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将夜 その4

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25~30集

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 ちょうど半分まできました。

 盛唐幻夜と唐磚とあと何本か並行してみているところですが、言いたくないけどなんかどれもこれも同じような展開の恋愛故事になっていてもう満腹状態。
 そっち方面に行かないだけでも、将夜は私的には「良作」ですわw

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 今週分のメインは寧缺の新人師弟生活、そこにとうとう牢から脱出した光明大神官、恨みに燃える隆慶王子とその周辺、西陵神殿の企み、唐国王家内でのあれこれ・・・とかやってる間に、極北荒原から荒人が南下してくるというので、各国、各神殿だのなんだのが優秀な弟子とかを送り込むことになりました。そして、唐国書院の代表として寧缺が書院の学生たちを率いて出兵することになるという緩急の急にかかるところで来週のお楽しみになりました。

 寧缺は書院后山の十三先生となったわけですが、何を専門に学ぶかを決められず、12人の師兄たちから順番に音楽だの将棋だの鉄工だのなんだのを手ほどきしてもらっては、うまくいかずに周り中に迷惑をかけまくっています。

 楽しく見ていられる場面ですが、なんといってもおもしろかったのはこの夫子の弟子たちのあいさつ。これ、「お手」ですよな~

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 このドラマ、国や神殿によってあいさつの形式を変えているのですが、さすがに「お手」には笑いました。

 もう一つ、大爆笑だったのは、倪大紅の光明大神官が牢から出てくる場面。閉じ込められていたようで、実は機が熟するまでじっとしていただけでした。牢獄の鍵もポロリと開けて、表に出てくる。そのとたんに暗雲が立ち込め、地震だのなんだのと天変地異が起こって、あんたゴジラかヴォルデモートかってBGMが流れて、もう笑うしかなかった。

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 この脱出で、物語に新しい展開が生まれるんでしょうね。

 唐国では、李漁公主が寧缺を陣営に引き込むためには、まず「馬を射よ」とばかりに桑桑に接近。めっきりかわいくなった桑桑を見て、早速けしからぬことを考える三王子。李漁もけっこう頭は切れる人間なのに、弟がコレでもなお次期王にしようとするのが喜悲劇です。
 国王の健康状態もよくないようだし、王妃は実は魔宗の聖女だし、夏将軍もその一族だし、弟は西陵と通じて王位を狙ってるし・・・もともといろいろ火種を抱えているところに玉座をめぐる争いも。何を考えているのか、相変わらず寧缺ひいきの国王李仲易。そこに不満やら不安やらをいだく家臣たちとこっちも暗雲立ち込め始めてる感じです。

 神符師の師弟としては、初めて神符を描くことに成功。無理やり弟子入りすることになったとはいえ、師父顔瑟との間には通い合うものが生まれてきました。

 そして、今まで異性を感じていなかった桑桑に対して、初めて「異性」を意識する寧缺。リアル18歳が18歳薬で頑張ってますな。

 夫子の弟子になったばかり、しかも各地を転々としている夫子にはまだ直接会ったこともない寧缺が弟子たちを率いて荒人との戦に出ていくのが「実習」というのもすごいですが、その上寧缺には失われた明字巻の天書を探し出して持ち帰れという内密の任務も与えられる。もっとも各地から出陣してくるメンバーそれぞれが同じように天書を持ち帰る気です。

 とまあ師兄たちからいろんな餞別をもらって北方に赴くことになった寧缺です。今週分はまあまあまったり見てられました。でも、来週分はコロッと雰囲気が変わるんでしょうね。

 ドラマの方向がだんだん重苦しくなるというより、スパイラルを描いて話が展開していくので、一気になん集か見ても飽きるって感じはしません。ただ、言語力不足の身には、登場人物がめちゃくちゃ多い上に入り組んだ人間関係を追っかけるのはものすごく大変です。

 権威をかけた神殿同士、国同士の関係とか、メンツにこだわる隆慶とかの描写の一方で、寧缺たちがさんざん金儲けのネタにした「十三先生の天下第一の書」っていうのが、寧缺が紅袖招に残した書「鶏湯帖」が桑桑あての「酔った。今日は帰れない。残ってるチキンスープ飲んでしまえよ」みたいなメモで、その写しを高額で買ったり、手本にしたいしている皮肉というか「権威」みたいなものをおちょくっている雰囲気もありありなんですよね。なかなか一筋縄ではいかないところが、武侠ドラマに通じるところもあって楽しいです。

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盛唐幻夜 その3

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31~42集

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 何とか視聴継続してるのは、話の舞台が長安から離れ、穆楽の故国娑羅国に移って探案もの変じたドロドロ恋愛ドラマから幻仙劇に切り替わったためでしょうか?

 葉遠安に毒薬を飲ませて、無理やり趙瀾之との結婚には漕ぎつけたものの、式を挙げただけで「お前のような人間は嫌いだ」と拒否され、表向きだけの夫婦だと宣言された明慧。
 そんな結婚うまくいくはずないと明慧を諭すこのドラマの武媚娘はやっぱり世話物っぽいです。

 趙瀾之と明慧の結婚を知って、荒れる遠安。天枢のいい加減な仕切りで穆楽と結婚してしまう。ありがち。

 しかし、その穆楽は娑羅国の貞貞から記憶を取り戻す薬をもらって、本来の自分を取り戻す。ただし、長安での記憶の方は失うんですよね~。こっちもありがち。

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 で、娑羅国の王子阿嬰として父王の病気を治すために九星天珠を取り返しに来たということを思い出し、早速これを奪還。故国に戻っていきます。

 九星天珠を奪われた唐では、遠安の馬奴が犯人と葉家一同と趙瀾之、その縁戚となった明慧の兄郁王家が罪に問われる。

 私の馬奴がやったことだから、私が取り戻しに行くと一人娑羅国に向かう遠安。

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 ここから、遠安と阿嬰王子の娑羅国での「冒険」が始まります。

 阿嬰王子と父の怒りに触れて仏塔に監禁されている兄の阿衡王子、彼らのいずれかが次期国王になるのですが、弟の方が有力というので、兄を支持する連中が阿嬰を陥れようと画策。

 その阿嬰王子が兄が解放した紅龍を退治し、その時に紅龍の血を浴びてしまう。これが彼の変身の理由ですね。

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 侍女として王宮に潜り込んだ林遠安だが、阿嬰が穆楽であった記憶を全くなくしていることを知る。自分を裏切った穆楽に怒り心頭の遠安だけど、善良な阿嬰に何度も助けられ、だんだんとまたいい感じになってきています。

 長安での主人と馬奴という関係が、ここでは王子と侍女と逆転するというのがこのドラマのポイントなんでしょうね。

 まあ、この娑羅国というのはみんなが超能力を持っている国という設定で、龍だの樹精だの出てくるし、遠安を追っかけてやってきた天枢の力で過去に戻ってるし、話は一気に幻仙劇雰囲気。

 趙瀾之に冷淡にされる明慧はやっと自分が間違っていたと武媚娘に認めましたが、それでもなお趙瀾之と別れる決意がつかない。

 この後、結局この二人がCPになるんでしょうかねえ。でないと遠安と阿嬰のCPが成立しないわけで、気の毒な趙瀾之・・・

 しかし、この展開。男女が入れ替わってるだけで、三生三世十里桃花とかと一緒なんですよね。望まない結婚の押し付け、記憶をなくす恋人・・・斬新なストーリ展開切望です。

新神探聯盟之包大人来了

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1~38集

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 本来「古装劇専門」な人間なのですが、「嫌な相手と泣く泣く結婚」って話があっちでもこっちでも続くんでジャンルの違うドラマに引っ越し。

 このドラマ、王凱が「琅琊榜」以前に主演したとは知っていたんですが、そのままにしてました。でも、実際に見てみたら、思ってた以上にできもいいし、おもしろい。しかも、「琅琊榜」、王凱ファンだけでなく、包青天シリーズ、「開封府」のファン、おまけに「放弃我,抓緊我」(邦題::記憶の森のシンデレラ)のファン、喬任梁のファンにもお薦めできるという一粒で何回もおいしい代物でした。

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 それにしても喬任梁が亡くなってから、もう2年以上たつんですね・・・

 というような理由で、いつもとは基本「読書感想文」なんですが、今回はお薦めの理由も並べてみますね。

 まずは簡単にドラマの説明をすると、時代背景は一応民国時代となっていますが、まったく架空の民国の「徳城」という都市が舞台です。この徳城では次々とひどい事件が続き、それを捜査するのが徳城罪案调查処(略称:DBI)です。そのDBIを率いる探長が王凱演じる公孫澤、探員には考えるより先に飛び出していく展超、法医の雪莉たちがいる。そこへ、独立検察官という強力な権限を持つ包正が赴任してくる。おもしろくない公孫澤だが、次第に包正と協力関係を築き、次々起こる難事件に挑んでいく。
 
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 このキャラの名前見てもわかるように、ドラマは三侠五義をネタにとりこんでいます。包正、公孫澤、展超って、日本語でいう包拯、公孫策、展昭以上に中文ではそっくりな音です。
 そして、起こる事件が大きく4つ。

 最初が「鍘美案」ドラマの「開封府」でもおなじみの陳世美、秦暁蓮(秦香蓮)、韓らが登場します。出世のために妻子を捨てるという大筋は同じなんですが、そこから話が広がっています。

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 二番目が「烏盆案」包拯の元に黒い鉢に宿った幽霊が現れて・・・という有名な話です。骨董品をめぐる話になります。

 三番目は「狸猫换子案」、さすがに「狸猫换太子案」ではないですね。これも「開封府」にありました。こちらは劣悪な医薬品を扱っていますが、包青天ものらしく裁判シーンが出てきます。

 そして最後が「五鼠案」白玉堂たち五鼠が徳城に現れ、DBIの鼻先で大暴れします。ところが、その五鼠の背後には・・・で、さらに大事件が引き起こされます。

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 有名な包青天の話ですが、それぞれを元にして話を大きく膨らましています。そして、最後にはこの四つの事件を含むさらに大きな犯罪集団を率いる孔雀王が姿を現してくる・・・というのは、中華ミステリではおなじみの展開。
 
 ただ、膨らまし方、宋代の物語を架空の「民国」時代にねじ込むスキルは高いと見ました。

 で、琅琊榜迷にお薦めできる理由。
 もちろん若くて細い五年前の王凱が見られるというんでもいいんですがw 
 王凱は琅琊榜の2年前に主演しているというだけでもお薦め理由になるかもしれません。でも、この王凱が演じる公孫澤ってキャラ、靖王蕭景琰の原型が見えるんですよね。琅琊榜のキャスティング、これ見てしたんじゃないかと思うくらい。

 プライドが高く、探長としての能力も高いが生真面目で融通が利かない。まあワーカホリック気味というところ。豪邸に妹と同居していてるし、アスコットタイを愛用しているあたりは貴公子ムード。そこを突然割り込んできた包正におちょくられて、家にまで居座られ、ついには「包大娘」まで同居するようになってしまう。
 妹と兄がいるが、兄の公孫亮は任務中に殉職、その仇を討とうと思い定めている。

 新聞記者の妹薇薇安は展超と仲良し。兄と違って、人付き合いはうまい。公孫澤は法医の雪莉が好きなのに、はっきりしなくて妹たち周囲をイライラさせている。

 探長として颯爽と部下を仕切る場面、包正には今一つかなわなくてプライド傷ついた表情、姿を消していた兄の仇が再び現れたときの激昂・・・公孫澤の表情や科白回しに靖王、ときどき明誠@偽装者も浮かんできてたまらんかったです。

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 終わりの方で出てくる呉天というキャラの配音は、李立宏@梁王でした。配音ほとんどの中、王凱は自分で声も担当しているので、「为什么不告诉我~」などというセリフが出てきたら、もう笑うしかないw

 包青天の方も言うまでもなく、三侠五義のエピソードやキャラを持ってきています。「SCI謎案集」も同じだったんですが、あちらは(原作では)ほぼ名前だけだし、主人公は白玉堂と展昭です。こちらは、年齢的な関係でいうと普通の包青天ものより、少年包青天の方に近い。

 そして、「放弃我,抓緊我」ですが、今回の白玉堂は喬任梁なんです。王凱と共演したドラマ「放弃我,抓緊我」は日本でも「記憶の森のシンデレラ」で出されています。この前にも共演してたんですね。ついでに、包正を演じている張鐸も投資家の莫凡の役で出てました。
 個人的には、五鼠がもうちょっと活躍してもよかったんじゃないかと思いますが・・・

 というようなファン目線のあれこれを別にしても、このドラマ、ミステリ部分も相当しっかり構築できてるし、公孫澤と包正と展超の関係とか彼らに関わる雪莉、薇薇安、そして敵か味方かわからない謎の女性夢飛とかの女性キャラとの関係もうざくならない程度でいい感じです。
 架空とはいえ設定は「民国」なので、上海や横店で撮影したらしく外景は申し分なく「民国」。でも、男性主人公たちの服装では時代は無視されてる感じです。悪くはないですがw

 アクションの方は展超の胡宇威がメインで頑張ってましたが、替え身率が高かったかな?

