気の坂のある古い街でした。でももう暗かったので、ここでも今頃何?という住民の皆さんの視線がw

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 そこを下りてくると広場で町の人々が大勢集まって、体操してました。音楽に乗って、軽く足踏みしながら腕を前後に振ったり、肩に当てて左右に向いたり・・・いったいどこからこれだけの人が?と思いましたが、この時間には皆さん仕事を終えて、ゆっくりされているわけですね。いいことです。

 少し遅くなりましたが、夕食タイム。今日こそはほんとうにとれとれの海鮮料理をいただきました。

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 明日はいよいよ琅琊榜ツアー最後の目的地象山影視城です。
 

琅琊榜ツアー その9

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六日目(11月22日 象山影視城)

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 琅琊榜撮影地ラストは室内ロケが行われた象山影視城です。
 ・・・もう舞い上がっちゃって、順番めちゃくちゃだし、琅琊榜に神侠侶が入り混じって脈絡なくなってるし・・・書きたいことや見てほしい画像とかいっぱいなんだけど、もうあり過ぎてキャンディボックスぶちまけたみたいになってる。なんか間違ってたらご指摘ください。

 ここはもともと張紀中が神侠侶を作った時にできた神侠侶城がスタート、その後春秋戦国城、民国城の撮影区等ができてきました。横店影視城に比べるとそんなに規模は大きくない感じになりますが、横店を別にすればこれまでに尋ねたどの撮影基地より規模の大きなところです。

 我々のお目当ては、もちろん蘇宅、靖王府、誉王府、寧国侯府、金陵王宮なんかなわけです。なので地元ガイドさんお薦めの大道芸のショーなんかはパス。まっすぐに神侠侶城を目指しました。
 
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 金陵城壁を撮影したここはもともと神侠侶城で、郭清や楊過たちが戦った襄陽城でもあるんですが、いざここに立つと靖王が林殊を見送った金陵の城壁にしか見えない。感慨にふけってると、同じく金陵城壁に盛り上がってる中国人観光客の女性と遭遇。いや~オタクも?としっかり握手w琅琊榜迷に国境はない!

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 またしても、ここで童路が~~霓凰郡主が~景睿が~とキャワキャワ。城壁に上ってここから靖王が見てたんだよね~と四方を見渡す。

 おや、下に見えるあそこは?郭靖さんち?

 というわけで、無理やり郭靖府に入れてもらいました。勝手言ってすみませんです。どうしても見たかった。

 入り口は狭いけど、中は広い広い。靖の字の呪いと言っても、これだけの屋敷に住めるようになったんだね~~立派になって(涙)

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 城壁のすぐ横の刑場らしきところでは、大梦西游3女儿国奇遇记の撮影が始まってました。何やら猪八戒らしき人も・・・
 帰国してからチェックしましたが、私の知ってる俳優さんの名前はなかったです。

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 春秋戦国城は、2010年の陳凱歌の映画「趙氏孤児」のセットとしてまず作られました。この映画、「運命の子」というタイトルで日本でも出されました。同じく2013年に「趙氏孤児案」というドラマが作られ、今「天命の子」のタイトルで日本でも出ています。こちらもこの象山で撮影してるらしく、頭の中はもうぐちゃぐちゃ。まあ、琅琊榜見るには関係ないか・・・建物の名称としては映画の時のを使っています。

 さて、まずこの春秋戦国城に入った途端に現れたのが、これ。
 
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 この焼け跡のセットがこんなに大々的にあるなんて思ってもみなかったので、びっくり。しかし、なんでここだけこんな立派な看板を?

 ここを過ぎて、奥へ進むと、あっちでもこっちでもドラマのシーンが目に浮かんでくる。

 ただ、ここでも撮影中であったり、工事中でクレーンが入ってたりで、建物の中まで入っていけたのは趙盾府だけでした。

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 あの景睿誕生日の夜の場面なんかは、もっと距離があるように見えましたが、実際はそんな広くない。

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 この道は、この場面とか、梁王に呼び出された梅長蘇が馬車で行く場面なんかに使われていました。ここも実際に見るとさほど長くない。映像マジックですね~と皆で感心しました。

 屠岸府つまり靖王府は工事中とかで入れず。

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 公孫府の中では古剣奇譚2の撮影中。

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 ここから先には入れてもらえませんでしたが、奥の方で撮影している様子が見えました。またしてもキャーキャーやってしまって、注意されてしまったもの、日本から来たのか?中国語うまいね~出る?とか誘われたものとかいたようです。

 王宮の場面の多くが撮影された桃園行宮。

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 蒙大統領が仁王立ちしてたのもこの城門のどれかでしょうが、クレーンを入れて工事しているということで中にはまったく入れませんでした。門の外ではスタッフやら出待ちのエキストラらしき人たちがたむろってました。なんか古装学園物を撮ってるようでした。霓凰郡主のプレ比武招親の場面とかいっぱい撮影されたところなんで、残念。

 でも、ここ!
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 宗主の蘇宅こと荘姫府は庭までは入れました。こちらも工事が入っていて、ずいぶん趣きが変わっていましたが。基本的な作りは当時のまま。太子妃昇職記の蛍光色の名残も見当たりませんでした。ちょうど作業員さんたちが一休みという感じだったので、庭からあちこち覗かしてもらいました。

 上の写真の右の建物がここかなあ?全く自信はない。

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 発見したこの木。作り物の松の木です。葉っぱの部分が取り換えられるようになってるの発見・・・太子妃昇職記じゃ、桃の木になってましたっけw

