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于正版神侠侶 その5

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17~24集 

 先週分は黄薬師と梅超風で頭が沸騰、今週分は絶情谷話でまた小籠包が出てきたもののまあ普通の展開でほっとしてたら、来週分に続けて公孫止と裘千尺・・・

 黄薬師は町で狼少女の梅若蘭を助け、桃花島に連れてきて弟子とする。彼に好意を持つ梅超風、自分でも好意を持ちながら師父として弟子を嫁にできないとわざわざ外から別の女を嫁に迎える黄薬師。そのせいで梅超風は純情な陳玄風を誘惑して桃花島を出奔、死に至ったわけですな。
 これを深く後悔しているらしい黄薬師は楊過に好意的だと・・・
 やれやれ・・・黄薬師をこういうふうに劣化させないと若い楊過を理解してやる懐の広い黄薬師像が造形できないんでしょうかねえ。
 好きになったというより、縁があったと妻になったという阿衡の立場ってのもないですなあ。

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 楊過、陸無双、程英に傻姑の4人が李莫愁と対決する話、これはまあ普通。
 傻姑に実は好きあった傻哥とかがいた、とかいう話になるんじゃないかとひやひやしたがw

 傻姑の口から父親の仇は郭清と黄蓉と聞き出した楊過が、金輪国師たちと合流して、蒙古軍陣営経由で絶情谷に移動。
 
 この場面での楊康の最期はこれまで通りなんだけど、初めの方であった大得意の回想シーンだと郭清と戦ってる最中に黄蓉が入ってきて・・・違うぞ、なんか。だいたい、楊康の亡骸を烏が食べるままにしておいたと楊過が恨みに思ってるけど、穆念慈もその場にいて「もう終わったの」なんて言ってたんですけど・・・
 ま、思い込みの話ですけどねえ、どう辻褄つける気でしょうか?それともそんなのほっとくかw

 ともかく、絶情谷で真赤な花嫁衣裳の小龍女と再会。
 
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 ヘアスタイルが変わって、花嫁衣裳着てると、いつもより見目良く見えますなあ。

 公孫止と結婚するとかしないとか、老玩童が大暴れとか、あれこれあって、公孫緑萼と二人穴に落っことされて、裘千尺と出会う。

 ところが、この裘千尺が張茜なんでやっぱり大げさな昔ばなしスタート。

 この張茜の若い裘千尺演技が、犀利仁師の二妹そっくりでなあ・・・

 公孫止は邱心志なので顔はいい。若いころにちまちまと偽薬を売っていて、裘千尺に一目ぼれされてしまったという話の展開。公孫止が裘千尺に襲われてよよと泣き崩れるちゅうのは、韓棟版鹿鼎記でも建寧公主に襲われた韋小宝がやってましたが、その後の話の持って行き方が最初の李莫愁・陸展元話と全く一緒。こっちは男が小悪党だったというだけです。

 全部で52集、つうことはまだ半分に行ってない!

 ここまでで聞こえてくるのは于正と陳妍希への苦言ばっかりで、陳暁には思ったより突込みが少ないんですよねえ。チャライ楊過だとは思うんですが、正直事前に思っていたほど抵抗感はない。小龍女が出ていないときは、闊達なお兄ちゃんが元気に江湖を駆け回ってるお話というイメージになって、それなりにおもしろくみられるんですがねえ。
 けど、ここまで見てて思うのは何より脚本がまずかろうという当たり前のこと。小龍女の醜いとしか言いようのない結髪、無駄なおじさんたちの恋愛故事・・・まったく誰得なんだ?広げた風呂敷、ちゃんと畳めるんだろうか?

 アクションが悪くはないだけが取り柄、でしょうかねえ。

 イケメンが多くてうれしいと言いたいところだけど、それもなあ~瀟湘子をオネエにしたり、馬光佐がウネウネロン毛の兄ちゃんだったり、フビライがサラサラロン毛の兄ちゃんだったり・・・なんかずれてる。

 霍建華版の笑傲江湖も相当なもんだったけど、余分なサイドストーリがあの程度だったんで、まだ助かったんですよねえ。笑って済ませられた。

 今度は笑ってられない感がスモッグのごとく漂ってます・・・

陸小鳳与花満楼 その1

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1~6集

 
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 この冬は武侠ドラマがいっぱい出てきて、これで見るの三作目。
 のんびりやってる于正版神侠侶はとんでも昼メロまがい、鹿鼎記はあたり。これは、おもしろそうだと期待しているんですが、そうそうから違和感が・・・

 まずは英語タイトルがDetectives and Doctors なので、?と思ってたら、花満楼が医者設定だった。中の人の張暁龍が后宮甄嬛伝の温大医の人だったから、その人気に乗っかりたかったんだと憶測。それにしても、この複数形はなんなんだ?

 林峯の陸小鳳は、外見まあまあ。史上一番ハンサムな陸小鳳とかって宣伝文句見ると、林志穎版があったじゃないかと言いたくもなるが、あれはジミリンが陸小鳳だという以外の取柄はなかったからなあ・・・

 ついでだから、林志穎版を出しとこう。
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 で、林峯版、外見はいいんだけど、声が若すぎるというか軽すぎて、林峯らしくもなければ陸小鳳らしくもないんで、慣れるまでに時間がかかった。

 並び主人公らしい花満楼は、中の人が目の見えない演技が今一つ~ってのは別にしても、どう考えても張智尭に比べて地味。

 ヒロインは二人。一人は最近出ずっぱりの気がする張檬の阿信。予知能力というかテレパスの力を持ち、陸小鳳との間に子どもを持つという未来を見ている。元気バージョンの方です。

 もう一人は、ほろんだ金鵬王朝の公主上官丹鳳で、こっちは后宮甄嬛伝の沈媚庄の斕曦。こっちも元気ですw

 3D電視劇だというんで、テレビに飛ばして3Dにして眼鏡までかけて見てみたが、立体感はけっこう出てます。大蛇をわざわざ出したりするのは、3Dの効果を見せたかったんですね、きっと。

 陸小鳳が西門吹雪と戦ったりする場面ではなにかもう憑りつかれたように、剣を光らせて見たり、指から光を飛ばしたり、光の「盾」が広がったり・・・3Dだからって、無駄な張り切りすぎ。

 無駄にCGがんばってる割には、衣装は華やかなんで悪くもないけどゲームものっぽいし、小道具は安っぽい。ファベルジュの卵まがいののものが出てきたけど、百均で買ってきたんじゃないか・・・鳩時計もひどかった・・・

 何より今回許せないのは、花満楼のお使いをしている緑色の小鳥。これが人語をただしゃべるだけなく、自分の意思をもって行動するんですよ。仲間を呼んで、阿信探せと言われて、あいよっと飛んでったりするんだよ~張衛健の少年張三宝にもそんなの出てきましたが、陸小鳳ワールドにはこんなメルヘンチックなキャラはいらない。ぶち壊しですわ。

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 肝心の話は、金鵬王朝ベースなんですが、あれそうだったっけというのが連発。毎度のことです。

 皇帝が突然周囲の人間を殺しまくるという事件が起こり、その治療のために花満楼が皇宮に呼び出される。
陸小鳳は、旧知の峨媚派で事件が起こり、そのために峨嵋山に向かう。峨眉山では、慧妙師太が皇帝と同様に突然キラーマシンとなってしまう。

 金鵬王朝の復興を目指す上官丹鳳と奪われた宝物を取り戻しに閻鉄山のからくり屋敷に忍び込み、発見されて毒薬を飲む羽目になる。

 花満楼は皇帝の治療をしているために、殺手に襲われる。

 という調子で、6集までで皇帝は毒にあたって人事不省だが、この皇帝を襲て王朝転覆というか自分が皇帝になろうという靖王の陰謀が失敗、それとつるんでたらしい閻鉄山は殺され、皇帝毒殺未遂の黒幕と太子暗殺の犯人は不明。

 花満楼と彼を殺しに来た飛燕、陸小鳳と丹鳳がカップル構成、陸小鳳と阿信はと思ったら、靖王の養子天松というのとくっついてて、恋愛模様は不透明。

 ここまで見たところでは、私の知ってるお馴染みの陸小鳳シリーズのキャラが宮廷陰謀ストーリーにゲスト出演しているような感じです。とにかく、江湖の人間の陸小鳳が靖王に降参しろと皇太后や衛王の替わりに言いに行ってるし、花満楼は宮中の大医よりあてにされてるという設定。