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 ただね~ラストが「雪山飛狐」だったんですよね~悪いとは言わないけど、むっちゃ気になるw

 とはいえ、すでに五年前の作品なので、もう第二季も存在しているようです。キャスト総とっかえ、しかも私の知らない人ばっかりなんで、あんまり見る気になれない。「雪山飛狐」のままでも、まあいいかw

 なので、次は新しく出て来た「火王之破暁之戦」の様子見しつつ、靳東の「守衛者-浮出水面」ものぞいてみるかという予定。この「守衛者-浮出水面」って「開封府」の張徳林の斉奎と陳世美の王梓権が揃って出てるという面白みがあるんですけど、中身はどうかなあ?

演 員       角 色   配音
張 鐸   飾  包 正   陳浩
王 凯   飾  公孫泽  原音
胡宇威  飾  展 超   姜広涛
張 儷   飾  胡雪莉  邱秋
李欣汝  飾  夢 飛   白雪岑
彭 静   飾  薇薇安  唐小喜
苑琼丹  飾  宫 洁   馬暁骥
石文中  飾  孔雀王  范哲琛
呉東翰  飾  公孫亮  宝木中陽
王侃伟  飾  老 布   宝木中陽
恬 妞   飾  劉麗華  金雁
夏志卿  飾  龐 籍   呉凌雲
劉 牧   飾  陳世美  張磊
劉雨鑫  飾  秦暁蓮  李世栄
岳躍利  飾  劉 方   范哲琛
王澤宗  飾  韓    楊默
王仁君  飾  楊 用   張杰
舒耀瑄  飾  季 老   商虹
高曙光  飾  趙 訓   范哲琛
喬任梁  飾  白玉堂  辺江
尹天照  飾  呉 天   李立宏

職員
出品人:劉文武;馬潤生
総監制:張子揚;田偉;周磊明
総策劇:呉峥
導  演:藍海瀚;林合隆;胡儲璽
編  劇:呉峥
芸術指導:呉峥
美術設計:楊頡
動作指導:杜修斌

哦!我的皇帝陛下

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第一季、第二季 計42集

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 一見タイムスリップと見えますが、実はパラレルワールドものです。

 第一季、第二季あわせて42集ありますが、1集が正味20分ぐらいしかないのであっという間に終わってしまい、隙間時間にちらちら見てきましたが、2か月もかからずにクリアできました。

 ヒロイン洛菲菲はアイドル佳成のコンサートに急ぐ途中、事故を起こし、気が付いたら佳成そっくりな「黄道国」の皇帝北堂弈たちが遊んでいるプールの中だった・・・
 これで、太子妃昇職記(邦題:太子妃狂想曲)を思い出すか、韓国版歩歩驚心(邦題:麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~)を思い出すかはあなた次第w

 いきなり全く違う世界に放り込まれたヒロインが周りに波風を立てながら、次第にその世界での位置を確立し、権力者のイケメンと結ばれるという定石通りの展開。

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 ここで特徴的なのは、洛菲菲がやってきた世界は「黄道国」というだけあって、黄道十二宮の星主である青年たちが朝廷の重臣たちとは別に国の大事を仕切っていること。彼らのトップに位置するのが摩羯座星主の皇帝北堂弈、皇帝の弟で双魚座星主北堂棠、年若い叔父北堂墨染は水瓶座星主、他に将軍や、重臣の娘商人や塾の先生なんかも混ざっています。そして、彼らはそれぞれ別の超能力を持っているんですが、姿を消せる、分身の術ができる、ちょっとした予知能力がある・・・とあまりパッとしない。

 
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 第一季では、父王が暗殺され年若くして皇帝となった北堂弈が叔父に託されていた兵権を譲られ、名実ともに皇帝になるまでの話に、いきなり現れたヒロインにこの叔父北堂墨染と皇帝北堂弈が夢中になってしまう話、ヒロインは前皇帝暗殺の犯人として排斥された蛇夫座の主であったために囚われてしまう話なんかが進みます。

 第二季では、ヒロインと皇帝の恋、ほかの星主たちの恋が軽いタッチで描かれると同時に、蛇夫座一族の濡れ衣が晴らされ、その裏でこの黄道国を狙う猟戸国の企みが相当にねちっこく描かれます。

 そして、まさかのジェノサイドが・・・
 この手のラブコメでここまで血みどろに結末持ってくるかと少々びっくりしましたが、ヒロインの超能力は「癒し」だったので、蛇夫座の一族と共に皆をよみがえらせる。

 その代償として、彼女は黄道国から姿を消し、こちらの世界に戻ってきます。さて、黄道国は夢だったのか・・・

 言っちゃなんですが、太子妃昇職記(邦題:太子妃狂想曲)にしても、宮鎖心玉(邦題:宮 パレス~時をかける宮女)にしても、歩歩驚心(邦題:宮廷女官若曦)にしても・・・後省略・・・最後はまあそれなりにきちんと再会してるんですよね。こちらも例にもれません。

 主役のイケメンたちはアイドルグループX玖少年団のメンバーが演じています。北堂弈、北堂棠、北堂墨染、白無塵、蘇尋仙には闘破蒼穹にも出ていたメンバーが、ほかのメンバーもカメオ出演で入って、目の保養をさせてくれています。

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 この人たち、なんというか正統派の美形が多いんですよね。それに、ドラマで二つ見ただけですが(捉妖記2にも出ていたんですが、「村人たち」で歌って踊ってただけみたいなんでスルーしときます)きっちりキャラの仕分けはできている感じ。
 静かなタイプと動的なタイプ、弟キャラ、ちょっとコミカルなキャラに、筋肉見せますキャラ・・・君たち闘破蒼穹でもほとんどそのキャラ分けは同じだったね~とか突っ込みつつ、イケメン鑑賞していました。

 ヒロインのほかに、主だった女性キャラは数人。男性キャラよりシビアな運命に振り回されている気もします。

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 このヒロイン、元の世界では医者だったんです。まあ、その使命感はなくしてはいようですが、あまりにも軽薄な言動に見るのがつらかった。後半に入ってきて多少はましになってはきたんですが・・・
 沙海の楊蓉の演じるキャラも医者で、相当に軽薄な感じがありましたが、こちらは年齢的(撮影時18、9歳?)にもほんとに医者?って感じのキャラ設定。もうちょっと工夫がほしい。

 逆にお~こう来たかと思ったのは、猟戸国の国師とやらにとりついていた妖怪らしきものにとりつかれた北堂棠が、これを倒すために分身の術を使って、自分で自分を殺すという展開。これには「やられた~」と思いましたね。前例があったのかもしれませんが、私的には新鮮でした。

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 アイドルドラマも見るんですかといわれそうですが、中身次第で見ます。ただ、あんまり演技が下手で、しかも脚本が良くないとクリアできないかも・・・まあ、演技が下手でもなんでもキャラと脚本で見せてくれた刺客列伝なんてのもありますからw
 早く第三季、作れ~~


演員(X:X玖成員)角 色 
谷嘉誠 X  飾  北堂弈/佳成
伍嘉成 X  飾  北堂棠
肖  戦 X  飾  北堂墨染
趙露思    飾  洛菲菲
彭楚粤 X  飾  白無塵
陳澤希 X  飾  蘇尋仙
焉栩嘉 X  飾  尚羽
謝林彤    飾  楚勝男
宋楠惜    飾  謝嫣然
王  嵛    飾  夏冰
黄天宇    飾  西風烈
李蓓璽    飾  梅大仁
周  卓    飾  房建
劉  浪    飾  張天正
郭子凡 X  飾  北堂靖
夏之光 X  飾  瑶光
趙  磊 X  飾  谷磊
王竟力    飾  秦政
李嘉誠    飾  徳海
劉美希    飾  太皇太后
方皓苇    飾  碧莲
崔  璨    飾  忘言
程小夏    飾  虫虫
楊  琳    飾  小荷
周  鉄    飾  猎戸国国主


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出品人龍丹妮;王娟;謝建国
制作人張君波;劉栄;鄂天妹;姚玲;謝春霊
監 制黄威
導 演高博
編 劇柳暗花溟;尹航;李珊珊;水;闫妍;楊芹
芸術指導傅英彰;叶澤一
動作指導李歩軍;周少岩;王慶壮;曹凱;孫澤語;簡浩宇;張玉;馮亮亮
造型設計汪涵
服装設計呉拓熙;陳嬌嬌;徐佳;姜唤唤;王高昂

将夜 その5

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31~36集

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 桑桑を残し、極北荒原に向かう寧缺。二人が離れてのエピソードが展開しました。
 新疆各地でロケされた風景が美しいです。やっぱりCGだけの薄っぺらい背景とは違いますね。

 極北荒原では書院の一行をはじめ、墨池苑の書痴こと莫山山、月輪国曲妮大師らがそれぞれ弟子たちを引き連れて集まってくる。

 月輪国からいやがらせをされている莫山山を助けた寧缺だが、書院の十三先生の身分を隠し褚由賢の名前を名乗る。そして、食糧を運ぶ任務を押し付けられた莫山山たちに同行する。

 そこを馬賊が襲ってくる。食糧を狙ってるようですが、実は狙われたのは寧缺の方。莫山山の救援の依頼を無視する西陵の羅克敵と曲妮大師。寧缺と莫山山たちは大苦戦の末に、襲ってきた馬賊を撃退し、任務を果たして戻ってくる。
 アクションシーンたっぷりで、見ごたえありました。寧缺の張飛宇、アクションシーンより字を書くシーンの方に替身はいってましたね。ま、当然ですかw

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 これに対して曲妮たちは莫山山がうかつだから、食糧を奪われるところだったと彼女を罪に落とそうとする。そこに寧缺が自分こそ書院の十三先生と名乗って登場、たちまちのうちに彼らを言い負かす。
 夫子を非難した曲妮は、遠くにいる夫子から罰を下されています。夫子無敵ですな~

 この寧缺、ここで正体あかしたらカッコよくキメられるよね~とか皮算用しているのがかわいい。もっとも実際は唐の将軍が「こちらこそ書院の十三先生」と水戸黄門の印籠シーンみたいにやってて、それも笑えましたがw。

 西陵方面は唐王には内緒で荒人と和睦の話を進めていた模様です。このあたりの政治的駆け引きがもうちょっと見たい感じです。

 例の「鶏湯帖」の書にほれ込み、十三先生にあこがれていた莫山山はびっくりですが、褚由賢があこがれていた十三先生と知って、初めて「鶏湯帖」の内容に気が向き、桑桑って誰?と思うところもかわいい。