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 ここまで行ってみたかったな~

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 誉王が衛崢が捕えられたという知らせを持ってきた戦英の前から靖王をかっさらった階段。
 景琰と長蘇が奪嫡についての取り決めを交わした建物。
 蒙大統領が夏冬逃がしたという密告の矢文を打ち込んだ鼓楼。

 とにかく言い出すとキリがない。他のドラマのことも次々に思い出されてなおさら泥沼w

 横店に比べるとまだまだ規模も小さいし、発展途上なんだけど、その分ここで撮影された作品の大きなポスターとかピンナップとかはたくさんあったような気がします。

 民国城とここでもまた、くねくねと曲がって歩くしかない土産物スペースを通過して外へ。お菓子類やちょっとした文具、おもちゃなんかがありましたが、こちらもまだまだ横店には及ばない。というか、キャラもの少ない~~

 昼食は、象山影視城じゃここしかないというレストランに。この店、撮影現場に仕出しもしているそうで、「有名な人はこちらに食べに来るかも・・・」と聞いて「有名な人」を待ちかまえましたが、来店する人自体ほとんどありませんでした。みんな現場で食べてるのかな?

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 これで、象山影視城ともお別れ。テンション上がりっぱなしの撮影地周遊が終わりました。
当日はずっと小雨が降ってたんですが、そんなこと気にならない程度のハイテンション。今になって思えば、写真を見て「あ、雨降ってたっけ」と思い出すくらいw
 晴れてるほうがよかったけど、外を歩けないほどの雨でなくてよかったです。ものは考えようですものね~

 後は、杭州での「琅琊榜に登場した料理」です!

琅琊榜ツアー その10

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六日目 (11月22日 象山影視城~杭州)

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 テンション上がりっぱなしの象山を離れ、また蜜柑をいただきながら杭州に戻ってきました。
 性懲りもなく画像アップしとります。今回はまだ容量のゆとりがあるw

 神侠侶ラストシーン↑
 琅琊榜で梅長蘇と景琰が奪嫡の密約をした楼閣(左)と「蒙大統領が夏冬逃がした」という密告の矢文が放たれた鼓楼(右) 
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 さて・・・閑話休題
 雨は降り続き、気温もぐんぐん低下。つい昨日の朝まで暑い暑いと言ってたのが嘘のようで、ヒートテックもう一枚着ようかなというくらいになりました。28℃とか言う真夏のような気温、撮影地巡りのテンションと連動していたような・・・

 六日ぶりというかあっという間に戻ってきた杭州、まずは大規模書店に。
 私は「らんや~ばん、ざいな~り?」だけで、友人に頼まれた琅琊榜をまずゲット。これでもなんとかなるもんです。ほんと言葉は勢いですな~~

 古龍の本もほしかったんですが、なぜか武侠ものは金庸しかなくて、断念。

 代わりに夏の武侠ツアーで第一巻がなくてあきらめた鬼吹灯を一冊買いました。「盗墓」というジャンル分けがあるんですね。盗墓筆記とこれ以外にも出ているので、そのうちドラマにも出てくるかな。もう飽和している気もするけど・・・

 それぞれ戦利品を抱えて、にこにことホテルへ。

 今回の旅の目玉企画「瑯琊榜に出てきた料理」をいただく夕食です。担当者さんのご苦労に感謝です。みかんと餃子とお菓子と湯しか思い浮かばなかった私は、全面降参です。

まずは、メニュー

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 こちらが琅琊榜メニュー

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 静妃が景琰に食べさせようとしていた茯苓鶏湯というのは、無理無理例えるならもち米を入れない韓国料理の参鶏湯みたいな料理。ひとしきり撮影したり鑑賞した後、店のスタッフが崩してくれました。三枚目の料理の画像左下が崩した後です。やさしい味で疲れたときにはいいだろうと思いました。

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 景琰が食べてた百合清醸もやさしい甘さでした。

 そして、林殊のアレルゲン瑧子酥。砕いたナッツの入ったクッキーです。香ばしくて美味。ツアー参加者一同、アレルギーではなかったのでポリポリいただきました。

 そして、こちらは杭州のお料理。

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 お料理を楽しんでいると・・・

 「ビンゴを用意してあります!」という担当者さんの言葉。予想もしてなかったんで、一同びっくり。
 またしてもテンションマックスに!

 それにビンゴの商品がすごかった。どこから探してきたの?と聞きたくなるような琅琊榜グッズ、出演俳優の関連グッズが次々と。しかもまた、中味はわからないのに、それを一番欲しがりそうな人のところに行くのですよ。

 で、私のところには、これが!!
 台湾版の琅琊榜の原作本。実は大陸版は持っているんです。でも、台湾版の方が付録が充実してるんで、こっちもほしかった。とはいっても、自分でもう一組買うのもなあと逡巡していたもの。「え~琅琊榜二組持って帰るの~~重たい!」とか言いましたが、ごめん、ほんとは喜んでました。

 4冊本に
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 ほぼ画用紙大ポスター二枚と長い~リーフレット

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 この長~いのがほしかった!!

 他のみなさんがゲットされた賞品の一部。一人ひとりに違うものが当たるよう準備されていました。日本、中国、韓国といろんな国から集めてくれたグッズに参加者一同、大喜び。

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 大興奮の中、そろそろ今日の琅琊榜始まりますし~ということで、楽しい一夜が終わりました。
 ほんと、天下に終わらない宴はありません。

 ところが!