 そりゃないだろ~とも思うんですが、どうしたわけか神侠侶ほどは腹が立たない。なんでかなあ・・・



陸小鳳与花満楼 その2

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7~21集

 なんか込み入った話が続いています。

 以下ネタバレの上に、愚痴ってます。
 今週は見てるひまないと思うんで、自分用のメモですわ。

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 一つのストーリー展開にあっちの話もこっちの話も絡ませてくるんですよねえ。
 原作の話に余分なラブストーリをぶら下げてくる神侠侶とは違って、原作全体をシャッフルしてあるんで違和感は少ないんだけど、前の前の話を覚えとかないとわけがわからなくなってしまうんでこれもあんまり時間開けてみるとヤバい感じ。

 金鵬王朝の裏切者の三人の大臣が今どこで誰になっているか、というのは元々からの謎なんだけど、最初の二人はあっさりと始末がついて、三人目の霍休が粘っこく悪いことし続けています。

 峨嵋派の掌門が殺され、新掌門に誰が鳴るかで一揉め。この新掌門の孫秀清と西門吹雪のラブストーリが突然始まって、中途半端にブツ切れ・・・そのうち、続きをやるんでしょ。孫秀清の中の人が、蘭陵王「私はダメ~」になった原因の鄭児の人なんで、ちょっと引き気味だったりするw

 ドラマオリジナルキャラの阿信は、これまたオリジナルの道でであった靖王の養子天松に一目ぼれ。靖王が反乱に失敗し自死、生き残った天松を阿信が助け、いざ結婚というところで、男は皇太后を殺しに乗り込み死亡。なんでこんな話を付け足す必要があったのかさっぱりわからない。ついでに、この天松の中の人は、古剣奇譚の二師兄ですが、今度は色男役。

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 とにかく、陸小鳳のところに戻ってきました。
 その上、地獄人間という組織を率いてる霍休の元妻から一生分の武功を伝授され、そっちの主になってしまった。

 丹鳳は、霍休に捕えられ、陸小鳳が親の仇と思い込まされ、操られている。

 花満楼は霍休の治療のせいで死にかけている皇帝を連れ出し、治療するが、家族を皇太后に殺されそうになり、結局治療の途中で宮殿に返す・・・中途半端。

 この霍休が率いている青衣楼がいろんなところに根を張っている悪の組織なんですが、そこに花満楼に助けられて、大蛇を操る仮面の女(どう見ても丹鳳と同じ顔)の組織から人殺しはいやとか言って逃げ出したはずの飛燕が移籍してるのも変な話です。

 彼女は、片一方では殺人を請け負い、霍休の悪事を手助けし、もう一方では花満楼を助けるために身を投げ出したり、情報流したりしていて、何考えてるのかさっぱりわからない。

 陸小鳳たちをバックアップしている衛王は、皇太后暗殺未遂の疑いをかけられたりしつつも今のところ孝行息子で忠実な臣下やってます。でも、中の人が宗峰岩だし、陸小鳳とは丹鳳巡って恋敵なんで、きっと裏切る、きっとこいつがラスボスひとつ前とおもっているところ。

 陸小鳳伝奇ってのは、長い話ではなくて、本一冊分ずつぐらいの話をつなげたシリーズもの。そのうちの金鵬王朝だけで48集のドラマにしようというんですから、あっちをふくらまし、こっちに新エピソードをくっつけなきゃ持たないというのはわかるんですけど、話が中途半端にあっちでもこっちでも放り出されてしまって、なかなか進まない工事現場みたいな感じになってしまってる。

 その上、話のメインが朝廷で皇帝が殺されかけてるとか、皇太后が霍休に騙されてどうのこうのとかになってしまっていて、陸小鳳たちもそれにどう対応するかをメインに動いている。
肝心の金鵬王朝の裏切者を見つけて…という話も朝廷話に飲み込まれてしまって、もはや陸小鳳伝奇なのかどうかわからない。

 人によって、好みや思い入れはそれぞれなんですが、私的には武侠ドラマはアクションもしっかりやってほしい。ワイヤ使おうが、CGを使おうが、「おもしろい」アクション見たい。「美しい」の見たい。

 このドラマ、CG過剰なのには目をつぶるとしても、動きの悪さが目立ちませんか?
 花満楼vs仮面の女、つまりは甄嬛伝の温太医vs沈貴妃はもたついて伸びたラーメンみたいだった。顔が映るところだけやってるんだろうけど、もうちょっとビシバシ決めてくれんとなあ。
 扇を操っての武打シーンなんだけど、欧陽克の李解の方がよほど見ててきれいに動いてたよ。ぴかぴか光る青や赤の光がぶつかり合ってるみたいなシーンだらけなんで、たまにしかない人間同士が絡むところぐらいしっかりつくりこんでほしいなあ。

于正版神侠侶 その6

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25~30集


 今週は忙しかったんで、火曜日分までしか見られなかった。

 ま、先週のと合わせて6集分。とにかく溜め込まない!といいつつ、陸小鳳与花満楼は23集で止まってしまってる。成り行きが不安…
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 絶情谷のくだりから、蒙古軍の襄陽攻撃、郭襄誕生あたりまで。

 絶情谷の裘千尺が語るうわき男公孫止のあれやこれや・・・これは原作にもある話なんですが、他の話に混ざるとうざいとしか・・・

 情花の毒のためにあと18日の命となった楊過は、郭清・黄蓉の首と引き換えに裘千尺から解毒薬をもらうために小龍女と共に襄陽へ。

 その気満々だった楊過だが、襄陽を守るために奮闘する郭清の姿を見て、考えを変えていく。

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 蒙古軍の陣中に囚われた武兄弟を助けた帰り、金輪国師たちが郭清と楊過を襲うエピソード、舞台が砂漠などではなく、川になっていたのが新鮮でした。ほんとアクションは悪くないんですよ。

 で、できの悪い息子に苦労する武三通、できの悪い娘と弟子にイラつく郭清と黄蓉、戦いの最中の郭襄誕生と続くわけです。おっと破虜もだった。

 襲ってきた蒙古軍から郭清たちを助けるための楊過の大活躍。郭襄を連れた楊過と李莫愁の夫婦漫才。ちゃんとCGの豹乳母が出てきました。
 どうせ死ぬんだからと武兄弟に郭芙は俺の許嫁といったのを居なくてもいいところにはちゃんといる小龍女が聞いてしまう。楊過は武兄弟を助けるためにまた猛毒にあたって、昏倒。
 郭家に戻ってみたら、来なくてもいいのにやってきた趙志敬と甄志丙がわーわーと小龍女レイプ事件の顛末を騒ぎ立ててる。

 というところで、30集終了。次は楊過断臂ということになります。

 絶情谷を出てから後のドラマ展開はほぼ原作通りで、余計な恋愛話はくっついてきてません。楊過と小龍女のいちゃいちゃ、郭芙の武兄弟いじりはやっぱり于正らしくくどいですが、我慢の限界突破するほどでもなかった。
 むしろ、李莫愁と楊過の郭襄を連れての道中がまるでコメディ。まあ元からそんな要素はありますが・・・それでも、郭襄に飲ます乳を探しに行って、農家の嫁さんをあっさり殺してしまう話なんかはちゃんと入ってました。楊過も楊過で、「あ~あ~、これでもらい乳できなくなったじゃんか~」みたいな感じであっさりスルー、ひどいもんだが。
 どうも、元の話のどこを残して、どこを削るかという基準がよくわからんです。

 蒙古軍陣中からの帰り道の戦いとか襄陽に攻めてきた金輪国師たちとの戦いなんか、スピードもあって楽しく見られました。
 この先、オリジナルエピソードとやらが残っているのは独孤求敗か・・・老玩童と瑛姑と南帝もこれからか・・・
 それさえなけりゃ、もっと面白くみられるのになあ。
 ともかく、ほぼ原作準拠だったここら辺は、今までに比べてずっと楽しめました。どのくらいかというと小籠包のことに目をつぶってスルーしとけるくらいです。