 共に苦難を切り抜け、彼女の十三先生への賛辞を耳にしていた寧缺も彼女に恋心を覚えた模様で、「桑桑が彼女をことを気に入ってくれるといいな」などとつぶやいてます。

 その桑桑は、町で知り合った老人を助け、家に連れてきて世話をすることになる。ところが、この老人が牢から脱出した衛光明。彼は、桑桑こそ自分の後を継ぐものと、彼女を弟子にしようと説得をする。
 ゴジラみたいなBGMと共に重出江湖した光明大神官が、桑桑にこき使われています。
 寧缺に聞かないと~とか忙しいとか言っていた桑桑ですが、とうとう神術を教えるという光明を師父と呼ぶようになる。
 指先に光を灯すことを教えてもらって、これで夜も困らないとか喜んでいますが・・・彼女の指先がETのごとく光るのをみた光明は彼女こそ、光明之子、次代の光明大神官と大感激してます。
 この先はそんなに気楽じゃないでしょうね。
 
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 二人とは別に、皇帝方面では、極北高原から皇后夏天の元に「義父」三長老が現れ、自分一人が唐王の妃として安楽に暮らしていると夏天を非難、直接唐王と談判すると伝える。彼らが現れたことを知った李漁は夏天を排除する好機と、父王を助けるという名目で軍を率いてくるが、かえって父の怒りを買うことになる。
 李漁の弟は桑桑を襲って、光明に追い払われ、夏天の義父にはコテンコテンにされていますが、まあこのドラマ一番のどうしようもないキャラです。

 極北荒原の方では、寧缺が莫山山と共に明字巻の天書を探そうと動き出す。隆慶たちも同じように探しているし、諸国を巡っている夫子と大師兄もこちらにきてるし、今週分はまた違う局面が展開ですね。

 

盛唐幻夜 その4

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43~50集

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 大結局まで到達。

 ドラマスタート当初の探案もの的展開はすっかり影を潜め、東南アジアの架空の国を舞台にした中華ファンタジーになりました。

 中心になるのは阿嬰王子とその双子の兄阿衡王子。それに阿嬰こと穆楽と葉遠安のロマンス、はっきりそうとは表現されていないけど、どうみてもBLな阿衡王子とその「我的朋友」霊渓の「全世界を手に入れてやるぞ」という企みとの対決が描かれて、ラストに。

 ドラマの仕掛けに触れてますので、画像下は立ち入りご注意願います。

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 霊渓にリードされた阿衡は九星天珠の力を使って、まず弟を抹殺して、娑羅国を手に入れ、差の次には大唐国も・・・と計略。そのためには母親も殺してしまう。

 一度は遠安と国を去って穆楽として生きていこうとした阿嬰だが、阿衡の計略を知って、国に戻ろうとする。もう離れないと同行する遠安、そこに崖落ちして死んだと思われていた趙瀾之と明慧が現れる、
 4人で娑羅国に侵入し、阿衡王子と霊渓とのラストバトル・・・となるのですが、このあたりにはちょっとひと工夫があっておもしろかったです。

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 阿嬰は、自分と阿衡は九星天珠の力でこの世に生まれ、九星天珠を破壊する力も持つが同時にそれは自分たちの最期だということを知る。そして、遠安に別れを告げ、九星天珠を破壊し、この世を去っていく。

 ドラマ全体の幕引きは、傷心の遠安が九星天珠の一つを大唐国に持ち帰り、武則天にその恐ろしい力を知らせる。信じられない武則天だが、自分が皇帝に即位する未来に待つ悲劇を知って、九星天珠を自分のものにすることをあきらめる。
 とすると、この先は史実とは変わっていくわけですが・・・このドラマではここでお終い。武則天のこれからはどうなることやら。

 ラスト、一人林家の屋敷で穆楽との思い出に浸る遠安の前に、阿嬰の姿がぼんやりと見える。穆楽=阿嬰恋しさのあまり遠安が正気を失ったとも、幻となった阿嬰が現れたともなんとでも解釈できる終わり方になってます。
 
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 私的には、穆楽=阿嬰と遠安のパート1、パート2のロマンスよりも、阿衡王子と霊渓のBL展開の方がよほど面白かったです。阿衡は、すでに死んでいる霊渓の死を受け入れられずに、「分身の術」を使って自ら霊渓として遠安達の前に現れていた。でも、阿衡自身が霊渓はまだ生きていると信じているという展開にはオリジナリティが感じられました。

 趙瀾之はやはり予想通り、まとわりつく明慧にほだされてしまいました。いくら改心したとしても、というか潜入してたんだとしても、やってたことがひどすぎるわけで・・・

 趙瀾之の娑羅国ファッションはなかなかよかったですが、君たちそんな派手な格好でこっそり侵入?

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 途中で、明慧がめちゃくちゃうざくなってもう見るのやめようかとも思ったんですが、舞台が娑羅国になってから趙瀾之ともども出番が減ってしまったので継続してみることができました。

 娑羅国の後半、遠安が霊渓の罠にかかって藍蝙蝠の怪物に変わってしまう話あたりから、結構面白い幻仙ものとして見ることができました。
 
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 脚本としては、ちょっとまとまりのない感じがするのはぬぐえませんが、遠安が娑羅国に侵入して以後、現在と過去を行ったり来たりしてのストーリ構成は悪くなかったです。
 探案ものを見る気だったのですが、結局幻仙世界での大冒険物語を見ることになってしまいました。
 大唐国での話は結局後半のファンタジー世界ドラマのための布石だったと思えば、納得ではあります。

演  員      角 色     配 音  
呉  倩  飾  葉遠安     李詩萌
鄭業成  飾  穆楽/阿嬰  原音
張雨剣  飾  趙瀾之      趙毅
董    飾  明慧
袁文康  飾  陳天枢      張磊
劉天佐  飾  天橋
于明加  飾  武則天      閻萌萌
印小天  飾  唐三蔵
田  麗  飾  拓月王妃
王仁君  飾  唐高宗 
鄭暁寧  飾  娑羅国王
周韵茹  飾  貞貞
啓  杰  飾  阿衡
居  来  飾  霊渓  

一部演員表には唐高宗は蒋毅となってますが、登場してたのは王仁君です。
ついでに、印小天の出番は総計しても1分あるかないかかと・・・

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出品人趙依芳、張寧
制作人陳品祥 、張寧
監 制傅斌星
原 著繆娟
導 演周暁鵬
編 劇繆娟

将夜 その6

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37~42集

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 このドラマ世界では修法者のレベルが「初境,感知,不惑,洞玄,知命」となっていますが、その上にもまた細かいレベルがあるということでなかなか覚えきれずに目がくるくるしてます。
 
 ともかく、寧缺は気が通じたとたんにわずか14日で不惑に到達していたはずです・・・違ったらごめんですが。
 今回の視聴分は都での権力争いからはひとまず離れて、修法者たちの争いという色合いが濃くなりました。そして、その中で桑桑の運命が回りだし、寧缺の運命もまた・・というところでしょうか。

 寧缺と莫山山の二人は明字巻之天書を求めて、魔宗山門の近くまでやってくる。同じように天書を探す隆慶王子も現れる。彼は寧缺に恥をかかされたと恨み骨髄で、どちらが先に破鏡して次のレベルに達するかを競うことになる。

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 隆慶が修法途中の寧缺を遠くから襲うが、莫山山が妨害。寧缺は、師兄が持たせてくれた元十三箭で逆襲、隆慶は道痴葉紅魚によって命は助けられたものの全ての力を失ってしまう。寧缺は無事に洞玄にレベルアップ。どうもこの隆慶というキャラ、寧缺がレベルアップすればするほど、ボロボロになっていく役回りのようで、何んとも気の毒。

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 この後、自暴自棄の隆慶が裸足で雪山をさすらう場面があるのですが、ほんとに雪の積もっている中でロケをしているので、俳優さんも大変だなと心から思いました

 寧缺と莫山山を抹殺しようと追ってきた葉紅魚と共に、姿を現した山門へと入っていく。

 山中には、死んだと思われていた蓮生大師が鎖につながれた姿で現れる。葉紅魚の内力と彼女自身を吸収しようとする蓮生。寧缺はかつて蓮生と争った書院の小師叔柯浩然の樊籠大陣を更新して、ようやく蓮生を倒す。
 しかし、山中のどこを探しても天書は見つからなかった。

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 山門を出た寧缺達は夏侯に襲われ、大師兄李慢慢に救われる。

 莫山山は寧缺達と同行して、唐へ向かい、葉紅魚は去っていく。李慢慢は寧缺に莫山山に求婚することをすすめる。

 都では、寧缺の家にやってきた陳皮皮が桑桑が「師父」と呼んでいる人物が衛光明だと気づく。寧缺の師父顔瑟大師は、自らの師兄である衛光明を命をかけて倒すことを決意。光明は永夜が来るのを防ぐとして、15年前に大殺戮をやらかしてたんだとやっと腑に落ちたw
 
 顔瑟と衛光明は寧缺が世界を救う光明之子、桑桑が永夜の来る前に現れるという冥王之子だと認め、これからのことは新しい世代に彼らに委ねようと心を決める。
 
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 光明と顔瑟の決戦の場をただ一人見守る桑桑。君陌と陳皮皮は近づくこともできない場に桑桑はいられるということからも彼女が只者ではないことがわかります。静かな戦いの結果、二人ともさらに高い境地に達して、塵と化してしまう。

 風景はもちろん、CGもきれいだったし、脚本に緩急があってよかったです。

 問題の天書ですが、なんとずっと大師兄が持っていたことが判明。夫子が与えたそれが、今度は寧缺の手元にやってきました。寧缺の更なるレベルアップも近そうです。

 そして、大師兄と別れた夫子は一人酒徒と屠夫に会いに行く。

 衛光明と顔瑟という二人の魅力的な年長者が退場してしまってがっかりですが、すぐにまたあたらしい美爺が登場です。
 
 恐ろしい光明大神官の顔と桑桑のためにせっせと家事を手伝っているかわいらしい様子をさりげなく同居させてしまう倪大紅が素敵。金志杰の顔瑟も寧缺の書いた「鶏湯帖」のコピーをたくさん作って高値で売るような俗っぽさと静かに自分のすべきことを実行していく孤高の人が同居しているし、一筋縄ではいかないキャラばかりです。

 夫子の鄭少秋というと、あまり砕けたキャラにはならないだろうと思っていましたが、結構洒脱でおちゃめなキャラになっていて好感を持ちました。
 一回だけのゲスト出演でしょうが、蓮生大師もよかったです。

 このドラマ、イケメンアイドルそろいの擇天記と同じ原作者の作品と思えないほどに、イケ爺、美爺が大勢揃っていて、もうそこだけで嬉しくてたまらなかったりするわけです。これほどの顔ぶれって、珍しいです。

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 忘れていけないのが新疆の風景。秋から冬にかけてのロケだったのでしょうか。雪が降りだす中、雪の積もる中での撮影はとても大変だったと思いますが、それだけの価値は十分にある画面になっています。
 CGを決して使ってないわけじゃないんですが、現実の迫力にはかなわないですね。
 

唐磚 その3

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21~36集+超甜番外

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 36集でドラマは終わったんですが、10分ばかりの超甜番外というのがついてきました。配信開始時点で休みなく見ていたら、番外までには一か月程度の時間が空いていたはずです。大結局と立て続けに見たのがよかったのか、制作サイドの仕掛けを無駄にしたのか・・・

 それはともかく、このドラマやっぱり舞踏とか李淵の葬儀等の儀式場面とかがものすごく凝っていて興味深く見られてよかったです。

 芸術指導の張暁龍、いつものように礼儀設計もしてますが、それよりこういう場面に本領発揮した感じがしました。俳優やってるよりずっと好ましい・・・(林峯版陸小鳳の花満楼が個人的トラウマ💦)