 部屋に戻ってもまだ宴気分が継続。
 メニューの最後にある「みかん」

 今度はこれでした。

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 バスタブのあるホテルだったので、ゆっくりみかん湯に入って疲れをいやすことができました。

 しかも、部屋にあったウェルカムキャンディまでが「陳皮糖」でみかん味。ここまで準備してくれたの?と思いましたが、これは全くの偶然だったようです。

 でも、今回、この偶然っていうのも侮れませんでした。

 ツアー出発の二日前にBSでの琅琊榜放送が終了。
 到着してみれば、毎晩琅琊榜の放送が。しかも、ちょうど訪問する横店、象山で撮影した前半のクライマックス蕭景睿の誕生日が横店清明上河図に行くその前夜。なんというタイミング!
 象山影視城を出発するときには、古剣奇譚の音楽が流れる。
 そして、この陳皮糖。

 偶然というと撮影中、工事中にはがっかりもさせられましたが、いいこともけっこうあったようです。

 とうとう最後の夜。明日は、もう帰国です。はやいわ~~

琅琊榜ツアー その11

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七日目(11月23日 杭州~成田)・八日目(11月24日 成田~我が家)

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 長いと思っていた琅琊榜ツアーも、ほんとに最後の一日となりました。

 この日は、朝の出発が少しゆっくりだったので、ホテル近くを散策。地元の店で胡歌がキャラになっているヨーグルトお買い上げのみなさん。私は三歳児程度となっている花千骨の糖宝のおもちゃが気になる。いい加減にしろよ、自分~~ということで、衝動を押えこみました。ここまでやり始めたらどうなるかわからん。身の危険を感じる。

 杭州といえば、白蛇伝の舞台にもなっている西湖でしょうと、朝から行かれた方もいらっしゃいました。でも、ホテル周辺の杭州の町は、活気のある大きな町で、そういう伝説のあったことを感じさせませんでした。

 ホテルを出て、いよいよ最後の目的地「茶館」に。琅琊榜のドラマの中では、お茶を飲む場面やお茶を入れる場面が随所に挿入され、効果的に生かされていました。
 春秋時代がモデルなのに、あの茶壺だの急須だのはなんだ~というのはこの際スルー。どうせ、ドラマの時代設定とかはすべて架空です。お茶だって・・・

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 それはさておき・・・私たちが入った茶館は道をはさんで向いは西湖というロケーションなんですが、西湖の周りには街路樹やらなんやらがあって湖全体を見通すことはできませんでした。で、木々を透かしてちょこっとだけ見える(かもしれない)水面が西湖。

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 西湖を訪ねるのは次回の楽しみにしときます。次回があるといいな~

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 この茶館。お茶を頼むと、並べられた料理や点心、ナッツや果物なんかが食べ放題の時間制限なし。朝食代わりにここに来て、しっかり食べてしゃべっていくというライフスタイルの地元のみなさんが大勢来店されていました。

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 お茶も種類が豊富でしたが、せっかくなので西湖龍井茶をセレクト。今まで飲んだどの龍井茶より香り高いおいしいお茶でした。

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 お茶うけは、お茶菓子程度じゃないのかと思う日本人的な「茶館」という言葉のイメージとは全くかけ離れたほとんどバイキングスタイルのレストランという感じ。しかも、次々新しいものが追加され、それがまたあっという間になくなっていくと言うパワフルさ。
 
 もっとゆっくりお茶して、おしゃべりしていたかったけど、もう空港へ移動する時間です。

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 杭州空港の税関のところで、1週間お世話になったガイドさんとお別れ。ほんとうに感謝です。

 フライト名での時間に免税店なんかを除いていて、「瑧子酥」を発見。おっ、ここにも偶然が!

 最後の最後まで、琅琊榜なツアーでした。

 成田に到着すると、もうみんなそれぞれに帰宅の途に・・・

 とっても内容の濃い1週間をご一緒させてもらったみなさんとお別れは寂しかったです。


 だが、しか~し!!

 ここでまだ終わらない人が一人。そうです、成田から当日中に帰宅できない迷子は成田にもう一泊、翌日新幹線で帰宅予定だったんです。

 ところがこの23日~24日にかけて関東北部を猛烈な季節外れ寒波が襲い、24日は雪が降るという予想。

 ええ~い、こんなことなら、都内まで移動しておけばよかったと後悔するも間に合わず。

 翌日の天気を心配しながら、とりあえず布団かぶって寝てしまいました。

 さすがに気になって、翌朝は6時前にもう目が覚めた。まだ雪は降っていない。早く出たほうがいいのか、それともとかぐずぐずしているうちに雪が降りだして、あっという間に雪景色。
 
 ホテルから成田の駅までは歩いても20分ぐらいらしいけど、とてもそんな気にはなれない。タクシーも出払ってる・・・一度ホテルのバスで空港に戻ってそこからとか考えてたけど、通勤時間が過ぎてタクシーを捕まえられたので一安心。

 JR成田駅まで行ったら、そこからは特に時間の遅れもなく順調に家まで帰ることができました。
 けどすごい天気だった。

 成田駅はまだこのくらい

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 横浜すぎた辺りは真っ白。
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 浜松過ぎたあたりはお日様ぽかぽかw

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 迷子的には八泊九日の琅琊榜ツアーは、こうして終わりました。

 それにしても成田は遠かった。北関東はやっぱり寒い・・・


 お世話とご心配をかけたみなさん、どうもありがとうございました。
 おかげで楽しい旅をしてくることができました。
 また、ご一緒に旅ができる日が来ますように!!

 ツアー中、担当者さんからいただくお便りがとてもうれしかったです!