孔子春秋 その3

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21~38集

 
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陸小鳳でもなく小籠包でもなく、日本での初回放送が終わった「孔子春秋」です。

 このドラマの邦題は「孔子」ですから、ほんとに珍しいことに中文原題よりも邦題のが、簡潔です。
 もっとも原題なら何でもいいかというと、同じドラマがころころと違う題名で出てくるかの国の電視劇界事情もいい加減にしてほしいんですが。

 周潤発の映画「孔子」も「孔子 決戦春秋」とかって、私の想像の斜め上をいくタイトルのDVD出てますし・・・

 孔子が弟子を連れて放浪の旅に出てからは、各地を巡りながらいろんな事件に巻き込まれて、賑やかな展開になるかもと思ってましたが、このドラマ、最後までけっこうな山あり谷ありのわりには、淡々とした印象が残りました。

 といって、間延びして退屈という感じでもないんです。

 ドラマは孔子が死んだあと、子貢が論語を完成させたところで終わり。
 若干の「死後の世界で、先に死んだ顔回や子路たちと再会する」というおまけもついてました。

 主人公の孔子を演じた俳優をはじめ、若手が起用されているドラマではあるんですが、前半には王学圻、倪大宏、孫淳、小宋佳といった有名どころが脇を固めていました。でも、後の方になると、かろうじて李東学が有若でちょろりと出てくるだけで、ほんと地味。
 孔子の弟子たちはそれぞれ一癖ありげな面構えの俳優さんがそろってるのは楽しかったけど、華やぎはないなあ、残念ながら。

 ところが、孔子がどんどん年取っていくのに、不思議なことに弟子たちがあんまり老けない。今回の老けメイクは相当にレベルが高くて、出来がいいんですが、大勢をする余裕はなかったかw

 青年期から死ぬまで同じ俳優がメイクを変えながらずっと演じているんですが、残念なことに日本版では吹き替えの声優がチェンジ。韓ドラの朱蒙でも、おんなじことあったけど、そこらも踏まえて吹き替えの人選してほしかったと思う。

 トータルで行くと、放浪してるのにきれいな衣装着てた「恕の人」とかって邦題になってた赵文瑄の原題「孔子」よりは好感度高かった。
 何より、権力に粘つくおじさんたちはいやというほど出てきたけど、ネバネバ愛憎劇は出てこなかったのが、個人的に好感度高かった理由かね?

ところで~~

 このドラマの中で、孔子が亓官氏を妻にと迎えに行く話が出てきたんですが、彼女ははじめ男装して登場。それと知らない孔子を相手に弓術を指導するという話がありました。確かこの場面で、孔子はきちんと仮面の達人であるところの彼女に弟子入りしてるんですよねえ。
 礼やらなんやらの総本山孔子がその後なんの問題も引っかかりもなく結婚してるんです。
 となると、楊過と小龍女のあの大騒動はいったいなんだったんだとか、遅まきながらつっこんでるところ。

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 朝の9時とかから放送するもんで、リアルタイムに見ることはあんまりなくて、前半は録画したのを、後半はオンデマンドで見てました。ほんとに便利になったもんです。この分では近いうちに見たい番組を録画しておくという習慣もなくしそうな自分w

ともかく演職員

導演:張黎、劉
総制片人:劉文武、石衛平、蘆仁龍
執行導演:韓暁軍、謝升皓
編劇:張挺

角色       演員
孔子       朱剛日堯
南子     李欣汝
小姜       毛俊杰
颜徵在    小宋佳
孔叔       王学圻
少年孔子    王子剛
鲁襄公    倪大宏
季札     孫淳
少正卯   袁文康
陽虎       党
子貢       周一囲
子路     斌子
顔回     唐曾
亓官氏   衣珊
季孫意如  張志堅
孟僖子   劉立偉
晏嬰       黄若萌
季孫斯   王之民

于正版神侠侶 その7

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31~36集

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 先々週の残りと先週分。

 小龍女、尹志丙と趙志敬の話を聞いてしまい、失踪。彼らの後をつけていく。
 郭芙が楊過の「左腕」を切り落とす。
 楊過を神が助ける。
 楊過、独孤求敗の武功を鍛錬。
 郭家は楊過を探すやら、郭襄の行方を探すやら、あほ娘の始末やらで大騒動。
 小龍女と老玩童同行。
 尹志丙と趙志敬、金輪国師に出会い、趙志敬裏切り確定。
 郭襄を連れた李莫愁を黄蓉が見つけたが、郭襄は楊過が奪って姿を消す。
 武三通やら天竺僧やら、絶情谷で薬さがし。
 絶情谷では、復活公孫止が若い娘を襲ってる・・・

 これだけなら、原作とそんな変わりないんですがねえ・・・

 なんで入れるか、独孤求敗の恋愛話、しかも月並み。
 孤独な剣の達人が、若い女と出会ってその気になってみたら、女は自分を付け狙う集団に雇われたスパイ、崖落ちしたが、神に助けられ、武功を高めて、女とその雇い主に復讐。自害しようとする女を止めなかったことをず~~と後悔してて、わざわざ書き残して、それを楊過が見る・・・

 こんだけ大騒ぎをしたこの遺書、何の役に立ったかというと、小龍女を探しに谷を出たい楊過が神を説得するためにだけ使われた・・・

 なんだかねえ~~毎度のことですがw

 楊過が神と練功する場面、滝の中で剣をふるう場面とか、なかなか良くできていました。場面場面で見ると、そう悪くもない場面もあるんですが、話がとっ散らかってるんですよねえ。
 
 腕を切られて以後、楊過の単独行動が続くわけなんですが、その間じゅうぶつぶつと独り言の形で自分の気持ちや独孤求敗にかかわる予想、神の考えの代弁とかし続ける。はっきり言って、くどい!うざい!ものには限度というものがあるけど、いうだけ無駄かw

 ほんと、52集もしなきゃいいのに・・・

 それにしても、神と二人きりの谷にいて、楊過はどうやって何枚も着替えを手に入れたんだ?
 しかも、こんなひもの多い服、片手じゃ着られないんじゃ?

陸小鳳与花満楼 その3

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22~34集


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 やっとというか、もう34集まで来たんですが、恐ろしいことに前回メモった時と状況がなんも進展してない。

 丹鳳が霍休に操られて、衛王と結婚することになったけど、皇太后の前で拝礼~というところまで来て、次期皇帝と皇太后が指名した徳王が誘拐されて、婚儀は中止。
 いつも自分が犠牲になる、皇太后の実の息子は自分なのにとすねる衛王・・・やっぱり闇落ちしかけてます。

 それより、げ~~となったのは、衛王との結婚は自分の意思じゃなかったと霍休の術から解放された丹鳳が結婚そのものをキャンセル。なおさらいじける衛王はおいといて・・・

 ということを丹鳳から聞いて、じゃやっぱり・・・と丹鳳に言いよる陸小鳳。自分には安定した家庭を与えられないと身を引いたんじゃなかったか、陸小鳳。そんな未練がましいことするな陸小鳳~~

 これが今回よそ見しながら、見た分のヘタレクライマックス。

 丹鳳の双子の姉で金鵬王朝のブラック部分担当の丹図ってのが、皇帝に毒を飲ませた張本人だとはっきりしたり、徳王と霍休が手を組んでることが明らかになったりしてますが、どれにも意外性はないです。

 花満楼はまた皇帝の治療のために皇宮に泊まり込み。彼の恋人で殺し屋している飛燕は、誰もが探している金鵬王朝の隠し財宝の鍵を花満楼に渡して、退場。まあ、死亡フラグ立ってましたからねえ。
 死に際の彼女を探す場面で、それまで目が見えないという設定忘れてた同然の花満楼が急に彼女が見つけられない悲しい演技するの、見てるほうが悲しかったわ・・・ほんと、中の人、目が見えない人の演技ダメダメです。武芸の達人だから、見えなくても階段に躓いたりしない、触っただけで普通の本も読めるってんなら、最後までその設定で通せよなあ。

 阿信、西門吹雪、花満楼、陸小鳳の連係プレーで、霍休をやっつけたものの、誰かに助けられてる可能性大。
まだ、彼の後ろに黒幕がいるとかなんとかって話になりつつあるところです。

 でも、結局、皇帝が毒にやられて人格崩壊、その上後わずかの命、なんとか助けてと皇太后が手あたり次第に救いを求め、その一方で霍休やら丹図が蠢いている。そして、陸小鳳たちがその間を男女入り混じってうろちょろしてるという図式に何の変りもなく、もう34集まで来てるのに、適当に初めの方とつなげても違和感なく見てられそうなのがなんともはや~~です。

 もったいない精神で見てるとしか言いようがないんですが、43集で終わるからあと少し!