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 画像以下、立ち入りご用心でお願いします。

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 唐代にタイムスリップした青年が、それなりに挫折も苦悩も重ねながら、結構調子よく李世民の朝廷で重用され、公主の恋人となって、もう未来に帰るとかどうとか言い出さなくなりました。
 何しろ魏王失脚以後は、太子と二人皇帝のすぐ前に並ぶ皇帝のお気に入り雲侯に出世、安瀾が死んだことになってるので公主を袖にした問題はなしくずしで、表面上は飛ぶ鳥も落とす勢い。
 彼にとって一番大事なのは李安瀾で、勢いで「家族」に潜り込んだ雲家のおばあちゃまたちも大事、友人や部下たちもやっぱり大事とすっかり唐代の人になっています。

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 雲の遊び仲間だった太子承乾と自分の方が太子にふさわしいという弟魏王の対立、恋人の蘆辛月大事のあまりに暗黒面に落ちていく太子承乾、不穏な息子たちの動きに心を痛める李世民と長孫皇后だが、皇帝李世民は彼らの動きとその背後にも目をくばって、しっかり対策を立てていました。

 これ幸いと生きていた安瀾をこっそりかくまって甜甜蜜蜜な雲。そのうちに太子達を操って李世民を殺し、帝位を簒奪しようという侯君集の企みが顕在化。これに巻き込まれた雲は、家族や安瀾を助けるために苦心惨憺。

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 かなり重苦しく暗い話が続くのですが、その割にはテンポよく見られたと思います。雲のキャラとか次々彼が「発明」するルービックキューブ?だのパスワードで開く鍵だのが息抜きになってます。

 このドラマに登場するキャラは王永泉の侯君集とか一部を除くと、麻雀をさせられたり、蝗を食べさせられたりと雲に乗せられて、けっこうコミカルな場面をこなしています。けど、李世民が冷徹に太子の謀反に備えていたなど、そこはそこできっちりしていました。
 ラスボス侯君集は、あの夏江@琅琊榜の王永泉ですから迫力たっぷり。

 配役的には雲の王天辰、孤芳不自賞の番龍で見ているんですが今回はとても生き生きした感じでキャラにあっていた感じ。
 安瀾の張佳寧は九州・海上牧雲記の牧雲厳霜でしたが、今度は何か思いつめた表情だけでなくいろいろな表情が見られてよかったです。
 
 李世民・長孫皇后の張智尭と袁詠儀はさすがのベテランで雲に振り回されたり、娘に甘い父親になったり、一転強権を握る皇帝と皇后になったりしつつ、実はドラマの陰の主役だったように思います。

 このドラマのキャラって、コミカルなところはあっても押さえるところはちゃんと抑えているのでドラマの進行そのものにゆるみは感じられませんでした。突っ込みどころは満載ですけどw
 
 原作のファンからは、またいい原作をぶち壊された~という声が上がっているようですが、これはこれで相当おもしろかったです。

 ドラマの枠組みとしては、すでに過去のものになっている玄武門の変と太子承乾の謀反がひとつながりの原因と結果になって、そこに玄武門に関わった安瀾の母の死や侯君集の陰謀、李淵の不満、長孫無忌たち老臣の思惑なんかが混沌となってじくじくとくすぶっているところに、ジョーカー的な雲が登場して一気に炎が上がっていくという展開になっています。
 そこに恋愛ドラマや家族のドラマが加わって、話を豊かにしています。

 大結局には、太子の謀反の失敗、長安城を囲んだ侯君集の軍との戦いが来るのは予想通り。ついでに、「こりゃ、この戦いのケリをつけて雲は未来に戻るパタンだな」と思ったのは、「神話」や「歩歩驚心」やいくつもの穿越ドラマであったパタンだからです。

 そして、、、やっぱりそうなったw

 ところが、このドラマ、ひと月ばかり経って超甜番外が現れた。

 雲戻ってきちゃうんです。息子もいるんですw
 そして、再会を喜ぶ彼らを陰から見ている黒衣の人物もw

 これ、第二季につなげるための「鎹」部分として出してきたんでしょうかねえ?

 話の中身はともかく、このクオリティなら映像を見るためだけに見てもいいかもしれないと思ってるところです。


演 員     角 色        配音    
張佳寧  飾  李安瀾/小冉   李詩萌
王天辰  飾  雲/雲不器   楊天翔
張智尭  飾  李世民       凌雲
袁詠儀  飾  長孫皇后     閻萌萌
于子洋  飾  蘆辛月       申秋香
王文杰  飾  李承乾       劉三木
王永泉  飾  侯君集       宣暁鳴
曹  揚  飾  程咬金
朱賛錦  飾  李  泰       曹旭鵬
丁可儿  飾  蘇  婉       劉晴
黄  飛  飾  黄  鼠
趙  秦  飾  田若瀾       沈倩
李光复  飾  李  淵       趙樹仁
馬  躍  飾  魏  徵       張磊
陳莎莉  飾  雲老夫人     晏積瑄

職員
制作人 戴莹 張暁龍 劉航筝 卞江 羅君辉 董嘉
監 制 陳嘉上
原 著 孑与2
導 演 祝東寧
編 劇 楊凱麟、龍小山
芸術指導   張暁龍


守衛者‐浮出水面

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1~30集

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 王凱の新神探聯盟とどっちにしようかな~と迷った靳東主演のドラマです。

 王凱@靖王とキャラが三侠五義の新神探聯盟と、キャストが靳東@藺晨に匡牧野@謝弼と王梓権@陳世美に斉奎@陳徳林という琅琊榜&開封府のドラマ二つは、新神探聯盟がネタとしては圧倒的に面白かったけど、脚本に突っ込みどころ満載なのはどっちもどっちでしたw

 最初の犯人追いかけて町中走り回る場面にすっかり警察ドラマだと思い込んでたら、防諜劇、対スパイドラマでした。

 靳東の演じる国安処級偵查員の洪少秋があっちからもこっちからも押し寄せるスパイの群れに対抗して、国家機密と家族を守るために、チームのリーダーとしてやってきた葉たち同僚と共に悪戦苦闘するという話です。

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 登場するスパイにも各種いろいろあって、それが洪少秋の一家周辺にうじゃうじゃ押し寄せる。洪少秋の養父張西洋は国家機密にあたる新型潜水艇を開発する研究所301研究所の所長、娘で洪少秋の義妹張妍もそこで働いている研究者。潜水艇のデータを狙うスパイがこの家族に目をつけるのは無理ないかも。

 母親がずっと長年仲良くしている同僚が最初から一家をターゲットにして接近してたとか、娘に近づいてきたイケメン暖男が女性をだまして利用するスパイだったりとか、スパイ組織に引き込まれていく裏切者となっていく男女のそこに至るまでの経過を詳しく描いたりと、スパイ組織との攻防より「あなたの傍にもスパイがいる」というのがメインテーマにも思えます。

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 データを記録したハードディスクを奪おうとする複数のスパイ組織との攻防、いったい誰がスパイなのかわからないという謎に洪少秋達が挑みます。

 洪少秋たちの活躍でなかなか思い通りに事がはかどらないスパイサイドはだんだん過激な手段に出てきて、妹や両親が誘拐されたり、チームの一員が殺されそうになったりとエスカレート。

 スパイ組織でこの作戦を仕切っている高一天を演じるのが、開封府で陳世美を演じていた王梓権。どっちも外面はよく、腹の中は真っ黒、女性を利用する卑劣漢というキャラ。しかし、この王梓権、別名が「王凱」だそうで💦

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 高一天が張妍に対しては、プレゼント攻め、いかにもハーレクイン的な甘ったるい科白、家に来ては料理を作って見せたりして両親にアピール。あまりの暖男ぶりに笑いだしてしまうほどでした。
 
 実際見てる分には、洪少秋サイドとの息詰まる攻防よりこっちのばかばかしいまでの色男ぶり見てる方が笑えてきておもしろかったです。
 表の主人公靳東に対して、高一天は裏主人公の雰囲気ですね。

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 開封府からはもう一人張徳林の斉奎が、高一天の配下で登場、洪少秋に追いかけられてました。高一天の配下のスナイパーとしては、琅琊榜の謝弼の匡牧野も出てきました。

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 葉が連れてきたコンピュータの専門家米小冉を演じている呉謹言は今年延禧攻略で一躍人気の出た人ですが、私は見てない。秀麗江山之長歌行で主人公の侍女やってたのが記憶にあります。

 視聴後の感想としては、普通におもしろかったというところなんですが、なんか似たような雰囲気の古装劇が続く中気分転換に~とか言いながら、結構せっせと見てしまいました。見てると突っ込みどころは盛りだくさんだったんですが、嫌気がさすほどでもなくまあこんなものかと割り切って見られました。ただ、青島市で撮影してる部分に比べて、潜水艇の描写が内部は古臭く、外部のCGはありきたりあったのは残念です。

演  員      角  色     
靳  東  飾  洪少秋
韓雨芹  飾  葉  唅
斉  奎  飾  銭守成
劉  立  飾  江  源
王梓権  飾  高一天
李昊臻  飾  龚怀遠
呉謹言  飾  米小冉
高  爽  飾  肖  衛
李洪涛  飾  周大路
焦体怡  飾  張西洋
杜寧林  飾  田  雲
李依伊  飾  張  妍
蕭浩冉  飾  凌小松
樊君  飾  黄薇薇
楊  洋  飾  商菲菲
郭进尭  飾  鄭婉瑜
庄庆宁  飾  鄭婉芝
匡牧野  飾  小  丑

職員
制作人朱天霓、靖雷
導  演潘鏡丞、韓博文
編  劇陳巨貴、陳夢



将夜 その7

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43~48集

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 唐磚とかクリアしてしまったら、この将夜しか「これが見たい!」って強いモチベーションのあるのがなくなってしまった。
 しかし、人気のある明星とか著名な作品だからと言っておもしろいドラマになるとは限らないよな~という当たり前のことを何度目かの再確認している今日この頃。(何かはご想像に任せます)

 う~~ところで!

 このブログは読書感想文です。
 小学生の読書感想文みたいに本文と感想がかわりばんこに出てきます。
 ネタバレとかしたくないな~とかいいつつ、私の実力ではこれ以上もうどうしようもないんで、その点ご了承お願いします。
 というか、今回私にしてはけっこう細かいところに突っ込んでしまったんです・・・
 
 なので、画像過ぎるとヤバいです・・・

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 極北荒原から大師兄と莫山山とともに都に戻ってきた寧缺。

 美しい莫山山とすっかり恋人モードの寧缺に嫉妬する桑桑。

 その桑桑は、朝廷の高官の娘だということがわかる。両親に求められても寧缺の留守を守っていた桑桑だったのに、寧缺が莫山山と結婚するつもりだと知ると黙って寧缺の元を去る。

 混乱する寧缺。初めて彼は自分にとって空気のような存在、いつも一緒にいるのが当然の存在だった桑桑という存在を自らに問いただすことになる。

 しかし、桑桑を迎えに曹大人宅にやってきた寧缺と桑桑の言い争い。初めは、「何が不満なんだ」「少爺が他の女の人を好きなのを見るのが嫌なの」「お前は一生俺と一緒にいるんだ!」「でも、あの人と結婚するんでしょ」「そうだ!でもお前はずっと一緒にいるんだ」と何を言っているのかわからなくなってきて、最後になると「お前を拾ったのは俺」「8歳のときから私がすべて面倒見てきたの」「命がけで金稼いできたのは俺」「私が必死でためてきたんでしょ」と中年離婚する前のようになってきて、大爆笑。
 桑桑の実の両親のキャラもコミカルな造形で、息抜きになってます。

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 そして、書院の1~11までの師兄たちは小師弟の花嫁には莫山山な大師兄と桑桑こそふさわしいの二師兄の二派に分かれて勝手に盛り上がり、とうとう三師姐にたしなめられてしまうという世話焼き兄ちゃん、姉ちゃんの一幕。