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 谢谢大家!!

幻城 その7

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51~62集大結局

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 前回50集までをアップしてから、琅琊榜ツアーに行ったりその後の旅行記を書いたりしてたので、すっかり間が空いてしまった幻城。普通で言ったら、大結局を控えて、一番盛り上がるところなんですけど、私的にはおおいに盛り上がるどころか・・・

 ま、順々に…

 大騒動で登場した冰火族の渊祭は、彼に利用された櫻空釋の母蓮姫の裏切りで、大山鳴動して鼠一匹であっさり退場。結局、敵役は火族の王火燚に戻って、息子たちも含めた他人の元気を吸収しまくってラスボス化。

 渕祭を倒し、千年に一回花を咲かせる隠蓮というのがなんでも願いをかなえるということで、卡索が願ったのは、目を覚まさない嵐裳、死んだ櫻空釋の復活、海底にコールドスリープさせている梨落の復活。後は渊祭に元気を奪われてもう復活できないということでスルー。

 ところが、復活したこの三人、元のままではなかった。

 梨落と嵐裳は意識が入れ替わってるのに、卡索はそれに気づけないので、嵐裳な梨落がうじうじと・・・ええいうっとおしい!!

 この話を延々するもんで、この辺から迷子的にはドラマ見るのがとってもしんどくなってしまいました。

 櫻空釋は、復活したところを火族の火燚に見つけられ、自分を殺した卡索に復讐するのだという意識だけが残っているのをあおられる。名前も罹天烬と変わりました。真実を告げようとする艶炟だが、父親に禁じられ果たせない。

 火族の攻撃が始まり、ラスボス化した火燚に老冰王や人魚族の聖尊たちが殺される。その間に主人公卡索は、記憶が入れ替わっている三人を何とかしてくれと枯れかけている隠蓮に頼みに行って、代わりに死ぬ人間を選べと言われて、結局何ごともなせずに戻ってくる。

 戻ってみると、主役の卡索がこれと言ってなんにもしない間に、冰火大戦が起こり、父王を含め、ほとんどの仲間が死んでしまっていた。卡索と罹天烬の兄弟対決の中で罹天烬は櫻空釋の記憶を取り戻し、女二人の入れ替わりも元に戻る。

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 卡索は後ろから火燚に刺され、その火燚を倒そうとした櫻空釋から父親をかばった艶炟公主は結局父親と共に命を落とす。ラスボス戦の割には迫力なかった。
 
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 死に瀕している卡索から王として三界を治め、平和をもたらすように言われた櫻空釋だが、手はずだけ整えて、姿を消す。

 「なんとしても兄さんを復活させる」という櫻空釋は隠蓮よりさらに力のある赤凝蓮を見つけて、卡索を復活させようとしている。

 で、最後、なんだかわかりにくい展開で、櫻空釋は初めに卡索があの鳥のように自由になりたいといった鳥に変身、崖にぶつかって自殺、その血の流れたところから・・・と物語の最初に戻っていく。その様子を梨落と嵐裳たちが見つめる中、死んだはずの卡索が目を開く・・・

 これで、ドラマ冒頭の鳥の自殺を見つめる卡索というシーンに戻ったわけですな。
 書いていてもようわからん。

 つまり、櫻空釋は兄の生きている別の世界を作り出し、自分は永遠に自殺を繰り返す世界に囚われたということらしいのですが、よくわからん。小説とは話が違っているそうですが、これだと櫻空釋の自己犠牲の物語だったことになりますね。

 まあ、そこからどう弟を抜け出させるかという話を作れば、まだまだ話は作れる感じです。

 とにかく最後まで見ました。

 部分部分ではおもしろくもあり、俳優陣も人気も実力もある人そろえてるし、CGもいいところもあり・・・なんですが、何にしても話がわかりにくい。
 
 こんなふうに誰かが死んでは復活させ、話が行き詰ってくると新たにもっとすごいなんとかを出して来ることの繰り返しになってしまうんですね、正直飽きる。

 けど、私にはそんなことより、主人公である卡索がただいい人、立派な人、優しい人というだけで、全然魅力が感じられなかった。
 
 英雄的な働きをしないわけでもないし、梨落と嵐裳の二人に挟まれたもて男、でもひたすら梨落を愛する誠実な男ぶりも見せるし、弟思いだし、王としての矜持も見せるんだけど、こと物語の主人公として、自分からなかなか動かない。よく言えば慎重、バッサリ切り捨てればとろくさい。動くのは、良いにつけ、悪いにつけ、弟の櫻空釋の方。
 生まれたときから次代の王として期待され、、生きてきた卡索、いったい自分はだれなのかを繰り返し問われることになった櫻空釋という違いもあるわけですが、自分から動かない主人公には魅力を感じられないんです。ビジュアルは悪くないんですけどねえ。
 もっとも自分で動いている櫻空釋も、その動機が「哥,我只希望你能快乐」というだけですから、中二ってのはこういう設定なのという見本を見た気がする。

 このドラマ、その卡索の馮紹峰が、蘭陵王同様自分でプロデュースしてるわけなんですが、どうも主人公がうじゃうじゃしていて、自分から動こうとしないところまでなんか似てるんですよね~
 
 2016年夏のドラマとしては、青雲志と幻城が幻仙ものの二本柱という感じで売り込みされていました。冬が来てみれば、青雲志は中途半端なところで終わって第2部に突入、幻城はこの調子でとりあえず終わったわけです。

