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Channel: 江湖迷人
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新白髪魔女傅 その4

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25~34集

 進まないものは進まない。でも、半月がかりで10集進んだ。
 結婚を約束した卓一航なのに、師父が彼の親の仇だというだけで別れを告げられた上、身に覚えがない(でも、自分でもやったかどうか分からない)武当派掌門殺害犯人とされた練霓裳。
 
 彼女を100日以内に殺して掌門にふさわしいと認めさせると一航は宣言。そのために師妹との婚礼を上げて、練霓裳をおびき出そうとする。
 男の裏切りに怒り狂って、練霓裳は白髪魔女に変身。という見せ場なんですが、どうにもこうにも・・・
 卓一航のやり口があまりにも主人公にしては、ゲスいというのもある。
 それよりもなによりも、変身シーンのヒロインの表情が醜い。わざとやってたら、大したもんだけどねえ。男に裏切られた悲しみ、恨み、怒りが一緒くたになって、一瞬で髪の毛が真っ白になる。なのになあ、なにやってんだか・・・あんまりお粗末なんで、こっちの髪の毛が真っ白になりそうだったわ。
 
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 でまあ、なんやかやで話は進む。
 次々と明らかになる「実は誰々・・・」という正体ばらし。
 穏やかで師弟たちにしたわれていた大師兄紹耿南は、実は師父黄葉道長が赤ん坊の時に宮廷から救い出した桂王だと告げられる。最初はいきなり降って湧いた権力に戸惑うもののどんどんとそれに適応していく。その上、どうやっても愛する師妹を卓一航から奪えないことに苛立って、とうとう卓一航殺害に踏み切る。
 だんだんと錦衣衛の慕容冲や黄葉たちの狙いどおりのゲスな桂王に変わっていってます。
 紹耿南たちに襲われて、崖落ちした卓一航は谷の底にいた美少女と謎の女に助けられ、ちゃんと生き延びて、慕容冲に奪われた武芸を取り戻そうとがんばる。
 
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 いくらなんでもサボタージュが過ぎた岳鳴珂はとうとう慕容冲に錦衣衛を追い出され、なぜか鉄珊瑚の世話をを一緒にするようになる。
 
 明月峡に潜入していたスパイの朱雀は、さらに黄葉のスパイだったことが発覚。
 
 こんな中で、いったい誰が主人公なのかわからなくなっています。
 卓一航は主人公にしては主体性もなければ、ヒーローらしい格好良さもない。その上、やることがちまちまとゲスいし、すぐに気が変わる。
 白髪魔女練霓裳は、役者の力量不足が否めない。凄んでみせても、凄くない。凄艶な林青霞の白髪魔女とまでは言わないけど、もうちょっとなんとかならんもんかねえ。
 
 こう並べると、どんどんと人格崩壊していく大師兄紹耿南の転落ぶりがなかなかの見ものです。
 「七剣下天山」でも大師兄楚昭南がどんどん壊れていったけど、こっちでも大師兄がどんどん壊れていっとります。演じているのは、李解@林平之。壊れていく人物の造形はお得意かもw
 
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 あと、辛龍子@葉祖新が「死んだ」卓師兄の代わりに師姐と師兄の名誉を守るんだと健気に頑張ってますが、これが衣装のせいもあって見れば見るほど、賀小梅@馬天宇をちょっと壊したみたいでw 張国栄→馬天宇→葉祖新って順でカリスマ度というかなんというか薄まってますなあ、いろいろと。
 
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