 寧缺が不在の間に桑桑には衛光明という師父ができ、その師父は寧缺の師父顔瑟と相打ちの形で世を去りとこちらも二人の間に初めての齟齬が生まれる原因になりました。

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 そして、その寧缺自身は山門で倒して蓮生に生涯かけて身につけた魔宗の効力を与えられてしまい、入魔。うっかり戦ったりしちゃうとそっちの本性が現れてしまうというやばい状態。全くコントロールできないわけではないけど、これがばれたら、書院を追い出されるだけでは済まないと困り切っている。

 どこか令孤沖のうっかり習得してしまった吸星大法の雰囲気ですか?
 造形は、大げさに変身するわけではないけど、十分不気味。

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 莫山山と桑桑の間で悶々とした挙句に、莫山山に別れを告げた寧缺。飲んだくれているところに夫子が登場。しかし、まだ夫子にあったことのなかった寧缺「お~い、じいさん~~」と絡んだ挙句に、言ったらいけないことまで言ってしまい、夫子に一発食らって昏倒。

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 明日来るからよく考えとけと言われてた桑桑は一日荷物を持って寧缺を待ち続けているのがいじらしい。そこへ、唐王から桑桑は主人の寧缺の元に戻れという命が届く。
 そんな無体なと憤る両親だが、夫子の言葉だと言われるともう黙るしかない。

 しかし、夫子にしろ、師兄たちにしろ、なんて世話好きな門派なんだろうw

 寧缺が病気だと言われて飛び出していった桑桑で、先週分おしまい。

 入魔してしまった上に、知らないところでは夏侯の配下に都での連続殺人の犯人として告発されている寧缺の危機、桑桑と寧缺のこれから、衛光明と顔瑟亡きあとの修法世界とかいろいろ伏線はりまくった感じのパートでした。
 このドラマ、わりに1週間分ずつのカラーが違うというかテーマが見える感じでその辺とても見やすい。でも、その代わりに絶対飛ばし見はできないです。
 もうあと2週間分12集しか残ってないなんて、寂しい。
 
 

最近見た映画たち 狄仁杰之四大天王ほか

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夏からこっちに見た映画あれこれに「狄仁杰之四大天王」

 CGいっぱいの幻仙もの映画というか、機械仕掛け映画というかを三本連投します。(多分)
 
 まずはこの夏あたりから見てブログにしないままにしてた映画をざっくりとw

 話題になってた「紅海行動」も好奇心たっぷりに見ました。

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 話に聞いていた通り、いつもの林超賢作品より爆薬多め、流血多めでした。

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 趙文卓の「黄飛鴻之南北英雄」は以前のドラマシリーズの延長線上って感じでしょうが、彭于晏の「黄飛鴻之英雄有夢」とか見た後なので、レトロな感じは悪くないけど、なんか薄いな~というイメージになってしまいました。

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 最近なぜか日本でポリスストーリーシリーズ最新作という名目で出された成龍の「機器之血」、新聞の映画評でもさんざんでしたから・・・まあ、そういうもんでしょう。
 成龍はちょっと遅れたけど、「英倫対決」も見たんですが、どちらも「父と娘」がテーマになっていて、いろいろ複雑な思いで見てました。

 で、まあ一応古装映画ということで、ほかに易柏辰の「超級王爺」とか

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 朱戩の「御前厨神満漢全席」とかも見てるのですが、

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ストーリがどうだとかじゃなくまあ楽しく見ましたよ~ということでお終いにしときます。さっさと刺客列伝第3季出してくれ~

 狄仁杰之四大天王

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 劉徳華主演の通天帝国から数えてシリーズ三作目。神都龍王に続いて、趙又廷、馮紹峰、林更新トリオの「少年狄仁杰」です。

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 武侠ツアーの飛行機の中で見てたので、もう3か月ばかり経ってしまって、印象も薄らいでますが。馬思純の造形、もうちょっとなんとかならんかったのか~というのはしっかり覚えています。

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 大きな魚が空中をゆったり泳ぐとか幻想的なCGでの画面作りは悪くなかったんですが、それ以外の部分が怪物だの怪物的人物とかがいっぱい右往左往している感じでした。

 この映画では、武則天が通天帝国につながる権力欲を明らかにしてきています。ずっと武則天を演じてきた劉嘉玲、この映画ではずいぶん出番が多くなりました。

 まだ作る気なんでしょうか?

 そう深い内容を持った作品ではなく、気楽に帥哥とアクションとCGメインの華麗な画面を楽しめばいいのかもしれませんが、作れば作るほどにストーリーよりCGだになっていくような気がしてですね~

演  員      角 色
趙又廷  飾  狄仁杰
馮紹峰  飾  尉迟真金
林更新  飾  沙陀忠
阮经天  飾  圓測 
馬思純  飾  水月
劉嘉玲  飾  武則天
盛  鏨  飾  唐高宗 
楊一威  飾  丁迅 
許明虎  飾  乙安 
汪汐潮  飾  飛烟 
張藝鶱  飾  冷玉 
宝日夫  飾  鬼夜

職員
出品人王中軍、陶昆、王中磊、李捷、曾茂軍、楊偉東
制作人徐克、王中磊、葉寧
監 制陈国富、施南生、徐克
導 演徐克
編 劇徐克、張家鲁、陳国富


最近見た映画たち 古剣奇譚之流月昭明

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古剣奇譚之流月昭明

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 ゲームの古剣奇譚2の映画化ですから、話の元はドラマ版と一緒です。
 
 2時間たらずの映画にまとめるためにばっさりと話も登場人物も切り詰めたために、かえって見やすくわかりやすくなっている面は否定できません。比べるのもなんですが、「三生三世十里桃花」の映画版が何か説明不足になってしまったのとは違って、もうこれだけで十分話は分かります。それだけドラマ版が冗長だったということか?

 あからさまに言って、こっちの方がさらっとみられておもしろかった。でも「よりまし」ってだけなのが哀しい。

 主人公楽無異には王力宏でドラマ版より年齢層アップした感じなんですが、そのまま同じタッチできゃわきゃわやってるのを見るのはちょっと辛い。

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 俳優たちの身体を除くとほとんどがCGで、全部CGを売りにしていた「熱血長安」も顔負けの「実物はどこ?」でした。

 登場人物は少なめなんですが、ドラマでは張智尭が演じていた謝衣をアーチ―・カオ高聖遠が演じているとか、李治廷が演じていた夏夷則はあの「武神趙子龍」で結構いいじゃないって珍しく高評価されていた呂布の高以翔だとか、ドラマ絡みで目を引く配役もありました。

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 ドラマでは俳優に白黒のパンダ模様のメイクさせていたキャラは、ここでは完全にCGでした。パンダメイクキャラが見るからに情けなく見て俳優さん気の毒に思えたのと比べりゃ、このCGキャラはよほどよく見えてしまった。
 元がCGなのを無理無理真人にする必要があったのかどうかってあたり、疑問です。するなら普通に人間キャラにすりゃよかったのに。

 ゲームの
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 ドラマの
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 映画の
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 ま、どっちにしても浮いてはいますw

 機械仕掛けのからくりを作る偃師が主人公ですから、そういうものがたくさん登場してくるのは当然です。人と絡むシーンが上手になってきたとは思いました。

 ドラマよりは面白く見られたのはたしかですが、しっかり戦闘向きに着込んでいる男性キャラに比べて、手足も腹もむき出しの女性キャラの衣装ってのは気持ちよく見られるものはなかったです。女性はへそ見せたら、強くなるとでも思ってるんでしょうかねえ・・・

 まあ、阿阮の配役は映画の方がキャラにふさわしかったです。

 アメリカ人のレニー・ハーリンを監督に招いて、ハリウッドスタイルを取り入れたそうですが、この人成龍の「絶地逃亡」の監督もしてましたっけ。でも、それを別にすると記憶に残ってる作品は「クリフハンガー」とか「ダイハード2」くらいなんですが、まあそういう方向の監督のようです。
 あっけらかんとしたストーリ展開ややたらにキラキラした感じの画面にハリウッドの片鱗が見えてるのかな?

演 員      角 色
王力宏  飾  楽無異
宋  茜  飾  聞人羽
高以翔  飾  夏夷則
呉千語  飾  阿阮
張智霖  飾  沈夜
高聖遠  飾  谢衣
柳  岩  飾  滄溟
伍嘉成  飾  少年楽無異

職員
出品人張強 孟憲明
制作人大本張
監 制李錦文
導  演   雷尼·哈林
編  劇   譚広源



最近見た映画たち 影

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 張芸謀の映画。

 ネットに出たんで、早速見てみました・・・
 結論から言っちゃうと、私的にはまあ普通におもしろかったってところですかね。
 この映画、私の周辺では呉磊が出てる映画ってのが一番の話題で、超と孫儷夫妻が久しぶりに共演してるとかいう出演者の話題の他には、画面がほぼモノトーンとか程度の情報で視聴。

 個人的な好みでいうと、「英雄」からこっちの張芸謀の古装劇映画(といっても、たくさん見たわけではない)は画面はきれいなんだけど、色彩の使い方が私の好みではないんです。

 英雄の強烈な白、赤、水色の衣装、十面埋伏の色彩がちらちらする画面が念頭にあって、用心しつつ見たわけです。

 その点で行くとこの映画、人の顔や体に薄い色がついている以外はほとんど白黒。映像処理と衣装やセットの配色で作り出した画面だと思いますが、「英雄」や「十面埋伏」「満城尽帯黄金甲」なんかよりは目に優しかった・・・

 内容は、黒沢映画の「影武者」の主人公をアクティブにしたような感じといったらいいすぎでしょうか?

 沛国大都督子虞は、敵国の将軍楊蒼との戦いに敗れ、傷つく。それまでの彼とは全く違う幽鬼のようになってしまいその様子を隠すために、子どものころから養ってきた「影子」境州を身代わりとして表に出す。そして、ひそかに楊蒼の槍を破るための方策を妻の小艾、境州と共に編み出す。

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 沛国の王沛良は敵国との戦いを避けるために、妹の長公主青萍を楊蒼の息子楊平の妻にしようとするが、妾にならしてもいいという返答にも承諾をしてしまうような人物。
 楊蒼が胡軍。楊平が呉磊ですが、呉磊、「闘破蒼穹」でこの逆の設定をやってたっけw

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 激高した長公主は朝廷を見限った子虞の行動に同行することになる。

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 ここから、楊蒼軍と子虞軍の戦いなんですが、片方は槍、片方はなんというかこういうものをぐるぐる回して戦うわけです。異様ですが、美しいとは思えない・・・冗談かと思った。

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 大都督子虞の身代わりとして表に立っていた影子が自らの意思を持って動き出すという展開もお約束ですか。影武者話だと知った瞬間に見当ついたw
 最初のシーンも最後も小艾の孫儷で終わるのですが、ラストに彼女がどういう決断を下したかが後に残る仕組みになっているようです。

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 超はこの幽鬼のような大都督子虞とその影武者境州を演じています。子虞と境州、小艾が同じ画面に登場することが多く、子虞と境州が直接に戦ったりする場面も多いのですが、こちらの合成は上出来でした。

 一人の俳優が同時期に演じているのに、ただ忠実な影人から自分の価値を知っていく逞しい体の境州と、復讐に凝り固まったエキセントリックな病身の子虞が全く別の人間に見えるというのはさすがです。

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 超と孫儷は、役作りには定評のある人たちなので、ここでも入り組んだ人間関係、感情の変容を目いっぱい表現。沛国の人物たちはだれもかれもハイテンションで見ていて息苦しい感じ。
 敵国の将軍楊蒼サイドの方が普通に見えてしまう。

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 画面では、白黒の陰陽マークの上で戦うという場面が多かったのですが、これはこれで何か見覚えがあるような・・・