 スタートした時から幻城は恋愛ものとは聞いていたんですけど、それにしても主人公がこう受け身ではテンション上がりません。
 青雲志の張小凡の方がアクティブな分だけ、私的にはポイント高いかもしれません。
 もっとも、こちらは第2部スタートしたばかりなので、この先どうなることやらw

 そういや、こっちの方がドラマ引っ張ってたかも・・・の胡兵の火王火燚

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演員表

演員        角色    配音
馮紹峰   飾  卡索   魏超
宋茜    飾  梨落    陸庚宜
馬天宇   飾  樱空釋  姜広涛
張萌    飾  艶炟    喬詩語
麦迪娜   飾  嵐裳   徐佳
金喜善   飾  蓮姫    閻萌萌
邵兵    飾  冰王    宝木中陽
胡兵    飾  火王    楊黙
書亜信   飾  烁罡
龚蓓苾   飾  冰后    李金燕
汪鐸    飾  皇柝
徐嬌    飾  星軌
徐可    飾  星旧
劉冬沁   飾  遼濺
張雨剣   飾  片風    路知行
陳欣予   飾  潮涯    唐小喜
黄海冰   飾  克托    張杰
逯恣禎   飾  月神
黄徳毅   飾  秦楚
鄭佩佩   飾  封天    晏積瑄
厳屹寛   飾  渊祭    范哲琛
沈海蓉   飾  人魚聖尊

出品人  呂超
制作人  羅剛、陳倏盈
監制    馮紹峰、格凝
原著    郭敬明
導演    鞠覚亮、邹集城
編劇    沈芷凝

青雲志2 その1

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1~3集 何が2じゃ?

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 復活青雲志。
 青雲志2とは言うもののタイトルの青雲志の横に2とくっついただけで、オープニングもエンディングも何一つ変わってません。そのまんま。

 てっきり第2部は来年送りだと号泣してたのに、こんなに早く出てくるなんて予想外。先月の大結局1集だけ残して、1週間も待たせたのは何だったんだ?

 まあ、出たら見ますけどね~~

 とにかく、ここから
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 第2部と言っても、話はそのまんまつながってるし、というかなんにも区切られてない。最初にこれまでのお話的なまとめが少々あったのだけが、第2部を感じさせる。

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 碧遥を復活させるための霊石を探す小凡。

 青雲派の掌門道玄に殺されかけたときに感じたのは憤怒だけだった、もはや青雲山に戻る気はなく、碧遥を生き返らせ二人でどの派にも属さず生きていくという決意を林惊羽たちに告げる。

 霊石を探すのは小凡だけでなく、鬼王との対決で傷ついた玉陽子を回復させようとする蒼松も探している。

 小凡を捕えるように命じられている林惊羽たちだが、結局は彼に協力している。彼らとの友情、師父師娘への恩義はあるんだけど、青雲山には愛想をつかしたってところです。

 その青雲山の方では、掌門たちが死んだり戦いで傷ついたり、武功を失ったりして、世代交代進行中。でも、まだ道玄現役だし、蒼松に次ぐ第2のスパイ萧逸才の正体もばれてないんで、なにかやらかすでしょう。

 小凡に同行し協力するのは、毒公子こと秦無炎。二人の協力で入手寸前までいった霊石だが、蒼松と玉陽子に邪魔され、破壊されてしまう。蒼松、蜈蚣と合体して退場・・・

 粉々になった霊石のかけらを握りしめて、碧遥と鬼王のところにもどってきた小凡。
 小凡を黙って迎える鬼王がいい味出してます。

 期限の7日が過ぎ、もはや碧遥を生き返らす手立てはない。
 幻城みたいにあっさりと死んだり生き返ったりを繰り返しはしない模様。

 人懐っこかった小凡の性格が、碧遥を失いかけているという悲哀や緊張と青雲山への絶望から一変しようとしています。もう後一歩で闇落ちというところまで来ていますが、今週はまだでした。

 なんか人の不幸を待ち構えているみたいですな~

 さて、こんな感じでスタートした「第2部」ですが、仕切り直したかいあってか、テンポよく話が進んでいます。
 今度はたった18集だけの予定。なんかまた中途半端に「続く」にありそうな悪い予感もしないでもないが・・・
とにかく一応の結末つくまでやってくれたらいいわ。高望みはしないことにした。

妖出長安

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妖出長安 短い!

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 安史の乱後の混乱する長安を舞台にしたドラマです。

 妖出・・・とあるし、オープニングが白髪の謎の道士の紙人形なんか飛ばしている場面なので、そっち方向のドラマかと思ったんですが、案外普通の探案ものでした。
 ただ、全体としては「無心法師」とよく似た枠組みの幻仙ものにはなっているようです(見た人ならわかってもらえると信じてます)

 一話20分で12集しかないネットドラマなんで、あっという間に見終わりました。でも、続編は出す気満々な感じです。
 ほんとにこの手のネットドラマは玉石混淆なんですが、これはできのいい方だと思います。一か月以上もたった死体がそのままだったりというおもしろいこともしてくれてますが、構成もきちんとはしてる。

 主人公は沈游という探案の名手。幼児のころに両親を殺されるのを目撃、その復讐を誓っているという割にはノリの軽い若者。その彼に無理やり弟子入りした医者の娘蘇語、その父蘇長卿。
 長安で起こった連続殺人事件の解決に頭を悩ませている大理寺の韋応物。彼らの知り合いの名妓涟漪。このあたりが中心になって話を動かします。