陸小鳳与花満楼 その4

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35~43集


最後まで見終わりました。
ネタつうほどのネタはありませんでしたが、一応画像(眉姐姐vs温太医w)下からネタバレのお断り。
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 前回視聴分過ぎた後、大結局に向けて少しはテンポアップ。

 霍休は珍しくちゃんと死んだようで、再登場はありませんでした。

 ここからは、新たに登場した「殺無赦」ってこれまた黒い仮面の男が悪の総元締めの位置につきました。

ってなあ~

 どう見ても、衛王@宗峰岩なんだよねwww

 これが悪い方もいい方も、二枚目も三枚目もできる韓棟あたりが配役されてると、もう少し見る方としては「謎」を楽しめるんだけど、配役が鉄板過ぎてwww

 でまあ、こ奴が金鵬王朝復活を目指す丹図の後ろで糸ひいていたわけです。

 この衛王の出生の秘密なんてのも出てきましたが、これが皇太后の浮気でできた子という段譽設定。ただし皇帝は知ってる。
 それがために、皇帝にはなれないわけですが、本人は知らない。
 だから、なんでぼくちゃんだけといじけまくった結果、武芸を身に付け、人間のできた衛王の裏で皇帝の位を狙って、実兄の皇帝に毒を盛り、皇太子や諸王を殺しまくり、資金稼ぎに悪事を働いてきたということです。皇帝の子ではないと知って、なおさらふてくされて、ヒートアップ。

 こうなった原因は、皇太后が前帝に不義の子を押し付けたせいだし、自分の息子を皇帝にするために画策したせいだし、衛王がふてくされる原因のあれこれもつくってきたわけで・・・やれやれですわ。
 結局この母子がみんな悪いw

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 最終的に、金鵬王朝の財宝と共に衛王はおしまい、丹鳳も去っていくというのも意外性ない。

 けど、このドラマの「まとめ」部分が、皇帝の解毒に成功した花満楼と陸小鳳、阿信の三人が皇帝からお褒めの言葉を・・・ってで終わるんだもんなあ。
 さすがに褒美には、自由に皇宮の酒を三日間のませてくれということになってたけど、太医よりあてにされてる神医に、大理寺よりあてにされてる探偵という設定なんでなあ・・・

 なんか最後まで主人公が陸小鳳であっても、陸小鳳ワールドでないドラマでした。

 于正のドラマだったら、絶対にこの話10集かそこらで終わってるか、ぶちぶちもっといろんな事件が主人公を襲うに決まってる。

 丹鳳が霍休に操られて衛王のところに行ってどうのうこうのというような話を延々とやったりはせんだろうなあ。

 けど、一つ一つのエピソードの間に脈絡がないのは一緒か。

 阿信が突然天松に惚れてすぐ結婚、すぐ死別エピソードに何の意味があったんだ?
 霍休が突然結婚して、跡継ぎを作ろうとしている話には、なんか意味が?
 突然徳王のブレーンとして出てきて、すぐ殺された木清風には何の意味が?

 とか、脚本がヘタレなので・・・としか言いようがないなあ。

 見始めた時には、林峯の陸小鳳は見かけなかなかはまってるし、中華電視劇にしてはCGもまあまあなんで、けっこう期待したんですけどねえ。
 まさが、最後まで「へびさん」だの「鳥さん」だのが大活躍する童話路線とは思わんかった。

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 それでも、途中で三倍速鑑賞にしてしまった蘭陵王よりは迷子的には「見られる」ドラマだったのが、主人公たちが流されるままになってなかったからです。ヘタレてるとはいえ、ちゃんと襲いくる運命やら悲劇やらに対抗していたからです。そうでなかったら、また三倍速確定でしたねw

演職員表

陸小鳳林峯
阿信張檬
花満楼張暁龍
上官丹鳳斕曦
衛王宗峰岩
皇太后劉雪華
上官飛燕陳雅婷
霍休鄭則仕
霍天青蔡俊涛
西門吹雪譚俊彦
育王娄亜江
孫秀青毛林林
上官丹图斕曦
金鵬王任学海
老板娘王妍蘇
天松応昊茗
朱停魏震


制作人陳新梁,楊亜玲
原著古龍
導演潘文杰、徐恵康、任海涛
編劇江旋、邱琼、趙莉


于正版神侠侶 その8

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37~42集

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 なんだかんだと言ってるうちに後10集までやってきました。
 ここまでで、郭襄を連れ去った楊過とそれを追う黄蓉、李莫愁たち、小龍女から逃げる甄志丙と趙志敬、趙志敬を抱き込んだ金輪国師一行が全真教・終南山方面に集合。
 趙志敬の裏切りのせいで、全真教が~~というところで、小龍女やら老玩童やらが登場・・・
 楊過と小龍女が再開、結婚をして、古墓に戻って・・・
 という話は、ほぼ原作通りに進み、42集の終わりに、郭芙のせいで命旦夕に迫った小龍女と楊過のために、絶情谷にみんなで来たところです。

 話がほぼ原作通りだったのは、一人しかいなかった全真七子が五人に増えたからです。
 ここまで丘処機一人しかいなかったのに、急にそれではやりくりがつかないと気が付いたらしい。

 やっと趙志敬の始末は老玩童がつけましたが、「丘処機、このばかもの~ろくでもない弟子育てやがって~~」と怒り心頭。その通りですなあ~あんたが正しい。

 反省を一切しなくて、なんでもかんでも人のせいにして自分を正当化する郭芙ってのは、嫌われて当然のキャラですが、これが張P版の時みたいにとにかく美人というような取り柄でもないとただ鬱陶しいだけになってしまいますが、今回はまさにそんな感じです。なんもかわいくないのが、ただキーキー言ってるだけなんで、耶律斉がなんで惚れるかわからない。
そういや、このドラマじゃ、なんで甄志丙が小龍女に惚れたのかもよくわかりませんが・・・

 その耶律斉は犀利仁師の張哲瀚@金仁彬です。こっちはすっかり二枚目役ですね。
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 隻腕の楊過は、右手を残してもらったのに、なんかすごく動きにくそうです。亡くなった片腕の隠し方は黄暁明のときが一番上手だったと思います。技術が上がってるんだから、そこは今度の方がうまいかと思ったんですが、隠してますってのはこっちの方が見え見えで、残念。

 今回分も、余計な付け足しがあんまりなかったんで、気楽でした。

 趙志敬の最期あたりで、例の彼女のフラッシュバックでもやらかすんじゃと思いましたが、あっさり忘れ去られておしまいでした。さすが于正、無駄にキャラ作るだけw

 これであと10集、今度で小龍女が崖落ちして、16年後にワープですか・・・

最近見た映画たち 綉春刀

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最近見た映画たち 綉春刀

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 張震と李東学と劉詩詩が出てるというんで、目の保養にと思ってみたんですが、予想とは違って随分しっかりした武侠映画でした。

 タイトルの綉春刀というのは錦衣衛が使っていた刀のことです。別タイトルでは飛魚服綉春刀となっています。飛魚服ってのも錦衣衛の制服だそうです。最近映画でよく取り上げられる錦衣衛ですが、この映画では下級メンバーの悲哀を正面から取り上げています。

 もう一度は日本でもちらりと公開されたらしいんですが、これは中文版。間違ってたらごめん~


 崇禎の時代。錦衣衛の蘆剣星、沈煉、靳一川の三人は義兄弟の契りを結んでいる。彼らが明の実権を握っていた魏忠賢を捕えるよう命じられたことから、宮廷の陰謀に巻き込まれていくという話です。

 二哥沈煉は魏忠賢を捕える寸前、彼に買収されて、逃がしてしまう。そうとは知らない大哥蘆剣星と三弟靳一川だったが、魏忠賢が生きていることを知った彼の義理の息子趙靖忠@聶遠やらなんやらから命を狙われることになる。

