1~10集
先週から配信の始まった倚天屠龍記。
2016版射英雄伝と同じ蒋家駿の演出ということで、ぶっ飛んだ派手さはなくても、まあまあ原作通りの展開が期待できそうだと配信開始を待っていました。
先週までで12集まで公開されましたが、とりあえず10集まで見たところで一区切り。
まだ、曽舜晞たちの成人版キャラは登場していません。
倚天屠龍記の楽しみは、癖の強いキャラがふんだんに登場することです。今回もこの点では大いに期待できそうです。
10集までで、胡青牛のところに金花婆婆が大量の病人を送り込んだ話まで来ています。
驚天動地のドラマ展開はしそうにないと信じて、ストーリ紹介は最小限です。
この胡青牛は紀王@琅琊榜の寧文彤。謝遜は黒子(于正版笑傲江湖の任我行、神侠侶の金輪国師)そして前回張紀中版では今は亡き于承恵が演じていた張三豊には王徳順と、まあ今ならそうなんだろうな~というキャスティング。
そして、一番話題なのは1994版で周芷若を演じていた周海媚が 滅絶師太を演じていることでしょうか?でも、日本では胡歌版の射英雄伝で楊康の母包惜弱を演じていたという方が通りがいいかもしれません。
最近、金庸作品のドラマ化が続いています。旧作へのリスペクトなのか、人気に便乗しようというのか、キャストや主題歌などをとりこんでいるのが目立ちます。
2013版天龍八部では、2003版倚天屠龍記の張無忌の蘇有朋、趙敏の賈静雯、修芷若の高円円が揃って登場、話題になりました。2008版射英雄伝では、1993版の主題曲鉄血丹心が使われ、そこで楊康を演じていた苗僑偉が黄薬師に登場。
こういうファンを喜ばす仕掛け、今回では1994版から周海媚の滅絶師太と主題曲の刀剣如夢が持ち込まれているし、かつて虚竹を演じた樊小皇が成昆をするとか迷魂がくすぐられています。
10集まで見たわけですが、アクションシーンは相当多いのですが、やっぱりスローモーションの多用が目立ちます。
王徳順の張三豊は悪くないのですが、やっぱり于爺が恋しい。
張無忌には二人の子役が配役されていますが、芸達者です。小さいほうの韓昊霖、泣きの演技が続くのですがうまいです。
ともに成人を演じる曽舜晞に面立ちが似ているのも新鮮でした。以前だと、成人版が誰でも子役は釈小龍とかって感じでしたからずいぶん変わりました。
ドラマの展開はほぼ原作通り。手堅く進んでいる感じですが、その分峨嵋派のうざいのも際立ってます。丁敏君とか私の嫌いな後宮ドラマのキャラみたいなもんですからね~先を熟知してるだけにうざさもまた格別w
私的には横店だけでなく雁蕩山でも撮影がされていた様子がうれしいです。
2月は古装劇にこれと言って視聴モチベーションを書き立てるような作品がなくて、ずっと大江大河見てましたが、3月は期待できそうです。
もう一つ並行してみてる大唐魔盗団も悪くなさそうで、2月のツケを返してもらえるかと喜んでいるところです。