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 背景は安史の乱の後、長安にウイグル軍が迫っている。長安に彼らを侵攻させないよう長安を守る大元帥李俶はウイグル軍を率いる葉護可汗との話し合いに臨もうとする。一連の事件にはこれを妨害する意図があるのではないかと調査にとりかかる大理寺の役人に任命された沈游と韋応物、沈游にくっついてる蘇語。なんとなく沈游といい関係な感じの涟漪に嫉妬するのはお決まり。

 沈游と韋応物を中華なホームズとワトソンと紹介していますが、それより無心法師の無心と顧玄武の関係に近い感じですね。最初からいた真面目な秀才肌のと、後からぽっと出たいい加減なところのある天才肌が、対立しながらも次第に信頼しあい、兄弟と呼び合うようになるという展開は枚挙にいとまのないほど。

 演員は張紀中版の射英雄伝で丘処機をしていた周浩東以外、知らない人ばかりですが、キャラには合った配役。ネットドラマで、若い俳優さんたちにチャンスが回ってくるのも悪いことじゃないですね。

 一応、この話はちゃんと結末がついて終わってるんですが、最後で宋代に話を引っ張っているんで続きはあるも同然?見ようによっては相当悲劇的な結末なんだけど、そういうふうには後味のこらないのは取柄というか・・・無心法師と同じ感じ。

 このドラマ、そもそもなんで見る気になったかというと主な撮影場所が横店の唐園なんですよね~
 こういうところを始終行ったり来たり、馬で駆けぬけたりしてるのを見るとうれしくなっちゃってw

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 けど、ここを馬でぱっかぱっか駆けぬけてくの見ると、そんな距離なかったのにすごく奥行とかあるように見えてくるのがすごいですわ。

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 とりあえず、続編出たら見ます。けっこう気に入ったw

演職員表

演員     角色   配音
楊世瀚  飾 沈游    宋楊
文竹   飾 蘇語   劉亦欣
袁琢   飾 韋応物  辺江
尹玲   飾 涟漪    楊婧
朱智煌 飾 賈詡 
周浩東 飾 蘇張卿  斉杰

制作人孫倩
監制張守剛、荆蕾、鄭暁亮、何俊
導演楊東亮
編劇孔優優、単禹

蔵地密嗎

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蔵地密嗎 1~8集 また短っ!!

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 35分全8集のネットドラマ。量的には前回の妖出長安と似たりよったり。ただしこちらの撮影地は象山で、私たちが行かなかった絶情谷に作られてた大規模な人工樹林です。

 配役も主人公卓木强巴の何潤東以下、そこここで見かける人も多く、大規模な西蔵ロケもしたようでお金はかかっている感じです。

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 ストーリは、西蔵の伝説の宝を追うというものです。筋肉ムキムキの何潤東に、もっとムキムキな晋松が敵役莫金ですから、アクション要素もたっぷり。

 卓木强巴は紫麒麟という伝説の生き物を探している研究者。彼のところにその紫麒麟の写真が送られてきたところから物語が始まります。卓木强巴は実は伝説の帕巴拉神庙を守ってきた一族の後継者であることを父親から知らされ、写真の送り主唐敏、父親の義兄弟の亜拉法師と共に唐敏の記憶をなくした兄が写真を撮ったところへと向かう。

 三人に合流する戦闘のプロ、呂竞男と岳陽。いかにも温厚そうな亜拉法師が実は彼らの師父で、最新ITもなんでも使いこなすそっちの方面のプロだというのはおもしろかった。

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 この五人を次々襲ってくる宝を目当ての莫金一味とのカーアクションやら殴り合いやらは、なかなか派手。

 莫金は強巴の父親を捕え、彼に帕巴拉神庙の宝を探させようとさせるが、結局父親が殺されてしまう。

 ここから、強巴の義理の弟張立も合流、一同は法師と呂竞男の特訓を受け、戦闘のプロ化。

 だいたいこれで、話のベースができた感じ。

 後半4集では、舞台は南米コロンビアに。帕巴拉神庙の謎を解くためには、そこの庫庫尔族が守っている宝が必要だということですが、さすがにコロンビアロケはしてないな。象山の人工林でしょう。

 ともかくここでも、宝と強巴を追ってきた莫金一味との石斧からヘリやらミサイルやらまで登場した戦闘シーンの結果、庫庫尔族の聖地は崩壊。一騎打ちしたものの莫金には呼ばなかった強巴だが、莫金は謎の黒幕に強巴を殺すなと言われているので、彼やその仲間には被害なし。巻き込まれて多数の死傷者を出した上に、聖地を無くした庫庫尔族のみなさんがお気の毒。

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 これは原作がもう10冊も出てるそうだし、これも続編決定的かな?なんでも映画も作られるということですが、確かに映画向きの派手なドラマでした。西蔵の自然や空気感は美しかったし、面白かったです。

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 しかし、これも導演、撮影、動作指導も韓国のスタッフなんですよね。最近の彼の地の動向考えると、どうもようわからん??