 大哥は出世のためには賄賂が必要、三弟は過去をネタにゆすられているので金が要る、自分も好きな女を請け出すために金がいる・・・というわけで、沈煉は魏忠賢の金を受け取る。
 下級役人の悲しさ、金が手に入っても入らなくても、口封じされる運命だったわけです・・・

 沈錬が張震。彼の武侠映画って、あんまり見かけないな~と記憶をたどったら、あるじゃないですか臥虎蔵龍。すっかり忘れていました。アクション映画というなら例の白薔薇理髪店がパッと出てくるんですけどねw
 義兄弟のため、好きな女を手に入れるため、魏忠賢から金を受け取ったものの、彼女は錦衣衛を深く恨んでいて気持ちは通じていない。この周暁彤が暗いほうの劉詩詩。ほんと地味です・・・
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 靳一川は李東学。昔の師兄にゆすられているごほっごほっ三弟です。この靳一川が惚れた医者の娘を葉青がやっていて、またひどい目にあってました。
 彼をゆすっていた試験の周一囲、どっかで見た顔だと思ったら、孔子春秋の子貢の中の人だった。あんまり役回りが違うんでわからんかったわ。

 大哥蘆剣星はこの手の映画は初めての人らしく、私は見たことがありませんでした。なかなか一癖ある面構えで、もう少し年取ったら面白そう。

 この三人、李東学がごほごほっ咳き込んで、医者に薬をもらいに行ったりしてるもんで、なんか新撰組の近藤勇、土方歳三、沖田総司のイメージが・・・と思ったら、中華サイトによれば「沖田総司の恋」を下敷きにしたらしい。

 この映画、三段階エンディングになってる感じなんですが、
 二段階め、一人生き残った沈煉が義兄弟の仇を討つために趙靖忠を草原まで追っていく。そこで見つけた趙靖忠と対決する・・・力任せの勝負ちゅう感じでしたなあ。
 趙靖忠が後金の使いに貧弱な辮髪を見せる場面などは、なかなかでしたわ。
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 決して愉快に見られるストーリ展開じゃないんですが、取り上げてる時代とか人間関係とか、なんだか昔の香港武侠映画のにおいがして、私は楽しめました。

 演員表

角色      演員
沈煉      張震
周妙彤  劉詩詩
靳一川  李東学
蘆剣星  王千源
趙靖忠  聶遠
魏廷      朱丹
魏忠賢  金士杰
丁修      周一囲
張嫣      葉青

職員表

▪ 制作人:張家振
▪ 導演:路陽
▪ 編劇:路陽;陳舒
▪ 動作指導:桑林
▪ 造型設計:梁婷婷

于正版神雕侠侶 その9

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43~46集


 絶情谷終焉、李莫愁最期、小龍女失踪から、一気に16年後まで。

 もうたいがいネタは出つくしただろうと油断してたら、思いっきりやられてしまった。さすが于正~~としか言いようがない。

 公孫緑萼、裘千尺、公孫止のラストは予想してたほどドロドロにもならずに、ほぼ原作通りに通過。

 楊過と小龍女がお互いの命が短いことを知ったうえでするやりとりも超ドロドロを覚悟してたものの、思ったほどのことでもなく肩すかし・・・

 やれやれと思ったとたん、やってくれましたその1。

 李莫愁の最期。情花の毒に犯され、火の中で死んでいくんですが、なんとこの場面。歌付き。BGMじゃなくて、李莫愁自身が歌う問世間情是何物・・・のけぞったね。
 どういう発想でこういう事態になるのか、さっぱりわからん。

 小龍女失踪後の楊過が程英や陸無双と別れて、一人去っていく。
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 と、ここでやってくれましたその2.
 
 ここから16年後まで、楊過の孤独な修行シーンとか神侠の活躍とかで話をつなげる、もしくはあっさり字幕で16年後とやって、話を飛ばすんだと思ってた。
 まさか、あの郭芙が「お前の顔なんか見たくもない」と言っている耶律斉をどう落としたかという話が出てこようとは・・・
 やられた、おもいっきりやられた・・・
 
 さんざん五絶やらなんやらのテキトーな恋バナを見せられて、もう後は老玩童、瑛姑、一灯大師のネタだけだと油断してたもんな~

 ほんとこれから後はもうないだろうな、と思ったんですが、金輪国師と郭襄・・・( ◢д◣)
 
 で、16年度後。
 郭襄はやっぱりかわいいキャラで出てきました。やれやれ、たまにはらしい配役もないとなあ。

 
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 とにかく後6集!

最近見た映画たち 一個人的武林

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最近見た映画たち  一個人的武林

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おもしろかったよ~~

武術にのめりこみすぎて相手を殺してしまった元警察の武術師範夏侯武。
彼の服役中に高名な武術家がその得意技で殺されるという事件が発生。

この犯人を捕らえるために警察に協力することになった夏侯武の甄子丹と犯人封于修の王宝強が大活劇を繰り広げる映画です。
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とにかく武芸の場面が美しい。話の展開もすっきりしていて、武打場面を楽しむじゃまにならない。

他にも、樊少皇、釈行宇なんかが出てきて、天下第一を目指す封于修と打打殺殺、丁々発止とやってます。

袁祥仁、姜大衛とかレジェンドクラスの武打星や監督なんかも顔を見せてるし、テレビに成龍の酔拳が映ってたりととにかくおいしい映画でした。

細かいことぐちゃぐちゃ言うのも野暮なんでこれでおしまい!

おもしろかった、アクションシーンがものすごくきれいだった、二回目見てしまった!

お薦め~~

演員

夏侯武  甄子丹
封于修  王宝強
陸玄心  楊采妮
单英   白冰
林碩全  方中信
兵器王  樊少皇
譚敬尭  釈行宇
擒拿王  喻亢

職員
▪ 出品人:王中军;楊受成;周焯華;馬越;阎晓明
▪ 制作人:利雅博;区椲麟;陳偉斌;周焯華;褟嘉珍;陳偉斌
▪ 原著:陳徳森;劉浩良
▪ 導演:陳徳森
▪ 編劇:劉浩良;麦天枢;陳徳森;陳曦康
▪ 撮影:黄永恒
▪ 配楽:金培達
▪ 編集:張嘉輝;許宏宇
▪ 芸術指導:麦国強
▪ 美術指導:林偉健
▪ 動作指導:甄子丹;元彬;元華;董瑋;梁小熊
▪ 服装設計:呉里璐
▪ 視覚特効:伊諾
▪ 灯光:邹林
▪ 发行:中影数字发展有限公司;中国电影股份有限公司北京电影发行分公司
▪ 監制:張大軍;宋寧;褟嘉珍;唐才智;楊庭恺;李志佩

 

最近見た映画たち 黄飛鴻之英雄有夢

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黄飛鴻之英雄有夢

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最近武打星認定されてる感のある彭于晏が黄飛鴻を演じるというので楽しみにしてました。

清末の広州で港を仕切ってる黒虎幇を潰そうと黄飛鴻が仲間たちと活躍するという話。

少年黄飛鴻ストーリなんですが、本来の黄飛鴻ものからすると成龍の酔拳みたいなもんでしょう。

冒頭、子どもの黄飛鴻が父親と共に孤児たちを助けているという場面がなければ、これが黄飛鴻ストーリとは思わなかったかもしれないです。

黒虎幇の大物、頭目の雷公の4人目の義子になるために、対立する北海幇の頭目の首をとってくるなんて話は李蓮杰版とかじゃあり得ない話だと思います。

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結局、この話は黄飛鴻なんで、いまさらネタバレも何もないと思うんですが・・・

孤児たちが「孤児幇」という集まりを作って、彼らの親を殺したりした悪の首魁黒虎幇をやっつけるためにまず組織に潜り込んだのが阿飛こと黄飛鴻。
雷公の3人の義子を順番に殺していったり、隠し倉庫の金を貧しいものたちに開放したりと大活躍。

最後は、彭于晏@黄飛鴻と洪金宝@雷公が燃え盛る建物の中で大活劇。

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いやあ、おもしろかったです。

演員表
角色  演員
黄飛鴻彭于晏
雷公  洪金宝
阿春    王珞丹
赤火    井柏然
伍盛  張晋
大牙蘇王祖藍
梁寛  秦俊杰
林世栄高泰宇
北殺 馮嘉怡
黒鴉 文峰
黄麒英梁家輝
心蘭 Angelababy

