1~11集
張衛健の「隋唐英雄」と認識されていますが、特にそういう設定でもないようです。
1月中には、もう一つ「隋唐演義」が別バージョンで出ることになっているし、中華ワールドでは同じテーマのドラマや映画が一気に発表されるのが普通みたいです。というか、あれもダメ、これもダメで、安全パイなのは楚漢か隋唐か・・・と選択肢が狭まってるんでしょうなあ。
1月中には、もう一つ「隋唐演義」が別バージョンで出ることになっているし、中華ワールドでは同じテーマのドラマや映画が一気に発表されるのが普通みたいです。というか、あれもダメ、これもダメで、安全パイなのは楚漢か隋唐か・・・と選択肢が狭まってるんでしょうなあ。
で、この張衛健版隋唐英雄。チラ見した時には、ディッキー流コメディかと思ったんですが、彼の出る部分以外はけっこうふつうに歴史劇やってました。
ドラマのスタートは陳国を滅ぼすところ。よせばいいのに、滅ぼした陳国王の元王妃と妹はそれぞれ美貌と能力を見込まれて、隋の太子の愛妃と皇后の侍女にスカウトされる。ふたりはそれぞれ報仇のために隋皇帝一族に取り入り、内側から随を滅ぼそうと画策。
張衛健はどっかのインタビューで「程皎金は自分のキャラじゃないと思ったけど、脚本読んだらいけそうだと思ったんで引き受けた」(毎度のことながら、機械翻訳並みの脳内変換)てなことを言ってましたが、どうみてもこの程皎金は彼に合わせて書かれたキャラですわ。
ついでに、今さらネタばれでもないんで、ざっと演員紹介。
隋の文帝楊堅と独孤皇后が寇世@永楽英雄と陳冲@ラストエンペラー。
遊び人であっちからもこっちからも罠にかけられる太子の包小柏は私の知らん人です。
後の煬帝の晋王楊広が趙文瑄@孫文で、粛后が劉暁慶@永楽英雄。
遊び人であっちからもこっちからも罠にかけられる太子の包小柏は私の知らん人です。
後の煬帝の晋王楊広が趙文瑄@孫文で、粛后が劉暁慶@永楽英雄。
太子と晋王の間に立って、危い綱渡りをしつつ自分の勢力を固めようとしているのが李淵で杜志国@大旗英雄伝で、その窦夫人が恵英紅@武侠。その二公子李世民が余少群@新少林寺。
と、この辺が金のかかった配役なんでしょうか?
李淵の長男李建成で喬振宇が出てくるそうですが、現在まだ出てきません。
そうそう、どう考えても隋唐英雄なら主役1号のはずの秦瓊はこんな人がやってます。
蒲巴甲というチベット族出身の歌手兼業演員だそうですが、まだ30前。大英雄秦叔宝の風格もありませんなあ。それなのに、あっちこっちで「おお~あなたが秦叔宝~」といわれて持ち上げられています。まるで宋江みたいですが、いくらなんでも兄ちゃんすぎるわ。
テレビ版を見てるので、なんか時間が一定しませんが、とにかく11集までやってきて、李淵はそろそろ反隋の本音を見せ始め、人格者楊広は太子に取って代わりたいという本音を見せ始めています。
それなのに、恋中の楊広の娘と李世民・・・むりやり別の相手の結婚させられて、それぞれパニクってます。
今までのところ、話はとっちらかっていてばらついている印象ですが、評判が悪い割にはそんなに見るのが大変ということもないです。それならむしろ新白髪魔女傳の方が難看だった・・・ふう
ただ、わたしの持ってる隋唐演義の印象は豪傑大活躍なんですが、このドラマは現時点ではそれより李世民と如意公主の愛情故事、陳朝の生き残り二人を絡めて朝廷の権力闘争というイメージの方が濃い感じです。
どこまでドラマ化するのか知りませんが、これからもうちょっと切ったはったの肉弾戦が始まるのを期待したいところです。