演職員表
何潤東   飾  卓木強巴
李純     飾  唐敏
范世   飾  岳陽
牟星     飾  呂竞男
沈建宏   飾  張立
晋松     飾  莫金
譚凱     飾  唐涛
馬東延   飾  亜拉法師
李智雪   飾  巴巴兔

出品人   張勇、楊偉東
制作人   邵遠
監制     楊振
導演     曹東吾(韓)
撮影     金栄号(韓)
動作指導  梁吉英(韓)

青雲志2 その2

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4~6集

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 延期にならずにちゃんと木曜の夜に出てきただけで、褒めたい気分。

 4集は、さすらう小凡の話。5集は、「張小凡」への訣別。6集は「鬼」登場って感じになりました。展開にメリハリもあって、なかなかよかったです。

 霊石を手に入れられなかった張小凡は、碧遥の復活を実現する方法を求めて世界をさすらう。二人で行った場所、命がけで助けたり助けられたりした場所を尋ねる小凡。このあたり、なんか古剣奇譚で、何百年も屠蘇@李易峰を探し求めた晴雪@楊幂の姿を彷彿とさせます。ま、わざとやってますなw

 でも、屠蘇を見つけるまで永遠にさまよい続ける晴雪と違って、10年たっても碧遥を復活させる手立てを見つけられなかったら、戻ってきて鬼王宗に入るという条件を鬼王からつけられている。

 そして、10年。なんの手がかりを得ることもなく、鬼王宗に姿を見せた小凡を青龍使が迎える。

 衣服を改めた小凡を迎えた鬼王は、鬼王宗の副宗主の地位と新たな名前鬼を与える。そして、5冊の天書を探し出しその力を身に付けることで碧遥を復活させること、青雲山とは絶縁、今後敵同士になることを約束させる。

 もっと怒りに燃えて、闇落ちするのではないかと思っていましたが、案外淡々としていて、「たかが名前じゃないか」とか「前の服の方が君には見慣れているだろうけど、もう着られないから仕方ない」とか怒りよりも碧遥以外のことはもうどうでもいいという投げやりな闇落ちでした。

 鬼王と約束はしたものの一度は青雲山に戻った小凡=鬼。師父にはきちんと挨拶しますが、師娘たちの姿は影から覗き見るだけです。10年の間、ずっと彼の部屋を掃除し続けている師兄の姿を障子越しに見る小凡。大竹峰の人たちは変わらず温かいです。ここですっかり存在を忘れられていた猿小灰を連れ出していますが、その後はまた人に預けたままです。

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 10年の間に、青雲山でも世代交代が進み、田不易たちは一線を退き、宗大仁が代表を勤めている。林惊羽も雪もそれぞれの掌門に等しい位置にいる。でも、裏切りのバレていない簫逸才もそのまま・・・

 西方の沼地に第3の天書があるというので、魔教各派が集まっている、ならば!というので、林惊羽や雪だけでなく正派もまた勢ぞろいで鬱陶しい焚香谷まで姿を現す。

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 鬼王宗に入ったという小凡も姿を現すかもしれないというので、喩都の城主となった曽書書や小環もやってくる。

 小環の前に姿を見せ、鬼という名前を占わせ、また姿を消す小凡。

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 正邪入り乱れる地となった沼地では、玉陽子が正派の一行を闇討ちしようと企む。玉陽子一味と対峙する林惊羽や雪たちの前に、毒公子秦無炎、妙公子金瓶児、そして血公子鬼が姿を見せる・・・というところで、今週分お終い。

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 鬼となった小凡が、それまでの小凡とどこが違うのかというのが、今一つ見えにくい。碧遥を失って表情に明るさがなくなり天真爛漫な小凡ではもうないというのはよくわかるんだけど、血公子とまで言われるようになった殺気をまとった鬼はまだ出てこない。玉陽子に手下の生首を投げつけたのが、勢ぞろいした魔教三公子のうち誰か・・・というのが、次への楽しみ。

 やっぱり人の不幸を待ってる感じだなあ(苦笑)

老九門番外

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老九門番外編4本

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 老九門本編終了後に発表された4本の番外編。

 二月花開、虎骨梅花、恒河殺樹、四屠黄葵の4本。それぞれ主役は本編の九門から登場。時期的には、二月 花開だけが本編以後の話で、後の三本はそれ以前のエピソードになっている。
 4つの話には、特に関連性はないけれど、2本目と3本目には共通する7本指の謎の人物がちらりと姿を見せています。
 原作知ってるとなるほど~~となるキャラなんでしょうか。


二月花開
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 二月紅が主人公。配下を連れて、日本軍のいる真下から地下の宝物を盗むという話ですが、なんか突っ込みどころが多すぎて・・・

 もともと二月紅の墓泥棒の方の兄弟弟子からやってきた話、彼を助け出し、地下の宝物を日本軍に気づかれないように盗み出すというのが目的。そのためには、二月紅のファンでもある日本軍の指揮官の前で芝居を見せ、その間にこっそりという計画をたてる。ところが、この盗掘が難しくて配下だけでは無理。そこで芝居の方に身代わりを立てて時間稼ぎをしようとする。
 この身代わりをするのが、どっちがうまい役者かでもめて、引退してしまった兄弟子。
 兄弟子が稽古しているところに割り込む二月紅。顔を見せないようにしてるのに、なんでか化粧以外はフル装備。
 しかもいくら芸を見破られないのは彼だけと言っても、間近で演じるのにまるっきり顔も体形も違う身代わりがばれないと思う方がおかしい。

 本編での二月紅の武功はこれだったんですが、
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 番外編ではこっちになってます。一生懸命練習したという感じです。
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 結局、配下も兄弟弟子もみんな死んでしまった。1時間半ばかりのドラマなんで、なんも掘り下げられないうちにばたばたっと人がいっぱい死んで、主人公だけ残ったという印象です。どうもそれが計算づくに見える分、二月紅のイメージ悪くしてるように思えるんですけどねえ。

虎骨梅花
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 これは解九爺が掌門になってすぐのころの話のようです。探偵役に佛爺のところの張副官、名前だけだけど呉五爺も出てきます。