職員表
▪ 出品人:郝砺;江志強;千葉龍平;薛文熹;葛鋭戈
▪ 制作人:黄宏達;劉二東;何韵明
▪ 導演:周显揚
▪ 編劇:杜致朗
▪ 撮影:伍文拯
▪ 配楽:梅林茂
▪ 動作指導:元奎;劉方
▪ 監制:江志強;洪金宝;何韵明;劉二東

于正版神雕侠侶 その10

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47~54集(大結局)

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 ようやくクリア~なんかわけのわからない達成感と疲労感があるw

 52集と思ってたら、54集もあったんで、いろいろありました。

 16年後、郭襄が楊過と出会うところから。
 このあたり、基本的に原作通りなんですが、そうなると精彩に欠けてくるんですよね、于正作品ってのは。原作のないのを好きなようにやってるほうが性に合ってんじゃないでしょうかねえ。

 で。
 16年後。

 郭襄と楊過が、瑛姑を尋ねた結果、一灯大師や老玩童と出会う場面。
 当然、ここで余計な大理国での昼メロが展開。そりゃ元からある話ですがねえ・・・なんでこんな安っぽいふくらまし方する?

 大理皇帝段智興には相思相愛の明月がいたが、彼女を政略結婚のために他国に嫁がせてしまい、心にぽっかり穴が・・・。そんな時に町で武芸を見世物にしていた明月そっくりの瑛姑を見つけ、いきなりお姫様抱っこをして皇宮につれてくる。妃としたものの、似ているのは顔だけ。野卑な瑛姑への興味はたちまち薄れてしまう。そんな時に、王重陽が周伯通を伴って、大理にやってくる・・・以下省略

 瑛姑が皇帝に出会った時の様子が張P版の郭襄が楊過の素顔を見た時の演技にそっくりだという言われてますが、私もそう思います。それに、皇宮に連れてこられた瑛姑のようすは還珠格格の小燕子にそっくりです。五阿哥はいなかったわけですがw
 こういうのわざとやってますよね、絶対。

 陳暁の16年後楊過は思ったほどの違和感はありませんでしたが、ただのアラフォーであそこまで老けこませなくても・・・と思うのはまいどのことです。ジミリンを見ろ~~www

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 その楊過が郭襄の誕生祝に現れる場面は、もうちょっと于正らしい派手さを期待したんですが、張P版の劣化版みたいな感じで地味でしたねえ。

 楊過を追った郭襄を金輪法王が拉致、自分の弟子にしようと追っかけまわす話。
 蒙古軍の軍営ですでに郭襄が「師父」と呼んでましたね。

 この金輪はロリなのか、父性なのか・・・微妙なところw

 楊過と小龍女の再会場面。まさかターザンブランコはないと思ってましたが、予想以上に地味。その代りにねばっこくやってました。

 けど、ここまでそれなりに武侠ドラマ見てた気分だったんですが、彼女が再登場してきた途端に、どんと俗っぽくなってしまった。
 16年間、蜂蜜と白魚だけで生きていたはずなのに、つやつやと健康的で・・・どうひっくり返してもミスキャストという言葉しか思いつけません。

 蒙古軍の襄陽攻撃。囚われた郭襄を助けられない郭靖、黄蓉たちの苦悩なんかはドラマチックに于正流。
 そこへ、神に乗って楊過と小龍女が登場。一気に戦況が変わってしまう。
 神がどたどた歩かずに、飛んできたのは上出来です。CGの出来はこの際ほっときます。

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 ところが、追いつめられた耶律斉を助けてくれと郭芙が楊過に頼むところ。
 思わず、楊過の空の袖をつかんで、凍り付く郭芙。上出来な演出と思ったとたん、やってくれました。

 群れなす蒙古軍のただ中で戦う二人を見ながら郭芙が思うのは・・・いったい私が心配してるのはどっちの人の方なんだろう?あんなに楊過に腹が立ったのは、本当は好きだったからなのね・・・

 たいがいにしろよ~~

 この場面、金輪vs楊過も、特撮も大量エキストラ動員の戦闘場面も、おもしろいのに、なんでこんな冷や水ぶっかける?

 ラスト、崋山論剣ではなく、北丐と西毒の墓参りに崋山に来た一行が、新しい五絶を選び、楊過と小龍女が二人で去っていく。

 見送る郭襄は、完全に楊過への愛情を自覚し、小龍女より先に彼に出会わなかったことを悔やんでいます。
 一見楊過誤終身つうことで、全巻のおしまい。

 まとめと演員表はまた今度!疲れた!
 

于正版神侠侶 その11

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まとめ!

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なんだかんだといいながら、11回もブログアップしてしまうわけで(笑ってスルーね)
でもって、あえて後姿の海報w

このドラマ、無駄な恋バナ切り落としたら、けっこう原作通りな展開だったと思う。
でも、その無駄なところが多いもんで、半分で十分。

16年後の話は10集もないわけですが、ここから安っぽい瑛姑がらみの話を差っ引けば、賞味8集くらいで新五絶選びまで終わってるわけですから、全体もそのくらいに詰めてしまえば、さっぱりするはず。

冒頭の李莫愁話、王重陽・林朝英話から始まって、どこにその必要があったんか理解不能な趙志敬の彼女の話、最後が小龍女に嫉妬する郭襄に、耶律斉と楊過を天秤にかける浮気女郭芙のモノローグというどうしようもない昼メロ話ですからねえ。

だいたい原創人物とやらが出てくる話はまったく不用。
洪八公話はまだましな方で、独孤求敗とか黄薬師とかキャラの品格を落とすような恋バナ作ってどうするんだ?昔の香港製の射番外ドラマが、よほど名作に思えてきましたわ。


配役は陳暁の楊過は思ったより上出来。線は細いけど、とにかくイケメンなのは確か。

小龍女はどうひっくり返してもミスキャスト。大根ってわけじゃなくて、ミスキャスト。絶情谷あたりから、まあなんとか見られるようになってきたかもというネット評も出てきたけど、やっぱりダメ。
楊過と再会した途端のにま~~とした笑顔で、思いっきりげっそりきた。
彼女は不二神探みたいな役で元気にやってるほうがいいと思う。

基本若い俳優が五絶なんかの若いころをやって、「現在」は老けメイクで登場というキャスティング。
恋バナなければ、こんな無理はいらんかったのにね~

とにかくキャストの隅々まで、イケメンそろえようと頑張ったことは認めます。その必要があったかどうかは疑問ですがw

アクション場面は、1対1、モブ、大規模戦闘シーンのどれも、結構よくできてました。こういう場面のCGはそんなに見劣りしない。
どうやってもダメなのは動物CG。ほんとちゅうか電視劇って、なんでこんなに動物のCGどへたなんだ?不思議でたまらない。10年違いの張P版からなんも進歩してない。
玉蜂のCGだけは、ちょっとましになってたけどね。

思いっきりつっこみながら、ネタとして楽しんだのは事実です。
でも、純粋に神侠侶を見るんなら、ばっさりダイジェストで十分だったです。

演員表

角色演員
楊過陳暁
小龍女陳妍希
郭靖鄭国霖
黄蓉楊明娜
郭芙毛暁彤
郭襄張雪迎
李莫愁張馨予
程英趙韓櫻子
陸無双孫耀
公孫止邱心志
公孫绿萼鄔靖靖
甄志丙宋洋
耶律斉張哲瀚
忽必烈朱梓骁
林朝英董璇
金輪法王黒子
陸展元陳翔
何沅君莎
黄薬師李銘順
欧陽鋒宗峰岩
洪七公印小天
周伯通周徳華
一灯大師季晨
王重陽厳寛
裘千尺張茜
馮蘅黄奕
梅超風楊蓉
楊康陳暁
穆念慈趙麗穎
完顔萍王双
耶律燕馬櫻侨
武修文韓東君
武敦儒張超
武三通趙鯤鵬
武三娘張雅萌
洪凌波曹馨月
郭破虜趙文浩
趙志敬王茂蕾
柯鎮悪立民
丘处機沈保平
霍都張天陽
達尔巴李龍
蒙哥朱栄栄
耶律楚材孟飛
劉瑛(瑛姑)張萌
孫婆婆邵敏
馮黙風侯京健
馬光佐康磊
傻姑郭含
荷香秦嵐
独孤求敗張丹峰
尼摩星楊珑
秋意濃陳紫函
龍九黄明
陳玄風姚奕辰
尹克西肜耀忠
朱子柳李易霖
阿雪陳廷嘉
欧陽兄長王修澤
潇湘子阮旌偉

職員表

出品人蒲樹林、于正
制作人于正
監制馬田、万楊、楊麗慧
原著金庸
導演偉恩、李達超、李慧珠
編劇于正
芸術指導于正
動作指導李達超


最近見た映画たち 四大名捕大結局

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最近見た映画たち 四大名捕大結局

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 去年の夏の公開で、日本では今公開中。
 どうせこっちの方にはやってこないと、買ったままになってたDVDで鑑賞。

 だいたい買ったけどすぐ見ないというのは、あまり趣味に合わない予感がある。しかも連作だと、ほぼ確実に趣味に合わないw
 まだ箱開けてないのもある・・・どうするんだろ自分?