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 やっぱり映像は美しいし、水墨画調と打ち出した画面はこれまでと違って私好み。
 俳優陣もいいんだけど、機械仕掛けの武器方面が・・・

 文句言いながらも、映画館に来たら見に行くと思います。
 それを言うなら、浮かぶ金魚見たさに「狄仁杰之四大天王」も見に行くでしょうね。「古剣奇譚2」映画版は日本に来る可能性はないでしょうけど・・・ま、もういいやw

演 員     角 色 
 
  超  飾  境州・子虞
孫  儷  飾  小艾
鄭    飾  沛良
王千源  飾  田戦
胡  軍  飾  楊蒼
王景春  飾  鲁厳
關暁彤  飾  青萍 
呉  磊  飾  楊平 

職員
出品人張昭、程武、艾秋興
制作人張昭、程武、廉洁
原 著朱蘇進
導 演張芸謀
編 劇李威、張芸謀
撮 影趙小丁
美術設計    馬光栄
動作指導    谷軒昭
服装設計    陳敏正

大明按察使

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1~30集

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 夏ごろにYouTubeが突然これの第2季「鉄血断案」をお薦めしてきて、何んとなく見かけました。
 結構おもしろくて、見てたんですが、やっぱり第1季見てないとな~となって、同じくYouTubeにあった「大明按察使」を視聴開始。2013年の作品です。

 あっち行ったり、こっち行ったりしていたんで、時間がかかってしまいました。

 永楽帝の時代を舞台にしたわりにまっすぐな探案もの。派手さはないけど、こういうのも悪くないです。

 それに主人公の周新が姚橹、その敵役紀綱が丁勇岱と良い面構えのおじさん二人。
 
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 周新が鉄面無私の包青天か狄仁杰かという設定なのに対して、紀綱の方は襄陽王か龐太師かという権力を持った敵役。

 ちょっとおもしろかったのがこの二人の関係。「公」では共に皇帝のお気に入りだが、官吏としての在り方が正反対で敵対関係にあるのに、夫人同士が姉妹だという相婿の関係。
 中華ドラマ迷としては、すぐに陸毅と郭京飛の関係だな~と思い至ったりしましたw
 姉妹の父で、この二人の「岳父」梁御史は激しく敵対する二人のいずれにも傷がつかないようにと心を砕いている。

 浙江に按察史としてやってきた周新は、お供にしてきた少年小榔頭と共に訪れた土地で起こった事件を解決。無能な地方官を首にして、庶民の喝さいを浴びる。

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 庶民を虐げていた段無量が殺されるという事件が起こるが、その犯人を見逃したあたり、かなりの人情家で鉄面無私といいながら、結構感情に流されています。伝統的包青天なら、涙流しながらも、きっと首切ってますね・・・

 殺害された段無量の双子の兄無極は錦衣衛の高官で、殺害犯を見逃した周新を仇と恨み、次々陰険な罠を仕掛けてくる。そしてのその裏には紀綱がいる。

 周新には小榔頭のほかに、事件の渦中で知り合った武芸の達人思が男装して捕頭として従い、杭州の下級役人余人杰も周新に師事する様になる。

 周新の造形は、探案の名人、今包青天の清廉な官吏というのはもちろんですが、紀綱のような汚職官吏と一緒くたにされて庶民の罵声を浴びたと周囲に八つ当たりし、証拠品を奪われるという失敗をした小榔頭を怒鳴りつけると感情表現も豊富です。

 杭州の推官というあまり地位の高くない役人だった余人杰は無能な知府の下で悶々としていたが、周新に認められ、探案にあたる。この余人杰には、太子@琅琊榜の高鑫。ただし、琅琊榜以前のほっそりしたイケメン枠です。
 
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 そして、周新のライバル紀綱は梁帝@琅琊榜の丁勇岱が、表と裏の顔を使い分ける錦衣衛の首領を憎々しく好演しています。

 皇帝が梁御史が夜中に来ると寝間着で出てきて、馬車で杭州までやってくるとか何気に無茶なことしてたり、罠にかかって牢に入れられた周新の身代わりになった小榔頭が毒ガスで殺されたりと「それ、いるの?」なエピソードがはいってもしますが、ストーリ展開は堅実。

 30集のドラマですが、やっぱりこれも終わってません。大結局近くで窮地に追い詰められた周新を配下や家族、皇帝たちがみんなして助けようとし、紀綱はすべての罪を段無極に負わせて抹殺。事件は終わったようで、終わってないです。

 最初に見ていた第2季の鉄血断案には紀綱もちゃんと出てきています。まあ、続きがもう出てるだけよしとしますか。これもまた終わってなかったら泣きますがw

 なので、この続きもまた見ないと落ち着かないわけですw
 

演  員      角色
姚  橹  飾  周新
楊  暘  飾  思
丁勇岱  飾  紀綱
翟小光  飾  小榔頭
艾  東  飾  段無極
李  波  飾  呉之問
劉交心  飾  梁仲元
董妮娜  飾  雪雁
高  鑫  飾  余人杰
馬精武  飾  朱棣
李菁菁  飾  阿瑶
劉  季  飾  周妻
張衡平  飾  老方丈

職員
出品人羅明、王輝、陳一輝、邵欽祥
監 制韓建群、江恒、丁革、王連生、王暁斌
導 演黄克敏

将夜 その8

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49~54集

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 これでいよいよ残りあと1週分6集になりました。どうせこれも第1季だけじゃケリつかないんだろうなともうあきらめてはいます。それでも大結局に向けて、これまでに登場してきた人物たちが新しいステージへと動き出しました。
 最後「続きは第2季」になっても、この60集のドラマとしてはきっちり終わってほしいと思う最近悟ってしまった中華ドラマ迷。

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 正式に夫子の直弟子となった寧缺、早速思過崖行きを命じられる。

 ここで寧缺が小師叔柯浩然の衣鉢を継ぎ、蓮生に与えられた心魔を抑え込んで、すでに入魔していることを知られないようにさせるというのが、夫子の考え。それを知らされた寧缺もがんばりました。

  思過崖というと一人洞窟に籠ってという令孤沖のイメージですがここではお供に桑桑がついてきて、洞窟の前の小屋で生活。寧缺自身は効力が足らなくて、洞窟の入口に張られた夫子の結界から出られないが、小師弟思いの師兄たちはするする出入りして、とっても賑やかな思過崖。

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 ところが、桑桑もここを簡単に出入りしてしまいます。これ、伏線に決まってると確信。

 光明大神官の後継者桑桑を迎えに西陵から天諭大神官たちが書院にやってくる。それを聞いて、寧缺は思過崖から脱出。
 桑桑を連れ帰って、大神官になるべく修行させ、その地位につかせたいという使者。いやだという桑桑、光明大神官を寧缺の侍女にはしておけないという天諭大神官、ま、そりゃそうです。桑桑は自分と一生を共にする人間だと寧缺は桑桑に求婚。

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 結婚することと大神官になることは別問題というので、3年たったらまた迎えに来るということになって、いったんこの問題サスペンド。 

 思過崖から出られたことで、これで寧缺も一人前の弟子。しかし、彼は自分が「冥王之子」ではないかと思い悩んでいる。
 
 寧缺は唐王に呼び出され、光明との戦いに行く前の顔瑟から託されていた陣眼杵を渡される。これは顔瑟が都を守るために描いた驚神大陣の鍵となるもので、これを寧缺に託すということは顔瑟と朱雀の選択で、寧缺は責任の重さに戸惑いながらも陣の保護者となり、都とその住民の安寧を担うことになった。

 この驚神大陣、擇天記の星盤大陣の原型みたいな感じ?このドラマが擇天記につながってるのをやっと実感しました。

 こうやって桑桑と寧缺が大きく将来に向かって動き出し、ほかの人物たちも大きく動き出す。

 大将軍職を辞することを唐王から認められた夏侯は、裁决司からもらった通天丸を飲んで、一気に武道巓法にレベルアップ。

 物乞いにまで身を落としていた隆慶は知守観観主陳某に諭されて、知守観で再び修行を始める。

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 剣聖柳白は弟を操って寧缺にけしかけた裁决司のスパイを処分。知命から洞玄にレベルを落としてしまった葉紅魚は、柳白の手引きで力を回復。

 山門で出会った現任の魔教聖女唐小裳も夫子の弟子になると寧缺を頼ってやってきて、三師姐の弟子になりました。

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 姿を消していた朝小樹も再登場。やっぱり崖から落ちた人は生きてますw

 と、新しい人物配置がされて、後一週分になったわけです。

 ざっと書いちゃうと息つく暇もないくらい事件が立て続いてる感じで、実際そうなんですが、息抜きになる場面もたっぷり。

 美食家の夫子、弟子たちが食事作りに精出してますが、しゃぶしゃぶや湯団に始まって、ピザにビビンバ(ただしニンジン抜き)なんかを賞味。

 思過崖の寧缺、用を足そうとしたら「紙がない!」と大慌てで桑桑に放り込ませる。
 天諭大神官に、桑桑は西陵に行かせられないと断りに行くのに地元名産を手みやげを持っていく・・とかなんか、普通のファミリードラマみたいなエピソードがちらちら入ってくるのも楽しい。

 手土産買ってるのは「良品捕子」という店。何気に出て来たこの店、「烈火如歌」にも登場してきたお菓子の会社ですが、最近このタイプのCM増えてきて油断がならない・・・

 再登場した朝小樹、助けてくれた女性が土地の男たちに嫌がらせされてるのを、一発で仕留め、彼女を連れて出ていくとかの武侠ドラマ的かっこいい場面もいっぱいで、これはもちろん楽しい。

 そして、美爺はいっぱいだし、もう楽しくってたまりません。

 登場人物がすごく多くて、設定が入り組んでいるので、言語力不足で理解が足りてないというのが私的には相当な問題なんですが、そうやってぼやけてしまう分を差し引いてもめいっぱい楽しんでいます。
 ほんとあと1週間なのが惜しい。

将夜 その9

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55~60集

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 第1季、終わりました。

 第2季の制作発表もあって、主人公が陳飛宇から王鶴棣に変わるというニュースがはいってきました。第1季スタート当時にはイメージ壊す、演技ヘタと悪評も多かったのに、今度は主役替えるなという声が上がっているとか・・・
 私的には、陳飛宇の寧缺よかったと思うので、交代は残念。交代するならもっと年長の俳優さんでこれ以後の話にマッチした人がいいなと思ってたんですけどね~ 
 というか、もうちょっと先まで行って第1季終わると思ってたので、ここは読み違えました。

 今度の寧缺役の彼、演技してるのを見たことがないのですが、顔値だけでないと信じたい・・・

 脇を固めている豪華な明星たちや美爺たちがどうなるのかも気になるところです。
 この際、イケメンや美女はどうでもいいやw

 ま、後の話はさておき。

 第1季、見終わりました。おもしろかったです。

 夏侯と寧缺の生死をかけた決闘、寧缺の復讐の完結、どん底から復活してくる真っ黒隆慶と予想通りの展開と言えばそうなんですが、たっぷり楽しめました。

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 60集の夏侯と寧缺の決闘場面は延々と氷結した湖の上で展開。功夫ものでもないのに1対1の対決シーンでこれだけ長く、しかも多彩に戦闘シーンが続いたのはちょっとすごいな~と思いました。あまり動かない夏侯@胡軍に対して、めちゃくちゃ動き回る寧缺@陳飛宇、がんばってました。

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 雪の降る中での場面が多かったのですが、ほんとの雪かCGの雪がわからないくらい寒い雪景色でした。この寒い風景が効果的に生かされていたと思います。

