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Channel: 江湖迷人
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江南の旅 その1

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旅日記 前半

 四泊五日の江南の旅に行ってきました。

 ・・・やっぱりいろいろやらかしてしまいました。

 今回は出発10日前に大事件出来。スーツケースが右足の小指の上に墜落。痛いわ、腫れるわ、靴履けない~となってしまった。でも、足の小指さえ圧迫しなければ、普通に歩けるので助かった。
 という微妙な状況。鼻緒ならいいだろうと「季節外れなので、これしかありません」という鼻緒タイプのサンダルと初めて履く5本指ソックスを購入、シップも大量に持っての出発となりました。
 日本の空港を出るまでは、なんとか我慢して、ゆるゆるの靴を履いていたのですが、上海到着したとたんにサンダルにチェンジ。
 以後の日程はずっとサンダルでパタパタと歩くことになりました。見かけを気にしてる場合じゃない。
 しかし、歩けるもんですね~1日二万歩を超える日も乗り切りました。

 敵は脚にぶつかってくる自分のキャリーケースだけ。

 鼻緒の履物の優秀さを感じる旅でした。
 
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 上海に到着。成田からの同行三人と合流。サンダルに履き替えていたためにお待たせしてしまいました。申し訳ない。
 で、さっそく上海博物館に向かいました。
 ここは以前にも来たことがあるのですが、そのときには書の展示中心に見、今回は青銅器と玉器中心で見てきました。一度や二度来たくらいで全部が見られるようなスケールではないです。

 写真撮影も禁じられていないので、いっぱい撮影してきました。それにしても青銅器のこの細工。青釉のこの色~
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 博物館を出て、地下鉄で外灘方面に。中国で地下鉄利用するのは初めてで、切符になるトークンの扱いや手荷物検査に戸惑いましたが、何度かやるうちに多少は要領よくなったかな?

 目的地はここ。風波荘という武侠レストランです。上海にいらっしゃる武侠迷の網友とも合流。
 器が欠けているのも武侠っぽくて、この際いい感じに思えてしまうw

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 中はこんな感じw

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 料理はこんなの

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 短い時間でしたが、楽しい夕食になりました。わざわざ出てきてくださった網友に感謝。

 ここから高鉄で今夜の宿泊地蘇州へ移動。一時間ほどの高鉄の旅。

 蘇州駅には大きな范仲淹の像が、城壁の前に。そして両側に白居易、顧炎武、孫武、伍子胥らの像も。蘇州の街は范仲淹オシなのですねとなんとなく思う素人。どれもこれもダイナミックな迫力のある造形で魅力的でした。

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 私のイチ押しはこちらの伍子胥。

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 タクシーでホテル、いや客棧に向かいました。蘇州の宿は客棧!!とそれだけでワクワクしてた武侠迷。
 ここから車は入れないという近くまで行って下車。すぐに見つかるはず・・・が見つからない!

 行ったり来たりした結果、路地の奥にようやく発見。表通りからは全く見えないんですよ~

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 よれよれっと中に入ったとたん「あんたらの予約、明日になってる」と!!
 なんとか部屋が空いていたのでほっとする私たち。客棧だからと言って、おいはらわれるところまでは期待してないw

 で、私の部屋はこれ。塗りたてのしっくいがきれいですが、ときどき落ちてくる様子。現場は見てないが、ベッドの上や床にぽてっと・・・

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 ま、刺客が降ってくるよりは良し。

 バスルームが階段を上がったところで、こんな感じで、いっそう客棧ムードが高まる。

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 と、いろいろありましたが、無事蘇州の夜は更けていくのでした・・・

 夜が明けて、翌日は蘇州を軽く散歩して、タクシーで南京に移動。貸し切りを手配してもらっていたので、ゆったりと移動できました。

 まず白居易がイチ押ししていた虎丘へ。ここは呉の闔閭の陵墓だったそうで、斜めに傾いた虎丘塔が目を引きます。顔真卿が書いたといわれる「剣池」の文字も魅力的でした。

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 虎丘一帯を散策、今度は南京の湯山温泉に向かいます。
 「南京=金陵の温泉に入りたい!」というコンセプト。琅琊榜迷の皆様、わかっていただけますでしょうか?

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 日本の温泉とは違って、水着を着て入るので、家族連れやカップルがのんびり。温泉の種類もいろいろありましたが、水質自体が違うというよりそこに投入されている「薬草」が違うようでした。
 別に写真を撮ってもよかったようですが、持ち込まなかったので写真はないです。

 でも、徐長卿泉なんてのがあって、笑っちゃいました。
 こちら徐長卿さん。昊天泉はなかったw

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 ここで二時間ばかりゆったりして、南京のホテルへ向かいます・・・

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