私的に見る意欲の強い順にいくと
 リアルタイムにネットで見たけど、DVDも購入
 リアルタイムに見たかったけど、一回見たらもう充分
 DVDになってから見るんでいいや
 日本で出てからでいいや
 まあ、試しにネットで覗いてみるか
という感じなんですが、最近は日本で出るのが早くなったんでちょっと変わってきてるかも。

 前置きが長くなった。

 というわけで、あんまり趣味に合わんだろうなあと思ってたけど、やっぱり趣味に合わんかった。

 画面が不必要に暗すぎる、衣装まで黒っぽいのが多いんで、テレビ画面で見るのにはむかん。映画館で見たら、寝てくんじゃないかと不安になる。
 文句言ってても、近くの映画館に来たら、多分見に行くけどw

 この映画、第1部は冷血@超が主役、第2部は無情@劉亦菲が主役ときてるんですが、今回はどちらも精彩に欠けました。むしろ、大結局の主役は皇帝でしたね、予想外w
 それにこの皇帝が蘇有朋なんで、新しい方から二つの倚天屠龍記の主役張無忌がそろった感じ。

 蘇有朋も、銅雀台以来無能な皇帝役が持ち役になったかと思いましたが、今回の徽宗は最後には決然としたところも見せて、けっこうおいしいところ持ってきました。

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 で、そこへラスボス安雲石で于承恵。二人張無忌vs張三宝だ~といらんことで喜んでました。

 本筋?ま、どうでもいいです。諸葛正我、一人舞台w

 最近人気の鬼鬼こと呉映洁、中年色男でメロドラマ方面の人気らしい呉秀波とかも入れた配役にも、妖術合戦のごとく飛び交うCGにも金をかけてるのはわかるんだけど、だからと言って私の好みにあうとはかぎらんわけです。四大名捕、わりに好みなんだけどなあ・・・

 ま、そういうことで・・・演職員表。

演員表

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角色演員
冷血超
無情劉亦菲
宋徽宗蘇有朋
追命鄭中基
鉄手邹兆龍
姫遥花江一燕
諸葛正我黄秋生
安雲山于承惠
安世耿呉秀波
如烟柳岩
嬌娘萃雯
叮当呉映洁
大狼包貝尔

職員表

▪ 出品人:王長田
▪ 制作人:王長田、陳嘉上、張蘇洲
▪ 原著:温瑞安
▪ 導演:陳嘉上、秦小珍
▪ 編劇:陳嘉上、陳淑賢 

張翰版少年四大名捕 その1

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1~4集

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 何回目かの(少年)四大名捕です。

 これ、おもしろいです。

 めちゃくちゃアイドルとか当世紅的偶像集めて作ってるんで、もうあっちもこっちも最近どこかで見かけた顔揃い。

 脚本もしっかりテンポよくドラマを進めてるし、CGも今のところそれなりに大丈夫。
 アクションも、若手がしっかり体張ってるんで、見ていてたのしい。

 ただ、途中でヘタレるという危険もあるんでなあ・・・前の陸小鳳与花満楼で懲りた。

 1~4までで、主だったキャラと現在の状況が出そろいました。

 四大名捕は作品によって、冷血、無情、追命、鉄手の4人の比重が変わっているんですが、今回は冷血が主人公で、無情は車いす使ってないです。

 冒頭、彼らが以前に捕えた四大悪人が牢から逃げ出すという事件が起こり、それを四大名捕が追うという展開。それぞれの持ち技なんかをじっくり披露。ついでに、六扇門との対立も説明。六扇門もモノによって、上部組織になったり、下部組織になったり、いろいろですが、今回は姑息な手段で手柄を横取りしていく対抗意識ばかり強いろくでもない組織という感じでしょうか。

 この四大悪人というのがまたおもしろい顔ぶれ。

 銭泳辰@万圭@連城訣、馬文龍@葉大侠@王者清風、程誠@老徳諾@于正版笑傲江湖、周牧茵@娜木鐘@美人無泪山河恋と一癖ある一揃い。

 対する四大名捕は、冷血が張翰@羅成@隋唐演義、無情が楊洋@成人版賈宝玉@紅楼夢、追命が陳偉霆@陵越@古剣奇譚に、鉄手が茅子俊(この人だけは事実上初見)とイケメン揃い。冷静で心優しいお兄ちゃん陵越で人気者になった陳偉霆がお調子者でよくしゃべる追命をひらひらと賑やかに演じています。

 順番が入れ替わったかw

 四大悪人を操る悪の首魁安世耿が何晨銘なんですが、これが白髪に紫のアイシャドーでぶっ飛んだ演技をしています。その彼は、身分の低い母を持ったために朱姓を許されなかった皇帝の異母弟で、恋人を皇帝に横恋慕され、殺されてしまった恨みで一夜にして白髪になったという過去がある。男では初めて聞いた設定かも。

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 四大名捕のボス、諸葛正我が黄文豪@岳不群@于正版笑傲江湖なので、なんか嘘くさい。ついでに、彼とかつてなんかあったらしい華嬌郡主の役で楊明娜@寧中則も出てますw

 このほかに、皇帝の側室候補に選ばれて逃げ出した他人や動物の心が読める娘が天涯織女の張鈞、神候府の女捕快のリーダー姫瑶花で賈青@阿朱阿紫@頼水清版天龍八部が出てきました。
 女性キャラでは 安世耿の手下九尾狐で白冰が出てきたのはゲストなんでしょうね。

 他にも最近出てないドラマ探す方が難しそうな、張檬、宗峰岩、韓棟なんかもしっかり顔をそろえてます。

 犀利仁師の宋文文呉映洁、学長の岳跃利、古剣奇譚のいじわる二師兄凌端の応昊茗、もうすぐ出てくる鄭爽@襄鈴とか、あんまり知った顔が揃いすぎてて、かえって気が散るくらいw

 まあ、顔ぶれ見てるだけで楽しく突っ込めるということです。

 陰のある無口な冷血を筆頭に4人のイケメンが大臣連続殺人事件よりも、逃げた自分の側室候補を探してこいと命じるようなできの悪い皇帝に振り回されながら、安世耿の陰謀と戦い、娘たちと恋をするという話のようです。今のテンポとアクションと脚本の質を維持し、かつテレパス娘が鳥さんや蛇さんと話をして主人公の危機を助けるような話さえ出てこなければ、きっと最後までおもしろいはず・・・
 頼むで・・・

最近見た映画たち 白髪魔女之明月天国

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白髪魔女之明月天国

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 練霓裳を范冰冰、卓一航を黄暁明がしている白髪魔女。
 そろそろ白髪魔女トラウマもクリアされてきたんで、改めて見ました。

 100分ぐらいの映画にするんで、大胆に原作を改編した脚本になっていますが、よくまとまっていたと思います。

 この二人のネバネバ恋愛ドラマだけではくどいんでいやだなあと思っていたら、最近話題の人王学兵の慕容冲とか厳寛の皇太極とかが話にアクセントをつけてました。

 なんて言ってますが、なんといってもこの映画、于承恵が武当派の紫陽道長で出てて、ロケ地が武当山。
 あのなつかしい武当山を背景に于爺が見られて、眼福でした~

 前にいるのは張無忌じゃなくて、卓一航w
 ロケの時は看板とか机とか片付けるんだw


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 明末を舞台にしてるこの話、最後まで行ってもラスボス倒してすっきり終わるというわけにはいかないんで、ラスボス代理の趙文卓の金独異を練霓裳と卓一航の二人で倒すところで終わってます。その他もろもろは省略w