 言いたいことはたくさんあるわけです。 
 でも、なんといっても、「あ~やられた!」となったのは・・・

 ここからは、後で私と同じように「あ~~」っとなりたい人にはお薦めしません。

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 16年前の林光遠将軍一家惨殺の真相を暴き、将軍の冤罪を明らかにして、名誉を回復し復讐を果たそうというのはドラマ開始時から寧缺と桑桑が抱いてた思いです。琅琊榜と被る設定だと誰もが思うところ。
 そのために一歩一歩準備を進めてきた寧缺。唐王もこの事件の真相に気づき、王弟李沛言や夏侯に対する処分、当時殺害された将軍家の人間一人一人の名前を詔勅で読み上げさせ、彼らの名誉回復を宣言する。

 しかし、その中に林家に仕えていた下人や召使たちの名前はない、自分の両親の名もないと唐王や重臣たちの前で真相を語る寧缺。彼自身は林将軍の息子ではなく、そこで働いていた門番寧賢と名前も与えられてなかった乳母李三娘の息子だと名乗りを上げる。
 誰もが、寧缺は林光遠の遺児だと思っていたことに対して、「王子」でなければ復讐してはいけないのかと投げつける寧缺に、唐王はそれこそバカな考えだと夏侯との決闘の許しを与える。

 寧缺を林将軍の遺児と信じて抹殺しようとしていた夏侯の表情が見所でした。胡軍の夏侯、重量感のある反派でよかったです。

 唐王も、内輪のもめごとや対外政策には頭を痛めているようですが、江湖の幇会の幇主をしていたり、ぽっと出の青二才の寧缺を友人扱いしたりと底が深くて厚みのある人物です。

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 そして、最初から何もかも見守ってきた夫子。

 桑桑の力も借りて、ようやく寧缺が夏侯を倒し、隆慶が戻ってきたぞ宣言をしたところで第1季終わりのテロップ。
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 倒れた桑桑はどうなった!というところですが、死んでないのはわかっちゃってますからw

 この寧缺の「俺は門番の息子だ、庶民が復讐して悪いか!」ってのは、数々の「王子の復讐劇」や貴種流離譚を真っ向から切り捨ててるわけですが、私的には「あ~やられた!でも、よく言った!」って喝采ものでした。もっとも寧缺、十分のし上がってきてますね。

 そして、彼と逆に「王子」から真っ逆さまに落ちて行って、真っ黒になって復活してきた隆慶。もっとも「王子」が闇落ちするのは珍しくないです。

 久しぶりに原作読んでみたくなりました・・・誰か翻訳本だしてくれんかね~

 第2季、どうするかは、スタッフとキャスト確かめてからですね。第1季に満足しただけに、広げまくってある伏線もきちんと回収してほしいし、とにかくあまり貧相な第2季になってしまってたら悲しいですから。

 で、夫子と12人の師兄師姐のみなさん
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演  員      角色
 
陳飛宇  飾  寧缺
宋伊人  飾  桑桑
袁冰妍  飾  莫山山
孟子義  飾  葉紅鱼 
孫祖君  飾  隆慶
黄一琳  飾  陸晨迦
鄭少秋  飾  夫子
陳  震  飾  李慢慢
郭品超  飾  君陌
金士杰  飾  顔瑟
倪大紅  飾  衛光明
黎  明  飾  李仲易
胡宇軒   飾  陳皮皮
童  瑶  飾  李漁
胡  軍  飾  夏侯
施  詩  飾  夏天
安志杰  飾  朝小樹  
康可人  飾  余簾 
阿旺仁青 飾  程立雪
洛桑群培 飾  天諭大神官
尹鋳勝  飾  馬士襄
何中華  飾  柳白
祝  涛  飾  曹知風
蘇  可  飾  李沛言
蒙  恩  飾  謝承運
廖  望  飾  崇明
李聖佳  飾  李珲圆
姜  山  飾  范悦 
栄梓希  飾  木柚
姜暁冲  飾  王景略
李  軍  飾  呂清臣
曹  丞  飾  羅克敵
李欣澤  飾  卓尔
劉佩  飾  陳某
秦亦銘  飾  何明池
蔡  華  飾  紫墨
冢越博隆 飾  上官楊羽
王  東  飾  葉青
李金川  飾  七念
杜奕衡  飾  唐
廖語辰  飾  唐小棠
李子雄  飾  燕皇
姚安濂  飾  李青山
杜玉明  飾  蓮生大師
蘆  勇  飾  許世
曹  賛  飾  常思威

職員表
原 著猫腻
導 演楊陽
編 劇徐閏
美術設計易振洲
造型設計黄薇
視覚特效John Bruno


武動乾坤 その1

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英雄出少年 1~25集

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 このドラマ、夏からずっと引きずって来てるんで、とりあえずひとまとめしとこうかな~という感じ。

 20分くらい見ては途中でストップというのが続いて、もう見るのやめようかなと正直思ってたんです。持ち前のけちな性分でせっかく4分の1は来たのに~とかうだうだしてるうちに、さらに私的には微妙すぎる「火王之破暁之戦」ってのが始まってしまって・・・その結果、比較の問題で「これよりはまだおもしろい気がする」となって、視聴再開。今度は何とか止まらずに見られています。

 武動乾坤は、主演が楊洋だし、撮影をしている時期に琅琊榜ツアーで象山衛視城を訪れてたこともあって、かなり期待していたんです。

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 ところがふたを開けてみれば・・・まずあまりにもハイテンションな演技とパズドラから持ってきたような光るジェムだのなんだのが浮きまくっていて、すっかり白けてしまったというのが本当のところ。

 さらに悪いことに、同じ原作者の「闘破蒼穹」が呉磊主演で同時期にスタート。

 話の展開は違ってはいるものの、魔族との戦いの片方で人族同士の争いに巻き込まれた主人公が仲間たちと成長していくという大筋は同じ。

 林動@楊洋の成長を描くわけですから、子どもっぽさのある場面もあるのは当然ですけど、あまりにもけたたましすぎて、引いてしまったんです。やりすぎじゃないかね?と視聴ストップになってしまった真相です。
 一緒にするのもなんですが、80歳を迎えた老名優が15,6歳の小娘演じているときにもそんな気分になったっけ。

 ドラマが本格的に動き出すまでにかなり時間がかかったのも一因ではあります。とにかく12月に入ってから、新の配信待ちの間に視聴を再開しました。ちなみに12月に始まった「原生之罪」「古董局中局」「重明衛:大明機密」は気に入ったのです。

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 やっぱり楊洋無理してるよな~とか、呉尊のこのヘアスタイル↑、闘破蒼穹で谷嘉誠もしてたよな~↓とか、

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張天愛も無理してるんじゃないかな~とか思いながら、恐る恐るw

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 久しぶりの釈小龍が楊洋の林動の弟分で登場。やっぱりアクション画面が締まりました。楊洋たちもアクションがんばっているんですが、背景が架空世界のCG合成なので、迫力に欠けるというか、がんばった成果が今一つ反映しないんですよね。もったいない。

 ようやく20集過ぎてきて、ちょっとドラマ世界のキャラたちも落ち着きを見せて来たんで、続けて見られるようになりました。物語そのものは、普通におもしろいんですよね。どうもダメだったのは「少年時代をどう見せるか」という演出のあり方だったようで・・・せっかく楽しみにしてたのにという思いが余計にモチベーション鈍らせてた感じでしょうか?
 25集の中の林動のセリフに「大丈夫だ、俺はもう以前の林動ではない」というのがあったので、そこに期待ですね。

 ま、なんとか第1季の半分も過ぎたので、このまま止まらずに見ていけるとは思います。これから周一囲もゲストで出てくるということなので、それも楽しみにしますかw

 しかし、やっぱり光るジェムが嫌だってのは変わらないです。

2018年のまとめ

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2018年もおしまいなので、今年の中華ドラマ視聴まとめ

 今年は7月に計春華先生の訃報、10月には金庸先生の訃報が飛び込んできて、武侠迷にはつらい一年になりました。
 
 中華古装劇方面では、全く見てないも同然の後宮ドラマのことは知りませんが、結構いろいろあっておもしろい一年だったように思います。
 2018年から続く「琅琊榜之風起長林」「大軍師司馬懿之虎嘯龍吟」で盛り上がってたら、同じ年のうちにもう日本でも見られるんですよね。放送時期のずれが少なくなってきました。
 「琅琊榜之風起長林」の日本版登場がめちゃくちゃ早いのにびっくりしてたら、「天盛長歌」に至ってはネット配信とはいえ本国で大結局迎える前に日本版が出てきました。

 もう出ないのかと思った話題の大作「九州・海上牧雲記」も、まさかと思ってたのも日本に登場してきて、日本の中華ドラマ界隈もにぎやかになってきました。

 個人的には、ずっと一押しだった「少林問道」の日本登場が予想もしてなかったので、めちゃくちゃうれしかった。

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 中華ワールドで2018年に発表されたドラマ、見逃していたそれ以前のドラマをざっと40本今年も見終わりました。そのうち三分の一ぐらいが古装劇ではなくて、もう古装劇専門と言いにくくなりました。

 そんな私の今年のイチ押しは、普通にいうと「琅琊榜之風起長林」「大軍師司馬懿之虎嘯龍吟」「三国機密之潜龍在淵」「鎮魂」「将夜」に「天意」という感じでしょうか?
 出遅れたしまった感じのある「法医秦明第1季」「心理罪」「新神探聯盟之包大人来了」「大明按察使」もよかった。

 「琅琊榜之風起長林」は「予定してなかった続編なんか作るな~」と思ってたんですが、できてみればさすがのドラマ作りに目いっぱい楽しめました。 画像の選択は趣味です!

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 「大軍師司馬懿之虎嘯龍吟」は第1季にあたる「軍師聯盟」の「何より家庭を愛した男(某日本テレビ局の宣伝文句)」司馬懿のぶちっとキレた感じの後半生が見ものでした。そして、その中に将来の司馬炎の晋の危うさまで見せる脚本が秀逸でした。

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 これと、ペアになる感じになってしまってる馬天宇の「三国機密之潜龍在淵」。てっきり顔値の高いメンバーをそろえてのあまあまラノベ展開かと思ってたら、全く違う方向でドラマが展開。こちらも脚本といい方向で裏切ってくれた馬天宇の演技の勝利ですかね。

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 「将夜」も玄幻劇の一つなんでしょうが、こういう作り方もできるんだとある意味感心しました。若い主人公に大量のベテラン俳優を配置、硬軟緩急自在のストーリ展開が楽しくて毎週の配信が楽しみでたまらなかったです

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 私的なダークホースだったのは「天意」と「鎮魂」

 「天意」はまったく事前に聞いてもいなかったんですが、始まってみればとんでもなくおもしろいドラマでした。楚漢の争いをモチーフにしてるんですが、史実何それ?おいしいの?と言わんばかりの開き直った展開がいっそ爽やか。ついでに、規制それ何?って感じで、本来一本のドラマを番外編と二つに分けて、大胆不敵に歴史を改編してしまったのは痛快。

 史実変えるなという規制が出てから、架空歴史を舞台にしたドラマも増えていますが、そうでなくてもここまでぶっちぎれるもんだと拍手喝采。

 神的使者。このけったいさがたまらん。大好きですw

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 もう一つ、古装劇ではない「鎮魂」。これBLドラマなんだそうで・・・私の守備範囲ではないのですが、おもしろくてはまってしまいました。BLだろうが何だろうが、人間関係の描き方が秀逸ですし、もともとBL小説が原作ということもあって、こちらも規制の枠をどうクリアするかで知恵を絞った様子が見えます。

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 架空世界、架空歴史を扱ったドラマはますます増えていますが、「天盛長歌」「将夜」が飛びぬけておもしろかったです。

 話題になってた「九州・海上牧雲記」、確かに丁寧に作られたドラマでおもしろかったんですが、あの終わり方では納得できない。
 それにしても、第2季に続くにしてもちゃんと終わっとけよな~というドラマの多いことと言ったら。第1季の大結局配信の日に第2季の制作発表やった「将夜」はまだ良心的なのかもしれない。

 逆もあるんですよね~せっかくきれいに終わってるのにいらんことつけるなよ~っての。なんといっても「橙紅年代」「烈火如歌」とか。それまでのドラマをひっくり返してしまってどうするんだ?