 解家で起こった連続殺人事件を九爺が張副官の助けを借りて、解き明かすという話。

 何百本もの注射器に刺されて殺されるとか・・・おどろおどろしさ出そうとしてかえって笑えてしまう。

 解家の秘密の部屋というのが出てくるんですが、これがでかいそろばんをぐるっと壁にしたような作りで、そろばん玉のCG感が情けないほど。かなりいい出来していた本編に比べてあんまりだ・・・

恒河殺樹

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 霍三娘が霍家の掌門になる試験で、墓から宝玉を盗み出してくる。ところが、その宝物を狙った連中に襲われ、気を失うと籠の中に囚われていた。ほかに囚われていたのもすべて九門の関係者。いったい誰が何のために?
と、言っているうちに、割れた宝玉から流れ出た毒霧が彼らを襲い、廃寺に逃げ込む。そこで、一人また一人と殺されていく。

 で、いったい誰が、何のために・・・という「そして誰もいなくなった」的展開。

 これも生き残るのは霍三娘一人という話ですが、CG的には前の虎骨梅花よりはずっとよかった。

 けど、毒霧に追われて飛び込んだ廃寺で、一夜明けたらすっかりお召し替えしてたのは何の冗談なんだ?

四屠黄葵
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 陳皮阿四が百文で一人を殺すという殺し屋稼業に手を染めたときの話。

 家族を殺された少年に九十九文で復讐を頼まれた陳皮は後一文稼いで来いと少年を突き放すが、その少年自身の死を引き換えに後の一文を手に入れ、仇を殺す。

 これが一番、話もキャラもしっかりしてた感じです。


でも、元々の老九門に比べると、うっすいな~~という印象。果たして、この番外四編を作ったのがよかったのか、私的にははなはだ疑問。

鬼吹灯之精絶古城 その1

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1~6集

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 天下覇唱原作の盗墓もの。ネットで公開してから、テレビ放送という形が根付いてきたようで、これも先にネットに出ました。
 35分21集なんで、また短い。
 もっとも原作はたくさん出てるので、評判よければ続編、続々編・・・なんでしょう。

 ドラマはこれが初めてでも、映画はもう二本も作られてます。
と趙又廷の九層妖塔(http://blogs.yahoo.co.jp/mandasanso/55314516.html)です。

 原作が同じでもこうも違うかという二本の映画の後なんで、どんなドラマに仕上がるのかドキドキしていました。

 1~6集のうち4集までは、胡八一と王凱旋の二人が盗墓のプロになろうと決意するまでの初仕事。シャーリー・楊が登場するのは5集からになります。

 最初の話では、解放軍から除隊してきた胡八一が王凱旋と再会、偶然出会った骨董を商っている大金牙に持ち上げれられて、かつて下放されていた牛心山に宝を探しに行くことになる。
 文化大革命時代の話も原作にはあったんですが、今のところ出てきてません。映画じゃ当時をおちょくってるような演出もあったんですけど・・・ドラマではどうでしょうね。

 彼らと同行するのは、村の娘英子。猟の達人で、無駄にキャーキャー言ってるだけの気絶要員じゃないです。なかなか魅力的なキャラなんですが、もう出ないのかなあ?

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 この3人が入っていく地下の墓の話は、尋龍訣の過去エピソードと一緒の原作ですね。放棄された日本軍の地下基地とつながっている地下の墓で三人が見つけたのは・・・

 墓の番人風な巨人にさんざん追われる三人なんですが、この巨人はCGじゃなくて、ほんとうに背の高いスポーツ選手を起用したようです。そんなところでも好感度アップする、CG食傷気味迷子。

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 とにかく、無事に宝を持ち出すことに成功した二人は、それを大金牙に渡し、大金を得る。

 その金を、村に電気を引くのに使ったり、戦死した解放軍の部下の家族に贈ったりと盗墓の動機付けにもぬかりなくw

 5集からは、盗墓をやっていこうとは決めたものの、考古学の知識がない二人が、勉強にもなると仲間入りした張教授の探検隊の話。ここではそのスポンサーで探検に出たまま帰らない父親を探すアメリカ人華僑のシャーリー・楊が登場。

 胡八一がかつて経験した不思議な青い光を放ち、人を焼き殺す虫というのが登場。舞台は雪山になりました。

 胡八一は考古学の知識はないと言っても、祖父が残した「十六字陰陽風水秘術」でそっち方面の知識は十分だし、10年も従軍してたんで、戦闘能力も十分。靳東ってあんまりアクションのイメージないんですが、しっかり動き回っています。王凱旋の趙達、聞き覚えがないと思ってましたが、黄暁明の鹿鼎記で温有道の人でした。なので、王胖子がただの丸顔の人に。まあ、仕方ないですか。そこにこだわりすぎると配役固定されてしまうし。陳喬恩@東方姑娘のシャーリー・楊は出てきただけで、画面が華やかになりました。でも、まだ本格的にドラマ内で動いてないんで、これからですか。

 制作や導演に琅琊榜のスタッフがずいぶん入っているんで、ドラマの組み立てはしっかりしているて安心してみていられます。原作、最初の数ページ分しか覗いてないんで比較はできないけれど、映画二本と比べた感じでは一番手堅いように思います。

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 キャストでも胡八一の靳東@藺晨以外に、王永泉@夏江、張暁謙@穆青、匡牧野@謝弼が琅琊榜から登場してきます。

 これ、秋には出ると聞いていたんで、ずっと待ってたんです。がっかりしなくて済んで本当によかった!
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