 で、この金独異の計略で、卓一航と武当派が皇帝毒殺の疑いをかけられたり、練霓裳が卓一航の祖父殺しの濡れ衣をかけられたり・・・
 武当派の名誉を回復し、袁崇焕を助けるために、武当派を裏切り魏忠賢に従ったと見せかけた卓一航。だけど、魏忠賢の娘と結婚までしてしまうので、練霓裳が白髪に・・・
 このあたり無理に話持ってきてる感じだけど、そうでもしないと練霓裳が白髪になる理由ができないからなあ。

 とにかくこの二人、助けたり助けられたりしているんですが、ジェンダー的にはどっちも男性な感じ。
 恋愛場面になると練霓裳は女性になるんですが、そのほかの面では思いっきり漢です。大侠です。

 卓一航も、武当派の新掌門で、正義感の強い若者なんですが、練霓裳に負けてる。

 金独異につかまって、鎖でぐるぐる巻きにされた卓一航を助けに練霓裳が現れて・・・という場面、地面に転がった黄暁明が頼りなくて、色っぽくてw
 映画の中のジェンダーを考えるには興味深かった。こういう場面って出てきてもお笑いにされてたり、思いっきりデフォルメされてるキャラだったり、普通に男女の主役が対等にするってまだまだ数少ないようなんでなあ。

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 とはいっても、エロチックな空気いっぱいだった林青霞・張国栄版に比べると、たいしたことはありません。

 范冰冰のアクションも久しぶりに見た感じです。私的には、よせてあげてした結果首だけにされたり、胸当てつけられた武則天伝奇なんかよりずっと好みです。

 そうそうエンディングテーマが張国栄の紅顔白髪だったのも、ポイント高かったです。

 
演員

角色演員
練霓裳范冰冰
卓一航黄暁明
金独異 趙文卓
慕容冲王学兵
皇太極厳寛
魏忠賢倪大紅
客娉婷童瑶
凌慕華葉童
紫陽道長于承恵
鉄珊瑚李欣汝
白石道長徐向東
袁崇焕肖栄生

職員

▪ 出品人:于冬
▪ 制作人:于冬;徐克;黄建新
▪ 原著:梁羽生
▪ 導演:張之亮
▪ 編劇:康橋;王冰
▪ 芸術指導:徐克
▪ 美術設計:葉錦添
▪ 動作指導:董瑋
▪ 監制:黄建新

張翰版少年四大名捕 その2

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5~8集

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 この放送分では、たいして大事件は起こらず、キャストのキャラを見せていくのが中心。けっこう深刻っぽい話も入り、主役の冷血と無情がむっつりしている割にはドラマは軽めのタッチで進みました。え~そうだったの~という意外な展開というのが今一つなかった代わりに、安定してみていられる感じでした。
 
 話のメインは、安世耿の命で神候府に潜入した血を九尾狐の動きと楚离陌と冷血の秘密でしょうか。

 九尾狐は狼族王子を見つけ、その血を手に入れたら、死を目前にしている夫@韓棟の命を救う薬を安世耿に作ってもらえるというので必死。

 皇帝の嫁候補なのに逃亡した楚映雪は、四大名捕の協力で名前を楚离陌と変え、神候府のメイドとして働いている。彼女の友だちに化けた九尾狐の事情に同情し、冷血の血を手に入れる協力をするようになる。
 でも、閉じ込められてる本当の友人はどうなったんだ?

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 冷血こそが、この狼族の王子で、滅ぼされた一族の恨みを晴らすことを願っている。
 満月が来ると、狼人間に替わってしまって・・・というのは、古剣奇譚でも白髪魔女でもなんでも何度もあった設定です。

 彼が狼族王子と知って、さらに何か企んでいる安世耿、早く彼の血を手に入れないと夫が死んでしまうと焦る九尾狐。

 そこにもう一人、楚离陌の母親がかつて諸葛正我の師妹で読心術ができたことが発覚、彼女は秘密裏に諸葛正我に指導を受けることになる。狼人になった冷血を正気に戻せるのは読心術のできる人間だけという前振りがあって、彼女は冷血のところに住み込まされる。それとは知らずひたすら迷惑がる冷血と楚离陌。

 今回の四大名捕は冷血と彼との付き合いが長く狼族のことも知っている無情の生真面目二人組と追命、鉄手の調子のいい二人組に分かれています。
 その鉄手に突然結婚を迫ってかかわってくる凌依依@呉映洁が登場。まんまと鉄手の友達に収まりました。

 今回はちょっとアクション不足でしたが、病弱書生の韓棟とかキャラで楽しめました。
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 冷血には、神候府の同僚姫瑶花、紫夢公主に楚离陌、無情には死んだ恋人がいたようで、追命だけはまだ相手役が出てきてません。

 九本のしっぽ全開の九尾狐vs無情、冷血の場面、CGのしっぽが心配でしたが、思ったよりきれいに動いていました。ほんと動物でなきゃけっこううまいのよなあ。

 安世耿が九尾狐と密会するのが高い塔の一番上なんですが、毎回律儀にそこで待ってる安世耿に九尾狐が寄っていくというパタン。一度や二度ならともかくも、何度も「うまく行きませんでした」「夫を助けられないぞ~」が続くと、もうコメディっぽくなってしまってます。安世耿@何晨銘のキャラのせいもありますが・・・教訓、繰り返すのも大概にw

古剣奇譚 その5

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1~8集の二回目

 
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 半年ぶりの古剣奇譚の記事書いてます。
 
 古剣奇譚の日本公開も8集まで来たわけですが、やっと馬天宇や張檬なんかも出てきて、主要メンバーがそろいました。鄭爽は来週か。ま、その分、うっとおしい女族も出てきましたが・・・
 日本での評判も悪くないようで、うちへのお客さんもきっちり放送のあった日には増えてるみたいです。

 申し訳ないけど、ゲーム系の中華電視劇はまず日本に入ってこないというこれまでの「常識」が頭にあったんで、どうせ入ってこないんだからいいか~と中華ワールドでの公開時にかいた記事は、そこそこネタ割ってしまってます。気になる向きはご覧にならない方が・・・

 で~~~

 二回り目を見ているわけですが、何度見ても美男美女の勢ぞろいですねえ。
 嫌われ役の二師兄の中の人も、陸小鳳与花満楼なんかではきっちりモテ男役ですから。

 そのかわりにといっちゃなんですが、CGの出来にムラがありすぎる。
 どうして、水妖だのヤマタノオロチもどきのCGはけっこうきれいにできているのに、狐だの猫だの普通の動物はこんなに出来が悪いのか・・・謎ですわw

 同じ白髪の仙人役でも、張智尭の紫胤真人は頼りがいのある師父に見えるのに、宗峰岩の掌門は嘘っぽく見えるのかとか・・・言っちゃいかんのでしょうねw

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 このドラマの、枝葉の話も含めて、ラストに向かっていくゲームの形をよく残しているんですが、その分ストーリ展開がうろちょろします。中華ドラマ見る以上、そこには寛容にしてなきゃ仕方ないですけど。

 後、ドラマ内の時間の経過とか時系列とか、気にしてないと今どのあたりなのか迷うし、気にしすぎるとちょっと待て~ということにもなるし、こちらも緩く見てるほうが無難かもしれません。やたら「3年間」が好きなような気もしますがw

 もともとのゲームの展開や設定がドラマになると、矛盾も無理も出てきてしまうんですよなあ。

 徹底的にゲームに合わせたりしたら100集作っても終わらないだろうし、メインストーリだけにしたらつまらないだろうし、その辺のバランスのとり方が難しいところです。
 
 一度ラストまで見ているもので、正直もう楽しめないかとも思ったんです。でも、後の方の話に引っかかっていくのはここかとか、現時点での見方がひっくり返ってしまうところもあって、二度目も結構面白く見てます。

 ちょっとタイムスリップしてきた若曦か項小龍な気分、楽しんでますw
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