 期待してなかったけど、やっぱりってのもありました。まあ、あの「笑傲江湖」にはネタを提供してもらったということでw

 期待してたのに、大外れだったてのも・・・少なくない。「冒険王衛斯理」とか「古剣奇譚2」とかはなんともはや・・・

 来年もおもしろそうなドラマタイトルが並んでいますが、まずちゃんと出るのかどうかが気になるところ。それに、「天意」や「鎮魂」のようにノーマークだったドラマにとんでもなくおもしろいドラマが出てくるのも楽しみです。

 そして個人的にはますます古装劇専門から遠くなりそうです。

原生之罪

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1~24集

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 年末から見ていたドラマがそろそろ大結局を迎え始め、これが今年一番に最後まで見たドラマになりました。正月らしくない重苦しいテーマではあります。暑苦しいのは遠慮したいけど、重苦しいのは歓迎なのです。

 越年で配信され、OriginalSinという英語タイトルもついています。日本語でいうと原罪でしょうか?

 ミステリドラマなので、詳細は避けますが、中国のミステリドラマでよく見かける登場人物自身に関わる大きい事件を外枠にしてその中に個々の小さい事件を配置していくという組み立てです。各事件は4集でひとくくりとなって、計6つのエピソード。ちょうどいいテンポでした。

 撮影地はマレーシアで、主だったキャラを除くとほとんどがマレーシアの俳優とスタッフで構成。ただドラマ的には中国の架空の都市樺城市という設定になっています。

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 主人公は、尹正演じる陸離と翟天臨演じる池晨の二人。陸離は刑事で捜査チームの隊長、池晨は元はかなり危ない弁護士だったが陸離のために弁護士資格を剥奪され、今はバーの雇われ店長をしている。
 その池晨が最初の事件で、陸離に協力し、事件を解決に導く。

 ところがこの陸離と池晨には、26年前に連続殺人犯によって殺された被害者の一人が池晨の姉、そしてその連続殺人犯が陸離の父だったという因縁があった。

 それをわかりながら池晨を刑事として警察に入れた陸離たちの上司董局長。彼は陸離が前任の張局長を殺したのは陸離だと聞かせて、機会を見つけて彼を殺せと池晨に命じる。しかし、それが腑に落ちない池晨は陸離と共に街で起こった事件の捜査を始める。
 いきなり刑事として捜査チームにねじ込まれたにしては池晨の捜査能力が高すぎるとかいろいろあるんですが・・・ま、この際スルーw

 この陸離と池晨の緊張関係に、26年前の事件、さらに陸離の別れた妻呉文萱の家族三人が刺殺された事件、董局長の前任者張局長の死の疑惑、樺城市を覆う黒い影といくつもの謎が絡んでドラマが展開。

 大結局まで見終わっても、すべての謎が明らかにされてはいません。そういう意味ではこれもまた第2季回しなのかもしれません。でも、この主人公たちによるドラマはもうエンドマークだついているんです。だから、終わってないドラマはよいドラマじゃないと思う私でも、これは「きちんと結末をつけた良いドラマだった」と思える作品でした。

 26年前の連続殺人事件は果たして陸離の父親陸一鳴の仕業なのか、そうだとしても全部がそうなのか?
 張局長の死の真相は?
 陸離は呉文萱の起こした事件の真相を本当に知らなかったのか?
 池晨の姉はなぜ殺されたのか?
 董局長たちのバックにいる大物とは?
 池晨の店のボスたちを襲ったのは?

とか、たくさんの謎は残ったままだし、「警察」ドラマとして捜査手段とかそれでいいの?というような描写も多いんですが、不思議なくらい不満は残ってません。

 尹正と翟天臨の演技がよかったこともあるし、このストーリーであっさりすべての謎が解決してしまったら、それこそ嘘くさい。原罪というタイトルにふさわしく、この舞台になっている樺城という街そのものが持っている原罪、主人公も含め登場人物たちが持っている原罪は決して消滅しないという解釈でしょうか?

 先行した姉妹編「無証之罪」も同じような暗いものを残したエンディングになってたように思います。

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 熱血系の刑事、だけど父親が連続殺人犯という事実を抱え、事件を通して知り合い結婚した文萱とは娘が生まれたが離婚、ずっと不眠症に陥っている陸離。ぴりぴりした彼に対して、事件関係者に軽妙洒脱に関わりながら事件の解決を目指す池晨も、姉の死は自分に責任があるとずっとトラウマを抱えている。この二人の演技がよかった。
 尹正は霍建華の「他来了、請閉眼」で知って以来、個性的な演技にずっと注目してきた俳優です。今回もあまり瞬きをしない彼の眼の演技がよかったです。
 対して、翟天臨。初めて見たのが馮紹峰の「蘭陵王」・・・私的に微妙なドラマの気に入らないキャラであまりイメージよくなかったのです。軍師聯盟とこれですっかり見直しました。
 それにしてもこの二人今年32歳とは思わなかった。翟天臨ってもっと年長だと思ってた。
 
演員
翟天臨  飾  池震
尹  正  飾  陸離
白  冰  飾  呉文萱
顔卓霊  飾  索菲
李若寧  飾  温妙玲
李晨晖  飾  鄭世杰
章  申  飾  董令其
李光复  飾  張局
姜大衛  飾  陸子鳴
鲍起静  飾  陸母
恬  妞  飾  池母

職員
出品人 龚宇、何俊逸、喇培康、李遂芳
監 制 韓三平
導 演 葉偉民
美術設計  鄭鉄軍
動作指導  黄偉亮
造型設計  陳慧群

武動乾坤 その2

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英雄出少年26~40 冰心在玉壺1~20

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 足掛け二年で見ることになるとは予想もつかなかった去年の夏w

 しかし、なんでこんなドラマ作りするかな~
 というのが、総まとめ的感想になります。

 なんでトップに挙げた画像が↑かというと、ドラマ全編を通して光ってたのはこの岩大師の楊晧宇だったと思うわけです。後はちょっとだけゲスト出演の周一囲ですな。

 とにかく主演の楊洋、張天愛、呉尊以下誰一人として光っていない。

 作り手が目指したところが、視聴者が求めるところとずれてたんじゃないかなあ?、俳優も悪くない、妖獣の造形とか幻想世界のデザインもまあまあ・・・なんだけど何か的を外した感じが付きまとうドラマでした。

 林動と同じ一族で兄弟と呼び合っていた呉尊の林琅天、「兄貴が英雄になるなら、俺も英雄になる。だって、英雄の弟はやっぱり英雄だ!」とかかわいいこと言ってた林動が次々とレベルアップしていくのに嫉妬しまくり、誰一人俺を認めてくれないといじけまくり、その結果異魔の仲間になってしまい、ついにはラスボスかと思われたCGの異魔皇を倒してなり替わる。
 呉尊が初めて悪役をするとかいう話だったんですが、この林琅天って煮え切らないんですよね。そして、大英雄のはずの林動も煮え切らず、何度も林琅天を倒す機会がありながら、ぐずぐずと見逃しているうちにどんどん事態が悪化していく。逆に林琅天の方でも、林動を抹殺する機会は何度もあったのに、なんだかんだと後回し、どんどん深みにはまっていく。
 一応第1季、第2季にくくってありますが、完全につながった話というパタン。

 登場時点では、あまりにもけたたましい子どもっぽさに辟易した楊洋の林動、経験をつんで世界を守る大英雄に育っていく・・・のですが、後半になるとやたらに暗くて、重苦しい。
 最後の最後で、世界を守る大英雄となった林動には孤独が待っていたとか・・・テーマとしてはわかるけど。

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 ヒロイン1の応歓歓の張天愛は最初のキャピキャピ(死語なのは知ってるw)から、落ち着いた道宗の宗主に成長。ヒロイン2綾清竹の王麗坤は「私も林動が好きだけど、口に出せない」というテンションで最後までかわりなし。この二人、原作ではともに林動の妻となってるようですが、ドラマでは応歓歓は愛する人だが結婚できてない、清竹は符祖である林動と常に行動を共にする人という整理になってしまったようです。

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 このドラマ、始まった時点では林動と林琅天はヘアスタイルだけでも見分けがついたんですが、中盤、一度バラバラになった彼らが再びまた集まってくると、どっちがどっちかパッと見分からん。こっちが林動で、

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こっちが林琅天。

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 なぜこんなメイクにする必要があったのかわからん。経過として「今、やさぐれてます」ってことの表現に薄汚れた髭面メイクってもあると思うんだけど、後半ずっとこれでは、せっかくのイケメンがもったいない。

 なんかスタッフ、イケメン汚すのが好きなのか、林動vs林琅天のラストバトルは正邪のトップ同士の戦い、圧倒的な力を持つ林琅天に対して仲間たちと共に総力挑む林動!
 が・・・なぜか泥水の中での殴り合いになってしまった。

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 しかも、林琅天がしっかり倒されていない。
 ラスボスらしく派手に戦って爆死するとか、林動にばっさりやられるとか、後悔して自ら死を選ぶとか…いくらでもパタンはありますよね。
 けど、ここでは、林動は争いの元になった位面之胎を破壊しただけで、泥水の中で林琅天とまた殴り合って、最後には二人で笑いながらどつきあい。
 それから、どうなったかは知らない。

 けど、これじゃ、異魔皇となった林琅天が繰り広げたジェノサイドの被害者は浮かばれません。

 脚本より演出の問題かと思ってたけど、やっぱり脚本も微妙・・・それとも原作?

 と、主演陣が光らない中、ただ一人光って見えたのが岩大師@楊晧宇w龍門鏢局の恭叔の俳優さん。今回もモテ男でしたw

 林動を見出した師父的立場になるんですが、お茶目でかわいげがあって、全てことが終わったとたんに「これまで頑張ってきたから、もう好きに生きる。後は若いものに任せた」と愛する女性とあっさり姿を消してしまう。
 楊洋にしても呉尊にしても、彼らの一番いいところを見せられてないとしか言いようがない中、彼は持ち味生かしたいい役でしたね。
 後、持ち味生かしてたのは、林琅天を異魔の勢力に引き込む穆芊芊の柳岩でしょうか?

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 呉尊に悪役させるならもっと徹底した方がいいし、楊洋にしても今までと違う役というなら、もっと脚本しっかりと書いてやれよと思う。いや、この脚本でもせめて外見ぐらいもっときれいにしてやれよ、せめてパッと見誰かわかるようにしてやれよと思うわけです。けど、衣装はそう悪くないわけで、ひたすらメイクですな。
 やっぱり演出か?

というわけで、駆け足でクリアしました。

 まあ、夏に放り出しかけたこと思うと、あっさり最後まで見られたのは事実です。とにかく比較対象になったのがあまりにもアレすぎたw


演  員    角色   配音

楊  洋  飾  林  動   原 音
張天愛  飾  応歓歓  韓嘯
呉  尊  飾  林琅天   姜広涛
王麗坤  飾  綾清竹   邱秋
釈小龍  飾  林  炎   胡良偉
陳雅婷  飾  慕心晴
柳  岩  飾  穆芊芊
索笑坤  飾  林  貂   馬正陽
董  晴  飾  林青檀   劉暁倩
楊皓宇  飾  岩大師
李亮  飾  騰  儡
馮俊熙  飾  莫  凌   cv斑馬
小斯琴高娃 飾 萱 素   蔡娜
謝君豪  飾  林  嘯  宝木中陽
寧小花  飾  六王殿   馮盛
呉雅君  飾  慕霊珊

職員

制作人張維
原 著天蚕土豆
導 演張黎
編 劇李晶凌、江莱
美術設計王朝晖
動作指導王振磊
造型設計黄薇
視覚特效秦偉

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